おやじ臭い?

 
一部の若い女性が特に敏感に嫌う”おやじ臭さ”のおはなし。

 40歳を過ぎた中高年の皮脂には、若いころと比べ脂肪酸の一種が増えています。この脂肪酸が分解されることにより体臭成分ノネナールが生成され、青臭いにおいや脂臭いにおいのもととなります。

 資生堂と高砂香料工業との研究でこのメカニズムが解明され、脂肪酸の分解を防ぐ抗酸化剤と抗菌薬剤を配合し、「ケアガーデン」ブランドとして体臭ケア商品が発売されました。

 ケアガーデン・シリーズはボディーシャンプーのほか、スプレー式ローションなど6品目。発売からわずか10日で16億円に達するヒット商品となりました。

 中年男性だけでなく女性が買って行くケースも多いというから、本人が気づかないことも多いのでしょう。まぁ仮に自分は気づかなくても周りの人間が使って、快適なら結構な事ではないでしょうか。

 若い女性がおやじ臭いといって眉をひそめているのを見るのも仕方ないのかなぁと思う反面、あんまり気分のいいものではないですから。



フルーツポンチ

 
色とりどりの果物を盛りあわせた「フルーツ・ポンチ」は、缶詰やフルーツ・パーラーのメニューで親しまれています。この「フルーツ・ポンチ」の「ポンチ」、いったいどういう意味なんでしょう?

 実は、この言葉、もともとは「パンチ」という飲み物からきているのです。「パンチ」には、ヒンズー語で 「五」という意味があります。

 「パンチ」は、インドでつくられたカクテルの名前で、5種類の材料を混ぜ合わせて作られたところから、その名がつけられたのです。

 5つの材料とは、一般には、水・砂糖・酒・レモンジュース・スパイスとなっています。このカクテルの名にフルーツを冠して、「フルーツ・パンチ」、それが変化して「フルーツポンチ」となりました。

 パンチ風の甘い飲み物にフルーツをたくさん入れたもの、といった程度の意味です。



歌舞伎は、なぜ梨園?

 
『梨園』というのは、唐時代の中国からきた言葉です。

 唐の玄宗皇帝は、楊貴妃とのロマンスで有名ですが、芸能が好きで、自身も音楽の達人でした。

 彼は、宮廷の「坐部技(ざぶぎ)」という音楽を奏する者の子弟300人を選び、宮廷内の梨園(梨の木のある庭)で、みずから音楽を教え、舞なども勉強させました。

 これを、「皇帝梨園の弟子」と呼んでいますが、後には、劇壇全体を『梨園』 と呼ぶようになりました。この故事から、江戸時代には歌舞伎の世界を『梨園』と呼ぶようになり、これが現在にも引き継がれているのです。

 『梨園』というのは、もともとは演劇・音楽など、あらゆる芸能をひっくるめた言葉ですが、一般には、歌舞伎だけを呼んでいます。



醤油あれこれ

 
醤油の歴史をひも解くと・・・

 ルーツは中国古代の「醤(ひしお)」であるといわれています。醤は塩漬け発酵食品の総称で、草醤(現在の漬物)、肉醤(塩辛類)、穀醤の3種類に分類され、穀醤がしょうゆへと発展していきます。

 鎌倉時代に信州の禅僧が、味噌の桶底にたまった液を調味料としました。これを溜といいます。室町時代には醤油の製法が確立し、江戸時代に入ってから産業として大きく発展しました。

 江戸初期には、関西から運ばれてくる「下り醤油」が主力でしたが、江戸が日本の中心として機能するにつれて、関東のこいくち醤油が台頭し、現在ではしょ全生産量の約82.5%はこの種類となりました。

 醤油の種類は基本的には日本農林規格(JAS規格)で規定されている5種類があります。

@こいくち(濃口)しょうゆ
主原料は大豆(又は脱脂加工大豆)とほぼ等量の小麦、それに食塩です。

Aうすくち(淡口)しょうゆ
色が薄く、関西料理の調理用として京阪神方面で使われます。原料も製法も「こいくち」とほとんど同じですが、食塩で熟成を押さえ仕上げの段階で甘酒をくわえるそうです。

Bたまり(溜)しょうゆ
愛知、三重、岐阜を中心とし、少量の小麦を加え、色が濃くどろっとしています。

Cさいしこみ(再仕込)しょうゆ
醤油を二度醸造するような形でつくられ、色も成分も濃厚で甘露醤油とも呼ばれています。

Dしろ(白)しょうゆ
「たまり」とは逆に小麦が主な原料でうどんのつゆなどに使われます。

 さて、我が故郷である宮崎の醤油は、おそらくさいしこみ(再仕込)しょうゆのことだと思います。塩分よりも風味が勝っているからか、甘口の醤油です。