チェス
中三のころ、友達6人と学校の図書室に行った時の話だ。
みんなでなんかいろんな本を読んでいた。友達のユウタ君は図書室のイスに座りマンガを読んでいた。
するとユウタ君はその巻を読み終わったらしく、席を立ち新しい巻をとりに行った。
ユウタ君は要は、いじられキャラだった。でも彼はそんないじられが大好きで、ようはマゾである。
ユウタ君はそのマゾ性を開花させ、わざといじられるような行動をとることもしばしばあった。
そこで僕ら五人は"いいこと"を思いついた。それはユウタ君のイスをかくすことだ。
それによりユウタ君はキョドってまたいじられる。そこでまた笑いが生まれるわけである。
しかし、事は意外な方向へ進んだ。ユウタ君は新しい巻を取って満足した様子で帰ってきた。
がしかしそこにあるはずのイスがない。
そこでユウタ君は一言。
「あれ?オレのチェスは?」
その日から彼のあだ名がチェスとなったことは言うまでもない。
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