2003年04月26日
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親がこどもに望むこと
ある人が「演歌のうまい子にだけはなって欲しくない」と著書の中で登場人物に言わせていた。
特にはっきりとした理由は書いてなかった。
息子に対し、将来こういう職業について欲しい、とかそういうものはない。
だけど私にも、息子に望むことはある。
それは
「駅の名前を全部言えるような子」にはあまりなって欲しくない
というもの。
三代目魚武じゃないけれど。
こどもは「暗記する」ことが得意なのだそうだ。
そうして電車の名前を全部覚えてみたりする。
電車は、好きだから見ているうちに覚えてしまった、ということもあるだろうけれど駅の名前は暗記することが目的であって、それ以上のものじゃない。
というより「わたし(ぼく)はこんなことまで知ってるんだぞ」というような優越感、大人からほめられること、そういったものが目的。
こどもは無邪気というけれど、そんなのは嘘っぱちで邪心だらけだ。
こういう風にいうのは私がそんなこどもだったから。
数家族が集まってのパーティーの余興では父が買ってくれた手品の小道具でも使っていればいいものを「じゅげむ」を言ってみたり、年子の姉がおふろで九九をとなえているのを聞いて意味もわからず覚えてみたり。
・・・鼻につく。かわいげがない。
私はこどものころのわたしのそういう部分をあまり好きではない。
そんなこどもにだけはなって欲しくない。
優越感も「ほめられたい」という気持ちも悪いことじゃないけれど、あまり表に出しすぎると嫌味になるんだよ。
そういう風に教えたい。
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