KISS

街中ほら Honky-Tonk Blue 息苦しい街風 滲み出した汗の雫が 排気ガスに溶けてく 
打ちつける鉄骨の地響きが街を黙らせる 彼女の擦り減ったヒールと泣きそうな唇
地下鉄のレールのリズムで 新聞の文字を追う 子供達はイヤホンで耳をふさいで漫画を読む
ガラス越しに張り付くほど押しこまれて肌を寄せ合えば 頭の中夢駆け回る
人生未だ語らず 一駅毎待ち焦がれこみあげる 敗北者と勝利者が自分の明日に描き出されて 扉の向こうで待ってる 全てが終わるはずなく

 踏み出して 走りつづけて 勇気に心躍らせ
 勝ち抜いて しくじっても 陽気に笑い飛ばし
 様子を見て 誘い出して 切り札胸に隠し
 調子合わせ 紛れ込んで 裏も表も感じるまま

デスクの書類の山の中 こめかみ突くテレホンコール 乗換えと渋滞に骨折る かばん抱えた企業戦士 
ハードの画面にソフトデータからの憂鬱な文字 彼女の指先がセクシーにキーボードを叩く
軽いジョーク 噂話 社内恋愛 残業 家庭 仕事 ノイローゼ並べ 処方箋薬で生きる
まともになりたいのに まともじゃない事に縛られる 苛立ちと吸殻の中
それでも何かが少しずつ蠢いているのがわかるのさ 心が壊れちまいそうだ 何を求めて暮らしているのか そして俺を何処かに加えておくれよ 愛しい君に

 Money money diamond 欲望に身を焦がし
 Mad Love 分け合えない 愛欲におぼれて
 Money money diamond 全ての輝きのよう
 Pure love sweet home かばんの隅に子供の写真

油まみれのCity energy 泥だらけのCiti light 夜の街に天使を装うアルコールの慰安婦 
一日中 あくせくと働けば背広もくたくた
3杯目のバーボンを飲み干したら世界が変わっちまう まだ生きてるぜ
分け合えない痛み持った大人 安らかな心のひとつが 励ますように笑い飲みながら いつもの調子になる
Hey 彼女 今夜のご機嫌はいかがですか 俺たち今日も働きました
明日に僅かな希望を握り締めて最終のホーム
まだ燃え尽きぬ街を去り家に帰れば HoneyとBabyの顔にそっとKissしてやるつもりです そして俺は

I am a worker,hard worker
休みのない lonely worker
I am a worker,get so tired
I am a working to get some money
I am a worker,hard worker
疲れも見せずにlong worker
I am a worker,get so tired
Wasted time leaves little money

Any way・・・

働き詰めの企業戦士と社会のシステムを風刺した歌だろう。しかし、その奥で彼自身の生活もこの歌に重ねているのではないか?とてもノリの良いパンチのきいたロックです。