天津丼


 人が物を知るには幾通りかあって、聞く見る触る嗅ぐそして味わうという方法がある。

もちろん聞くと見るとは大違いということもあるので、それぞれの方法の関係には大いに差があるので、

一つの方法に頼るのは間違いを犯す危険がおおいにある。

きっと○○○○も味わうところまで体験すれば、認識も大いに変わるに違いない。

夏の暑い日、新宿の裏通りにある中華料理屋に入った。中華料理屋といっても北海道のラーメン屋程度の

大きさで、高級料理店ではない。

「こんちは、天津丼を下さい」。

僕は天津丼の甘さと酸っぱさの程良い加減が好きである。扇風機がしめった熱気をかき混ぜていた。

暫くしてできあがってきた天津丼は、期待通り卵と蟹とあんかけの何ともいえない至福の時を感じさせた。

どんぶりに眼をやると、モヤシのひげのような物が2本3本。

天津丼にモヤシなんて入っていたかなぁ?と思ってよく見たら、なにやら虫のような物が。

「やっ!小さな○○○○」

と声になりそうなのをこらえてよく見ると、よく煮えているみたい。

蟹も虫みたいなもんだし、衛生上あまり問題ないなぁと思って食べてしまった。

きっと食糧難になったら、貴重なタンパク質源になるに違いない。

バッタの佃煮もあるのだから、○○○○の佃煮や唐揚げがあっても良いんじゃないか。

その時、彼の(かの)嫌われ者は、我々の空腹を満たして、至福の時をもたらすにに違いない。


Sabbathっす。

くった?ねぇー、くったの、うそだとーいってくれぇーーーーーーーいくら小さくても、よく煮えてても、、、

そもそも、あいつらが、衛生上もんだいなんだぁよぉーーーー、あんなん、食うぐらいなら死んだほうが

ましやぁーーー、、、、


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