ドドンパ!!
これは確か小6のころのことだと思います。
そのころぼくと友達数人はドラゴンボールのタオーパイパイの繰り出すドドンパに夢中だった。
休み時間も無意味にドドンパと叫んだり、帰り道でもドドンパ!だった。
ある日、ボクとジュン君とツーちゃんとソウマとリョウタとで学校の廊下を歩いていた。
例のごとく僕らはドドンパを連発。連呼しながら廊下の曲がり角を曲がるとそこには河野先生がいた。
するといきなり「私に向かってドドンパって言ったでしょ?」
いやいやいや、僕らはそんな気は全くない。ただただ、連呼することに喜びを覚えていただけだった。
僕らは河野に連行され相談室で説教を受けた。しかし、悪気はみんな無くて、何を言われても
「そんなんじゃなくてただ言いまくってただけですよ」と言っていた。
それでも河野ほ理解せず、次第に僕らの口調も「は?だから言ってねーっつーの」と変わっていった。
そのまま話はまとまらないまま、僕らは釈放された。その日の放課後、僕らは担任の工藤先生に呼び出された。
最初は怒られそうだったが、ちゃんと訳を話すと工藤先生は理解してくれた。
「お前らの気持ちは分かった。でも、あっちの気がすまないからとりあえず謝りに行こう。オレも付いていくから。」
工藤先生はそう言った。僕らは工藤先生に従って、河野のとこへ行った。
僕らはしかたがなく謝った。僕らは罪もなく謝ることがすっげえ悔しくて、気づいたらみんなの目には涙があふれていた。
僕らはそれからドドンパと口にしなくなった。
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