腰弱日記

腰弱日記とは、いわゆる自爆事件簿である。なぜこんな恥ずかしい自分のサビをwebで公開しなければならないのか。それは、私が万が一怪しい洗脳系セミナーに引きずり込まれ、涙グショグショ、鼻水垂れっぱなし状態で泣きながら恥を告白するくらいなら、ここで笑い飛ばしてしまった方が良いと言う判断から、書き出したエッセイである。以下のお話はほぼ事実です。登場人物もほぼ実名です。登場するみんな、ゴメンね。(てへっ)

 

運命的出会い!第1話


 いやぁ、久しぶりの腰弱日記更新です。さて題名の通り、私とヘルニアの出会いをご紹介致しましょう。あまりにも衝撃的っちゅうか、あんまり思い出したくないんだけど。出会いを知っているalpine氏のご要望にお応えして。

私の記憶が確かならばぁ…。時をさかのぼる事約10年前、”いか天”なる番組が流行っていた頃ぉ、私は…。

酒に溺れた純朴な高校生活を送っておりました。まぁ普通、高校生といえばたまに誰かの家に行って、煙草を吸ったり、酒を飲んだりってのが通常だと思うんですが、私の場合は違ったんだよねぇ。

親が放任主義だった為、夜な夜な街に繰り出して飲み屋に行ったり、朝学校で写真部(暗い!)の部室にボトルキープしてある”Four Roses(絶対にブラックラベル)”やら”サントリークレスト”を軽〜く2杯ほど(しかもストレート)煽ってから授業にのぞんでた訳。

ちょうど2年生の頃そんな生活をしていた私とalpine氏は衝撃的?な出会いを果たした。俗称JK1YXGと呼ばれる「数理部物理班」という部室で。何をしているかというと、要はアマチュア無線部ね。

ここでの相当好き勝手な活動はまた後日書くとして、私が同じクラスだった「文ちゃん」の紹介でalpine氏と知り合った訳。当時はインターネットはおろか、メールやHNなどという物はないので、お互いコールサインで呼び合ってた…(郷愁)。

当然高校生である以上、決められた授業を受けなければならない。alpine氏は「国立理系」というお利口さんな進学クラスに属していた訳だが、私は勉強がどっちかっちゅーと苦手な人たち(含む俺)の「私立文系」クラスに所属。

しかしこの部類の人間は「授業は受けたくないから妨害する。でも学園祭とか球技会なんかのイベントは一生懸命」というやりたい事だけをする非常にタチが悪い連中の集まりでもあった。余談ではあるが、私はこういう少女漫画に出てくるヒーローみたいな奴は大嫌いだ。

ということは、普段の授業はうるさいけど体育だけは気合入れるという集団である。

ちなみに私はと言うとかったるい事が嫌いである故、学園祭・球技会・体育の授業はあんまり一生懸命ではなかったのだが、ある体育の授業だけは一生懸命やっていた。それは格闘技といわれるスポーツ、ラグビー。

通っていた高校は、県内でも有数のラグビーが結構盛んな学校で(但し万年優勝できず)、体育の種目にも取り入れられていた。ラグビーは正直好きなスポーツだし、やってもみたかったのだ。これがいけなかった…。

当時私の体格はというと、身長171cm/体重58kgという鶏ガラもビックリ!というスリムなスペック。今では見る影もないけどね。(全然別件!!

これで何故かスクラム要員(フォアード)というのが不思議だよなぁ、ラグビー部の連中とかいたのに。

私がフォアードやってるくらいだから、当然練習しても球技会で交流試合やっても勝てるはずがない。押されっぱなし、スクラム崩されっぱなしというスクールウォーズも真っ青な状態に陥るのは火を見るよりも明らか。

まぁそこで事件(事故)は起こったわけで。(なんか今回は書き方に’北の国から’が入ってるなぁ(笑))

時は2月中旬の一番しばれる時期だった。軽いUPのあといつもの様に練習試合。ちなみに私はスクラムの2列目、真ん中が与えられたポジションである。試合開始早々、我がチームはあっという間にゴール前まで攻められた。その時相手のミス「ノッコン」でスクラムとなる。

ゴール前でのスクラムとあって、みな気合だけは入るが、あっという間に潰される。本当に弱小チーム…。

その時である。前出の文ちゃんはスクラムの1列目、私の真ん前であった彼のケツが押された勢いで私の後頭部に鎮座してしまったのだ。そこで終わればなんてことはない。だが相手はどんどん押して来る。

普通では考えられないほど前に倒れる私の首。「ミシ・ミシッ!」という音がしたかと思うと、激痛が走りそのまま失神というか気絶した。(人間の体って、ある程度の限界を超えると気絶するように出来ているらしい)

この後は覚えていないが、目を覚ましたのは保健室の床の上だった。(普通ベッドに寝かせるでしょうに、何故?)

文ちゃんや体育教師、担任が心配そうに私の顔を覗いているのがはっきりと分かった。「お!気が付いた」という言葉も遠くから聞こえる。当の本人はなにが起こったのか、まったく分かっていない。

「なに?俺どうしたの???」という疑問が頭をよぎる。とりあえず体を起こそうとすると、力が入らない!少し起き上がれても頭が体に付いて来ないのだ。つまり首が据わらない

うぎゃー!!

これまでに経験した事のない痛みに襲われ大絶叫!その場で泡吹いてまたもや失神しそうな痛みだ。

「おとなしく寝ていろ!」体育教師の怒号が狭い保健室に響く。「とりあえず救急車呼んだから、病院へ行くぞ」とも言ってる。

え?救急車?俺って重体?」救急車と聞いたとたん全身から血の気が引いた。これマジで。実際の所、足の先端などつねられても感覚がなかったのだから、相当ヤバイ状況に変りはない。「ひょっとして下半身麻痺?」という最悪のシナリオが頭の中を猛スピードで駆けて行く。

ピーポー・ピーポー・ピーポー

救急車がやってきて、保健室の真ん前に横付けされた。中からオレンジ色の服を着た消防士さんがバタバタ降りてくる。

消防士:「患者は!?」

先生:「この人です!」

消防士:「分かる?もうちょっとだから頑張って!搬出するからね!」

と声を掛けられたが、緊迫した空気が私の気分を更に悪くした。「絶対に俺は死ぬ!」本当にそう思うくらい緊張した瞬間だ。

救急車に乗る時に分かったのだが、ちょうどその時は休み時間。全校生徒ならびに全職員の注目を浴びながら私は車に乗せられたのだ。

以下第2話へ続く。

今宵はこのへんにしとうございます。

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