Pont de Sevres

pont de sevres この橋はParisではなく、Parisの西隣町であるBoulogne-Billancourtとさらに西のSevresとのあいだのセーヌを渡す橋である。橋は近代的な造りでとくに美しいとかキレイとかということはない。むしろ近代工業的ありふれた橋で面白くも何とも無い。ただこの橋はParis中心街からVersaillesへぬける古い通り、現在のN10という国道が通っているがこの通りは直接Versaillesの宮殿前の大きな通りに直結している。かつて栄華を極めたルイ14世のころの貴族たちが通った由緒正しい通りにかかる橋である。現在はParis側から橋を渡ってすぐに分岐し、Chartres、Orleans、Bordeaux、Nantesといったフランス西部へと通じるN118という国道にとっての要所となる橋である。

usine renault 橋自体は特筆すべきことが何一つ無いのであるが、橋からの風景はとても興味深い。ここはセーヌで侵食されたParisの盆地の西はずれでここから西は台地のようになっている。高台に見える古い建物は皆美しい。橋から見下ろす川とその川辺はのどかでトラムが走っている。特筆すべきは、橋から川の上流に見える中州にあるRenaultの古い工場である。ぼろぼろではあるがその風格はヨーロッパのモーターリゼーションの始まりのころを思い浮かばせる。


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