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事故米をめぐり、「摩訶不思議」なコメの流通過程が問題視されている。
ところで、今食管法廃止直後のコメ本(=平成大冷害直後)を 図書館から借りて読んでいるが、当時、よく言えば「自由米」、 実態は「ヤミ米」というのが、日本のコメのうちなんと2割を占めていた。
小生が社会人になった直後であるが、そういえば当時は食管法とか 食糧庁とかヤミ米とかありましたね。
「違法米」が市場の2割を占める、という、とても法治国家とは思えない実態が ほんの15年前には横行していたのである。
なので、当時のコメの流通は、 「いかにこの違法米を、さも合法なように装うか?」という「コメ・ロンダリング」を行っていた。 なので、その実態は消費者はおろか、農水省(食糧庁)ですら全容を判明できない 異界であったのである。
食管法が廃止になり、「違法米」が合法になり「コメ・ロンダリング」の必要性が なくなったにもかかわらず、この摩訶不思議なコメ流通の仕組みはしっかりと生き残ったのである。
で、そのコメ・ロンダリングの仕組みが、事故米とかに「転用」されたのが、今回の事件ではなかったか?
今回の事故米騒動は、その意味では「食管法&ヤミ米制度」が15年の歳月を経て 化けて現れた現象、という気がする。
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