身体の変化

つわり  ムカムカする、イライラする、食べ物の好みが変わる、ニオイに敏感になる、口の中が気持ちが悪い、眠い・・・etc.個人差はあるけれど大抵の妊婦がつわりを感じるらしい。
 大体ピークは7w〜9wごろで、12w〜16wごろにはおさまってくるって言われてるから、「8ヶ月9ヶ月にもなってつわりなんてあるかい」とか言われちゃったりもするんだけど、「出産まで続く」人もいるし、つわりがたいしたことない人もいる。もう本当にひとそれぞれ。
 ちなみに私は長男妊娠中、出産まできつかった。吐き気がするタイプのつわりでピークの時は水も受け付けない妊娠悪阻になり、点滴生活だった。体重も出産前から妊娠4ヶ月までで6kgぐらい減ってしまったし。7ヶ月あたりでだんだんラクになってはきたものの、結局産むまで吐き気やムカムカ(そして時々は実際に吐いちゃってた)が続いて、子供が産まれた瞬間それがなくなったものだから「出産の感動」って言うより「ムカムカしないことの感動」が強かった。
 閑話休題。
 
 「つわりはしかたないこと」と言われて、それは確かにそうなんだけど、「我慢してればいつか終わる」と思いつつ、じゃぁもうどうしようもないの?そもそもつわりってなんで起こるの?原因がわかれば対処法もわかるんじゃないの?と思うのが多分普通の考え方だと思う。で、私も調べた。
 んで、結論。「なんで起こるのかわかりません」。しくしく、ひどいじゃないの。なんかね、そういう分野がわかってないって聞くと「病気じゃないんだ、弱音を吐くな」という男の論理なんじゃないかと被害妄想がムクムク・・・・。まぁでも一応「hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)ホルモン」というものが妊娠することによって急激に増え、体の機能が一時的に混乱状態を起こしているのではないか、という説が有力らしい。
 他にも赤ちゃんを「異物」と判断してアレルギー反応を起こしているのではないかとか、妊娠という環境の大きな変化がストレスとなって自律神経のバランスを崩しているのでは、とかも言われているらしい。
 大きくなった子宮に胃や腸が押しつぶされて気持ちが悪くなる、ということも実際あるだろうし。
 
 
じゃぁつわりを克服するためにはどうすればいいんだろう。原因らしきものはわかったけど、対処法がわからない。本屋さんに行けば大量にある妊婦雑誌や妊娠出産の本をちょっと見てみると・・・
 「つわりで食べられないのなら食べられるものを食べられるだけ食べましょう」(だから水も飲めないんだっつの)
 「散歩や買い物に出かけて身体を動かし気分転換をしましょう」
 とにかくこんなのばっかり。「気分転換」とか「誰かに愚痴を聞いてもらう」とか、なんじゃそら?てのばっかりなのだ。それって「いつか終わるからそれまで我慢しましょう」と同じじゃないか。
 というかさ、「つわり?病気じゃないでしょ」って雰囲気ぷんぷんだね。「つわりは気の持ちよう」とか「甘え」とか言うやつ、まだいるしね。
 じゃぁね、考えてみてよ。「お酒飲んで激二日酔い」で、しかもなんか頭も痛くって、食べ物のニオイなんてかいだだけで吐いちゃって、しかも家に帰って寝ようと思っても壁が薄くて隣には頭の悪い学生かなんかが毎夜毎夜友達呼んで馬鹿騒ぎでちっとも眠れない、しかもなぜか二日酔いが1ヶ月も2ヶ月も治らない、もしやこれが何ヶ月も続くのか!?終わりはないのか!?あ〜つらいよつらいよ精神的にもつらくなってきたよぅ〜〜〜!!!
 ちょっと説明クドい?でもそんな感じなのよ。そこで「気の持ちよう」とか言われてみてよ。(しかもこれが通りすがりの見ず知らずの人に言われたりするんだ。逆に子連れで買い物してて「いいわねぇ、ラクな妊娠みたいで。私なんか産むまで辛かったわぁ〜」とか言われても腹が立つんだが。)いい加減暴れたくなるってものよ。つわりがひどかった人数人と話したけれど「産む瞬間より、つわりのほうが何倍もきついよね」ってみんな口を揃えて言うんだよ。
 でもまぁ一人目の時は諦めて耐えましたよ。でもね、私、3人ぐらい子供欲しいのよ。二人目妊娠して、やっぱりつわりがきつかったとき、「耐えるしかないんならこれで終わりにしよう」と思って、もう一度、本気で調べてみた。
 そしたらね、やっぱりあるじゃないの。「アメリカではつわりの時期の妊婦にはジンジャーティーやジンジャークッキーがいい、と言われている」。
 ・・・生姜か!
 さっそく「生姜入り妊婦用お茶(ほうじ茶が主。名前は『マタニ・ティー』笑)」を飲んだり、生姜を料理に使ったりする。生姜入りの料理はともかく、お茶を飲むのはなんだかちょっといいみたい。特に食事の後は必ずムカムカしていたのに、食後お茶を飲むようにしたらムカムカが減ってきた。とりあえず、「誰にでも効く」かどうかはわからないけれど生姜は結構(私には)効果があった。
 あとは背中から腰をオイルでマッサージするっていうのがとっても効果があるんだけれど、背中を自分でマッサージするのは結構大変。


肌荒れ  妊娠してから肌がボロボロ。吹き出物が顔中に出来、化粧品屋では「肌チェック・・・やめときましょうか」と言われ・・・。一人目の時は逆に肌の調子が結構良かったような気がする(後期だけかなぁ記憶が薄れている)のに。
 でも調べると、どちらのタイプもいるみたい。妊娠して肌が荒れる人、トラブルが減る人。どちらも女性ホルモンの影響みたい。妊娠すると「卵胞ホルモンエストロゲン」が一時的に急激に増える。肌に潤いを与えるホルモンだから、まぁ普通に考えるときれいになるんだけど、増えすぎちゃって皮膚の新陳代謝が高まり皮脂の分泌が活発になってその結果ニキビが出来たりする、らしい。
 
 
つまり・・・・まずは「洗顔」ね。というわけでクレンジング・石鹸を買い換える。「肌が荒れるのはホルモンバランスが変わってしまってるから仕方ない」のではなく、「ホルモンバランスが変わった今の私の肌に、今までの化粧品が合わなくなってしまってる」と思ったのだ。
 まずは朝・晩クレンジングマッサージ&洗顔をしっかり。この方法はエステティシャンに教えてもらった方法。確かに朝もクレンジングマッサージをするのは子供がいると(足にまとわりつくし泣くし)大変なんだけど、それでも適当に遊んであげつつ、なるべく頑張る。
 洗顔が終わったら化粧水をたっぷり、美容液にミルク、しっかりと保湿。そして化粧水を子供用に使っている「ガーゼハンカチ」(出産準備品に必ず入ってるやつね)にしみこませ、顔に乗せてしばらく置く。それでも肌は荒れている。よし、基礎化粧も変えないと。ちょうど今のがなくなりそうだし。
 そうこうするうちに、15w頃からだんだん肌の調子が戻ってくる。妊娠・出産で「一気に肌老化が進む」人も多いと聞く。実際私は長男出産前の写真を見ると、あまりの違いに愕然とする。でもそれって「子供がいることを口実にお手入れをさぼってしまってた」ってこともあると思う。だから、これから頑張るのだ!これ以上ひどくしないためにね。


太る
 つわりが終わったころから食欲が復活してくる。あ〜良かった、前回みたいに産むまで吐き続けるのかと思った、とりあえず「何も食べられない」という状態じゃなかったし。はぁ〜しかしお腹がすくな、なんか食べたい。パンとか。そうだ、朝ごはん用にパン買ってこようっと。
 とか言って買ってきたパンは「おやつ」とか言いつつすべて私のお腹のなかへ。
 そして1ヵ月後の検診の日。たった1ヶ月で体重3kg増。こ、これはここ数日便秘で、とか実家で上げ膳据え膳で太っちゃって、とか言ってられない体重だわ。。。
 よく妊婦は「お腹の赤ちゃんのために二人分食べなきゃ」とか言われるけど、あんな小さな赤ん坊(つわり終わったころって20cmとか?)が一人分の栄養を必要とするわきゃない。鉄分とかカルシウムとかこれだけ増やせ、とか書いてあるけど全体の量はむしろ減らしたほうがいいくらい。だって妊娠中は体が栄養をためこもうためこもうとするし、妊娠してどうしても動きはとろくなるし(走るなとか言われるしさ)、そう考えたら消費エネルギー減ってんのにわざわざ食べる量増やす必要ないことがわかるよねぇ?妊娠メニューはむしろ「健康的なダイエットメニュー」(粗食とか言われるやつか?)に近い、と思う。妊娠前、もしくはつわりで痩せたら「その痩せた最低体重」からプラス7kg〜痩せてて背の高い人で12kgが限度、が最近よく言われること。
 でも別にいいじゃん、ワタシの体じゃん、でぶになったって構わないわよ、と思うかもしれないけれど、太るのっていいことない。妊娠線はガンガン出てくるし、妊娠中毒症にはなりやすくなるし、産道にまで脂肪がついてくから難産になるし。
 というわけで食を見直す。油は使うとしても少量、パンにバターはつけない、料理にもバターは使わない(これは保健婦さんに言われた。あまり乳脂肪はよくないらしい)、肉は少なめ魚を食べて、野菜を食べて満足感アップ、大豆タンパクは体にいいから豆腐を食べて、おやつが食べたくなったらお茶とプルーン(これは貧血対策)、ケーキ食べたいけど、食べたいけど、食べたいけど我慢!!!
 そして息子を連れてお散歩は少し遠くの公園まで歩いて。買い物も時には隣の駅のサティまで歩いて。(でもやりすぎて子宮が下がり、激痛で動けなくもなった。ちょうど雨が降ったので一日家にいて無理せずにいたら治ったけど。過ぎたるは及ばざるが如しってね)
 おかげで次の検診時は「体重1kg増」という結果に。ね、これだけがんばってもやっぱり増えちゃうんだって。もしこれを妊娠してないときにやったら、ウツクシく痩せられるのに。ちっ。
 これが産むまで続くのか〜早く産んじゃって好きなもの食べたいよ〜。