場所は某屋敷の隠し部屋
そこにいるのは、知らせを受けた「幻風老」とその状況を知らせた「おひょう」がいた。
幻風老:なんてことじゃ!!何故こんな事に・・・いや考えていても仕方がない、早速助けに行くぞ!!
で、場所はどこじゃ、おひょう。
おひょう:調べはついてます、ですが完全に罠です、もう少し様子を見てからの方が・・・
幻風老:そんなことは百も承知じゃ!じゃがわしのせいで・・・
おひょう:やはり行きますか、そんなことは解りきったことでしたね。
私のこの命とうの昔に幻風老様に捧げたみ、どのような状況でも幻風老様と供にあります。
案内します、さぁ、行きましょう!
幻風老:おひょう・・・すまぬな。
さっと、立上り一瞬のうちに白頭巾へと変る。
そして二人は馬に乗り一路戦いの場へと急いだ。
その後ろには謎の影が立っていた。
謎の影:あぁ、幻風老様のあの目は私の時と一緒・・・誰なの、くやしい!突き止めてやるわ!!
この謎の影は昔幻風老に幾度となく助けられた少女だった。
しかし、この子の安全が確認出来た途端町から姿を消した幻風老のことが忘れられず、探していたのだった。
あの時は幼すぎてどうすることも出来なかったが、あれから数十年が経ち少女も立派な女性に成長した。
そして、情報を集めに集め、ついに見つけたのであった。
一途に幻風老を慕い続けるこの女性の名は「風禄」ただひたすら、幻風老を探していたのである。
風禄:絶対に幻風老様は私のものよ!誰にも渡さないわ!
そう言い残すと、すぐに二人の後を追って消えた。
そして、ゴロツキ二人のアジト
めぷちん:先生出番ですよ!先生の力で奴らをコテンパンにしてやってくださいよ。
その、南蛮渡来のカラクリたちでね(ニヤッ)
雀丸:ぞうさもないことだ、このガトリング砲だけで奴らは形すら残らんだろう、ハッハッハッ
久しぶりに腕が鳴るってもんだ!一瞬だよ(ニヤッ)
この「雀丸」こそ世に南蛮のカラクリ使い手として名を馳せた人物である。
あの二人がどうやって、引き込んだかは謎である。
子願:来たよ来たよ!!で、金とおはなが待ち受けてるよ!
めぷちん:そうか来たか、やっと長年の夢が・・・
ん?子願何を顔に書けてるんだ?黒い眼鏡か?
子願:ちがうよ、サアングラスっていうんだって、先生に貰ったんだ、南蛮の悪党の必需品なんだって!
でも、あげないよ、僕が貰ったんだからね!んじゃ外にいるね!
めぷちん:なぜあいつだけ・・・しかも似合ってないではないか、わしの方が似合うってもんだ!!
先生、それでは頼みますよ!それと、あのサーングラスってのもうないんですか?
わしの方が似合うかなぁ〜なんてね(笑)
雀丸:あれはサングラス!それにお前ではまったく似合わんよ。
そう言いって、外に出ていった。
めぷちん:ムカッ、何故子願が似合ってわしはだめなんだ!
後から、子願からぶんどってやる!!
そう言い残し、外に出た。
外ではすでに、白頭巾&おひょうと金&おはなの戦いが始まっていた。
白頭巾:何だお前たち!まだ懲りてないのか・・・くぅ〜邪魔じゃのぉ〜
おひょう:奴らなにか秘策あるのでは?ご注意を!
金:前の俺達だとは思わないことだ!
おはな:その通りよ、ここがあんたの墓場になるのよ、かくごしなさい!
花の束を出しなにかしようとするおはな。
その時!!おひょうは風に乗って匂って来た火薬の匂いを敏感に感じ、またおはなも花の匂いとはまったく異なる火薬の匂いを感じとっていた。
同時に、自分の相方を突き跳ばし素早く身を隠した。
その瞬間、ちょっと高くなっている丘から無数の弾丸が飛んできたのだった。
雀丸:ウキャキャキャッ、みんな消えちまえ〜!!
って、もう跡形もないかぁ〜?ハハハハハッ
素早く身を隠すことが出来た4人。
金:何だ、あのやろうは・・・あいつらか?3流のくせしてキタねえ真似を・・・
おはな:あたいたちは捨て駒だってわけかい・・・なめられたもんだね、ゆるさないよ!!
金:ってことで、一時休戦だ!
おはな:まず、あいつをどうにかしないと、あたいたちの命が危ないからね、しかもあんな武器で・・・
白頭巾:わかったが、この状況はかなりやばいぞ、どうしたものかのぉ〜
金:さすがに手も足も出ないぜ、やっかいだな。
めぷちん:さすがに奴らもこれだけの弾丸を受ければ一瞬であの世行きだ。
子願:でもあそこに隠れてるよ皆。
めぷちん:なにっ!そういうことは早く言わんか!!
先生、他に武器はないんで?一発でどうにか出来るやつ。
雀丸:ウキャキャキャ・・・ん?他の武器?それならそこにあるバズーカ砲で一発だ!
めぷちん:よし、これで一網打尽だ!!
さっそく、持ってみるめぷちん
めぷちん:グハッ、重い!
手伝わんか、子願!!
子願:ほ〜い!
二人掛でやっと持ち上げ標準をセットし打ってみた!
ズドォ〜ン!!轟音をあげて飛んでいく玉。
しかし、その発射の衝撃に耐えきれずにバランスを崩す二人。
玉はあらんところへ飛んでいった。
ドォッカァァァァン!!しかし、その玉が当たった所には見事な大穴が出来た。
あれを、もろに受けては人間なんて跡形も残らないだろう。
金:なっ、なんだあれは!?あれもやつらがやったっていうのか!!
あんなものくらえば、さすがの俺も木端微塵だぞ!
おはな:しかし、この弾丸では逃げるに逃げられないよ、万事休すか?
おひょう:親方様だけは、このおひょう命に変えてもお守りします!
白頭巾:いや、さすがにあれを食らえばただでは済むまい。
それに、お前に身代りになって貰って生き長らえたとてどうするというのじゃ、わしはもう十分生きたさだ。
だが、ただ黙って死ぬつもりはないがな!!
おひょう:幻風老様・・・
おひょうの頬を一滴の涙が伝った。
めぷちん:今度こそ当ててやるぞ!子願行くぞ!!
子願:いくぞぉ〜!!
いそいそと用意する二人
さすがに4人も観念せざるおえなかった・・・
その時!!雀丸の背後に迫る影が一つあった!
風禄:私の幻風老様になにしてるのよ!ハァ〜キエェェェェイッ!!
気合いと供に繰り出された蹴りは見事、雀丸の不意を付いた。
雀丸、接近戦はは苦手らしく見事撃沈。
そのついでとばかりに風禄。
風禄:これが、幻風老様を!!
気合いと供に繰り出した連撃はガトリング砲を粉々にした!
風禄:伊達に一人で旅はしてないわよ!
一瞬の出来事になにがなにやらな、めぷちん、子願。
あまりの出来事に発射スイッチを押してしまった。
案の定、姿勢を崩し玉はあらぬ方向へ・・・ではなく、見事に幻風老たちのモトへ飛んでいった。
しかし、すでに金とおはなの用意は出来ていた。
金:行くぞおはな!
おはな:あいよっ!
金&おはな:くらえ〜合体奥義!「疾風壷乱舞」!!
疾風壷乱舞とは金とおはなの奥義を最大限に生かしかつ、以下省略(笑)
チュドォ〜ン!!見事に二人の合体奥義が玉に当り、玉はあえなく空中で粉々になった。
その時、おひょうはすでに雅の元へと移動していた。
当の幻風老もめぷちん、子願の前まで来ていた。
幻風老:今回はさすがのわしも許せる範囲を越えてしまったぞ!
ただではおかんよ!
それから数日後
彼らはどうなったかと言うと・・・
金とおはなは
金:お前を狙うのもバカバカしくなったから、ここを去ることにした。
倒すことは簡単だけどな(笑)
それに、最高のパートナーにも出会えたし感謝するべきなのかもな。
おはな:馬鹿なこと言ってないでいくよ!
それじゃ、いろいろあったけど元気でね、あの子にもよろしく言っといてね、これはあの子にね!(片目を閉じる)
金:それじゃな!もう会う事もないだろう!
二人はさっそうと消えていった。
おはなは綺麗な花束を、金はなぜか大壷を置いていった。
彼らの噂は東西南北どこに行っても聞けるほど大きな伝説をいくつも残していった。
この話しはいづれまた。
めぷちん&子願プラス雀丸はと言うと
あれから、縛られ船に乗せられ流されたのである。
ある噂によると、異国にたどり着き今では、その名を出すだけで恐れられるほどの、大物悪党になっているそうな。
まったく、迷惑な話しだ(笑)
そこにたどり着き、大物になるまでの大変な話しもまたの機会にしよう。
次は、一途に幻風老を慕っていた風禄はというと
風禄:やっと会えましたわね、幻風老様・・・
長い間探してましたわ、何故あの時急に消えてしまわれたの、わたしは、わたしは・・・
涙をグッっと堪える風禄。
幻風老:そなたの気持は薄々気づいておった、じゃから、じゃからこそ、そなたの前から消えることが一番良いと考えたんじゃ。
わしはこの通りもうかなりの歳じゃ、いや、歳のせいじゃないな、わしと居ると今みたいに危険な目に必ず会う。
わしは、それがいやだったのじゃ、だから黙って消えたんじゃ、すまんかったぉ〜
風禄:・・・幻風老様・・・
おひょう:幻風老様、雅さんは無事でした、今はただ気を失っているだけです。
幻風老:そうかそうか、本当に良かった。
!!風禄は何かを感じとった。
幻風老様!?もしかして、そのこのことが・・・
風禄:幻風老様、私帰ります。
幻風老:いきなりどうしたんじゃ?
風禄:幻風老様、その人のことを見る目は昔私を助けてくれていた頃と同じですね、今はその人が守るべき人なんですね・・・悔しいですけど。
だから、わたしは帰ります、そしてもっといい人をみつけてみせます!
幻風老:???そうか・・・そうじゃな、また会えるしな!
すっときびすを返し去る風禄、もう、もう会うことはないでしょうね。
風禄:今度はその人をどうなさるおつもりなの?
また黙って消えるようなら、わたしがゆるしませんからね!
また振り返り、今度は素早く消えていった、風禄生まれて初めての恋そして失恋だった。
彼女のその後は世界をまたにかけ世界中にその名を轟かした女武闘家と成長していた。
ある噂では、最高の人と巡り合い今では最高の時を送っているとか。
彼女の物語りもまた別の機会に話そう。
そして最後は
幻風老と雅のお話し
だけどこのお話しは話さないほうがいいのかも知れない、このお話しを聞いた人達各自で先の物語を想像してやって下さい。
私が言えることは、二人はとても幸にこれからを過ごしたってことだけです。
おしまい。