12月15日、事前に案内されたはがきを元にタウンミーティングというものに参加してきました。


タウンミーティングとは、小泉内閣が掲げる「国民対話」の一環として
開始されました。内閣府大臣官房タウンミーティング室のホームページによれば、
「国民と対話を行いながら、常に国民の目線に立った政策をオープンに形成していく」、
さらに、「タウンミーティングは、こうした考え方に基づき、閣僚、副大臣、政府の
重要会議における有識者議員等が、小泉内閣の政策について広く国民から意見を聞き、また、国民に直接語りかけることで、
政策に対する国民の理解を深めることをねらいとして開催されるもの」とあります。

ということだそうです。(パクリ)早い話が大臣およびその関係者に質問しよー!!ということである。尚、私は司会の人が説明してくれるまで対話形式ということを知らんかった。(そこらのシンポジウム形式と一緒と思ってた。ま、実際メンバーが豪華なことをのぞいてはそんなにかわらないんやけど)

このタウンミーティング、去年も行われていたが日本全国を一通り回ったそうなのでしたそうなので、今年はテーマを絞って引き続き行われている。そこで某市にて「頑張れ!ものづくりタウンミーティング」というタイトルで行うということを新聞記事で見たので興味がわき早速応募してみたのである。すると抽選に当たったのか先着順なのか案内の葉書がおくられてきて大商大(これいうた時点でどこの市かわかるが)の記念ホールに向かうことになったのである。大商大は過去に某国税専門官を受けるために行ったことがあるがあれから2年ずいぶんきれいになっていた。学長がヤリ手でいろいろやってることがタウンミーティングのパンフとともについてた大学案内でわかったが、まず名前を変えるべきではないのかなあ。言うちゃ悪いが「大阪商業大学」と言う名前は古めかしく見える。変えるとしたら例えば、この大学、定員900名よりも多く社長を輩出(1000人)しているのだが、それにちなんで「大阪ベンチャー(起業)大学」とか。ま、新しい建物にでかでかと「大阪商業大学」のロゴがあるわけだから
当分名前を変えるつもりはないんやろな。





話がそれてしまったが、会場につくと建物の外には「そんなにおってもしゃあないやろ」というくらい関係者がワンサカいた。中には中で警備関係者がわんさかいた。とくに撮影は厳禁で、鞄をクロークに預けられた上、空港にあるようなX線検査をさせられた。なんてものものしい警備なんや。と驚きつつも入り口近くにあった政府広報資料を集めまくってもらった紙袋に入れた。そこでふと思い出したこと。



「あ、筆箱とメモ用のノートを鞄に入れっぱなしだった



ということでX線を逆行。必要な分だけ鞄から抜き出してまた預けてもらう。そこでまた思い出したこと。



「あ、メガネ忘れた」

 メガネがないと登壇者の顔が見えないくらい目が悪いので不便だが、そう何度も逆行してはみっともないのであきらめて中に入った。時間前に「来る場所間違えてるんちゃう?」と言うくらい派手な若い(但し、国籍不明。東南アジアぽかった)女性が左隣に座って、そして時間前に出ていった。時間になると司会進行役の人がミーティングの趣旨を説明してくれた。どうやらメンバーは平沼経済産業大臣、谷岡大商大学長、そして4つの、俗に中小企業と言われる会社の社長4人だった。そして出演者が入ってくる。おお、生大臣、生平沼さんや。ちと興奮。(あとでそのことを伝えたら家族から「あんたホンマにミーハーやなあ」といわれました。その通りです。)学長も統計の本とかでみたことがある。




 会合がはじまり最初に平沼大臣があいさつをする。ここで思ったのが「政治家、とくに大臣になるような人は自分があんまり知らんことでも十分に知ってますよというしゃべり方をするのがうまい」ということである。大臣というのは多忙で、推測だが今回のミーティングについてもそんなに時間を割いて準備できず、秘書の用意した資料にざっと目を通しただけだと思われるがそれでもうまいことしゃべっているなという感じはした。でも平沼さんなのメートルは100万分の1ではないですよ(笑)

つづいて、中小企業の社長が自社企業について成功の秘訣などをプレゼン。全部地元と思ってたら1社だけで、広島やら熊本やら静岡やらから来てた。「新事業挑戦者内閣総理大臣表彰受賞者」の人を集めたようだ。まあこのミーティングを地元でがんばっている企業の報告だと勘違いをしてた私が悪いのだが。

1人目の人のプレゼンは非常にうまく納得できるものだった。大学から始めるベンチャー設立を主に説いていて「自分とこに別から教授を招聘するには(その方の)奥様を納得させる必要がある」「大学が自分の隣に企業を誘致できるような土地を購入して提供する。するとランチタイムに学生とそこの経営者が一緒になれるような空間が出来上がる」と説明しているのが印象に残った。また外国の大学と日本の大学の職員の質の違いを上げ「国立大学の用度課に行ったら4時59分で(帰ろうと)そわそわしている人がいる」との言葉に、もしかしたら国立大学の職員になっていたかもしれない私は爆笑した。国家2種試験を突破し、大学から内定をもらい4月から働く予定の、もしくは既に10月から働いている皆さん、大学を変えていきましょう(笑)

2人目の人は地元企業の社長なのでより注目したのだが、話が専門的な上に早口なのであまり印象に残っていません。(爆)

3人目の人はすごかった。何がすごかったというとパワーポイントの画面の数である。次々切り替わっていくので手元の資料を見ながら確認していく人達が「今どこやねん?」と戸惑っている様子がはっきりとわかった。私はメモを取るのをあきらめて画面だけを見てたがそれでもはやい。パワーポイントを使った人ならわかるだろうが何せ普通なら1ページに箇条書きでまとめる部分を4ページも5ページもぜいたくに使っている。いやその、これを言うたらメチャメチャ失礼やねんけど、うちのパワポ使い慣れている学生のほうがうまくまとめる能力があるような気がする。トホホホ・・・・

4人目は医療機器の説明をしてたが内容は専門的なのと、聞く能力が低下してきたので割愛、というかあまりメモを取っていない。(いや、おもしろかったよ。心筋梗塞の血管をどーのこーのするとか(^_^;)」

4人の話に共通しての感想は、「理系行っとけばよかったかなあ?」である。手に技術を持っている人がうらやましい。

4人の説明が一通り終わったところで対話ターイム。ただし2分限定。時間厳守。1分30秒を過ぎると「やばい、時間ないのとちゃうの?」と言わんばかりにチャイムが鳴る。2分経過すると2度目のチャイム。さまざまな質問が出たが一番印象残ったのは、地元市会議員が「ベンチャー企業と地方行政のかかわりをどうすべきだと思うか」ということを4人に質問したことである。そうそう、それそれ。方々のプレゼンは「産」「学」ばかりで、「官」抜けとるやないの。と思ってたが来年から地方公務員になる(予定)身としてはまさに聞きたかった質問を代わりにしてくれたのだ。さあどう答えるのか、どう企業は行政に期待してるのか・・・


・・・・・・
・・・・・・
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あれ??

誰も答えへんの???

市役所はあてにしてないということですか(T_T)

代わりに経済産業大臣が答えてた。いや、平沼さんが答えても決まりきったものになるだけでしょーに・・・(爆)

こうしてタウンミーティングが終わり、記者会見をするとのことで一般ピープルは追い出された。
今回は非常に面白かったが、1つ問題点を見つけた。。

それは聴衆に若年者が圧倒的に少ないことだ。私の席の周りは左隣のハデ姉さんの他に20代と思われる女性が座っていたが、あとはほとんどオッサンオバハンジイサンバアサンである。学生なんぞらしき人は私以外には1人くらいしか見かけんかった。

私はそれとの関わりで「若年者、とくにフリーターを対象とした雇用・労働をテーマとするタウンミーティングを行ってはどうかとアンケートに提案した」。来る前に「新卒無業」と言う本を紀伊国屋で買ったことや、対話に「若者が起業に関心がない」と言ったことが印象に残った影響であろう。

とにかく今のほとんどの大学生は教養がないというか、とくに政治に無関心になってしまったのはどうしてだろうと、珍しく真面目に思ったりしたのだった・・・・
※小説「青い山脈」を読むと50年前の高校生が、文学・哲学・思想・社会・政治などにおいて基礎的な教養を備えているということがわかります。




大臣、学長をはじめ4人のベンチャー企業の社長に講演お疲れ様と言いたいが、一番お疲れだったのは司会の横にいた
2時間もずっと立ちっぱなしで、身振り手振り逐一手話の通訳をしてた人だろう。
ありゃ翌日筋肉痛やろ、フツーは。


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