一人きりの卒園式
今からさかのぼること12年前。幼稚園最後の式典、卒園式で僕は卒園証書をもらう代表になっていた。
前日の練習で僕は、先生にほめられやる気まんまんだった。
この調子で明日も行けたらいいななんて子供なりに考えていたことだろう。
当日の朝、僕はいつものように目覚めた。するとなにか様子がおかしい。なんか体中がかいい。
どうしたことだ!と思い体を見回した。するとなんかボツボツがいっぱいある。きもちわりー。
母親に見せたら、「あ、水疱瘡ね。」と一言。そのまま僕はいっつも母親と行く幼稚園には行かず、
病院に強制連行された。医者からも「あ、水疱瘡ね。」とのこと。
ちくしょう!大人みんなしてオレをいじめやがってと思った。
そんな簡単に言うくらいなら幼稚園行かせろ!とも思った。しかし大人たちは絶対に行かせてくれなかった。
今思えば当然だがすっげえくやしかった。その日の午後、園長先生と担任の先生がオレんちにきて
僕一人の卒園式が行われた。なんかうれし恥ずかしいそんな感じだった。
この話に落ちはないんです。すいません。
back