腰弱日記

腰弱日記とは、いわゆる自爆事件簿である。なぜこんな恥ずかしい自分のサビをwebで公開しなければならないのか。それは、私が万が一怪しい洗脳系セミナーに引きずり込まれ、涙グショグショ、鼻水垂れっぱなし状態で泣きながら恥を告白するくらいなら、ここで笑い飛ばしてしまった方が良いと言う判断から、書き出したエッセイである。以下のお話はほぼ事実です。登場人物もほぼ実名です。登場するみんな、ゴメンね。(てへっ)

 

ヤツは突然…。(第二話)


 

さてさて、挙式が無事に終わりようやく披露宴の幕が上がった。新郎新婦の入場から始まる訳であるが、あの特殊な歩き方はどうにかならない物だろうか?ビデオを見直すと、私は油の切れたロボコンの様な歩き方であった。「ウィ〜ン・ギシ!ガッシャン!!」という効果音まで付いてきそうだ(笑)。

でもって高砂について、仲人からの新郎新婦の紹介、主賓の挨拶(この辺が出席されている方が一番退屈する所。高砂から見ていても良く分かります。)が淡々と進み、ようやっと「かんぱ〜い!」となって宴の始まりである。

食事が運ばれしばらく歓談していると、早速お色直しへと突入。意外と早い展開である。着替えの都合上奥さんが先に退場、少し時間を空けて私の番であるが、退場のテーマソングが友人の民謡歌手、伊藤多喜雄さんの「秋田盆唄」(ラップ調の非常に面白いアレンジがしてあります。必聴!)である。人を喰った演出としか言いようが無い(笑)。会場中がゲラゲラ爆笑する中退場した新郎は、私ぐらいだろう。

インターバルがあり、洋装で再入場。この時の格好がまたスゴイ。写真を見ると赤面しちゃうほどハデなモーニング(すし屋のヒカリ物状態)。普通結婚式は新婦が主役であるが。私は「パセリ君」(主役の付け合わせね)にはなるまい、「俺が今日の主役だ!」という余計な決意が、それを選ばせたのだろう。しかし所詮パセリはパセリ、高級ビフテキ(←死語)には勝てなかった(泣)。

話がかなりそれました。え〜っと何処まで書いたかな?そうそう洋装で入場だ。入場が終わると、これまたお約束の「ウエディングケーキ入刀」へと式は進む。この時悪魔のカウントダウンは最終局面を迎えた。晴れやかな笑顔(自分で書くな)で登壇する新郎新婦、「夫婦になって、初めての共同作業です!」などと、ベタベタの台詞で囃し立てる司会者。

「…6,5,4,3,2,1…ピーー!

「ヴ!」

ウエディングケーキと我々2人を乗せた台がいきなり回転したのである(お客様に良くみえるようにする、ホテルの演出だったらしい)。とっさの出来事によろける私。踏ん張った瞬間にスイッチが入りヘルニアった。吹き出す脂汗…。ついにヤツは来た。

司会者「それではウエディングケーキ入刀です。張り切ってど〜ぞ!(N●Kのノド自慢か?)」の声と同時に、式場の人が「はい、切って!」と言いながら腰を叩いてダメ押し。「やめちくり〜」と心で叫びながら、引きつった笑顔でナイフを入れる。

短いセレモニーであったが、私にはエライ(随分)長く感じた。楽しい?はずの披露宴であるが、「はやく終わってくれ〜!」と思いたくなる拷問へと転落した瞬間であった。ちなみに、披露宴が始まって一時間あまりの出来事だった。前傾姿勢(ヘルニアンの最も正しい姿)で高砂へと向かう私。かなりカッコ悪い。今思い出しても涙チョチョ切れである。

次回いよいよ完結。悲劇はまだまだ続く。今宵はこのへんにしとう御座います。(大河ドラマ風。)

 

追伸:ウエディングケーキのナイフ入れる所って、ラードが詰まってるって知ってた?

これから結婚する人、ゴメンね、バラして。

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