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日本の炭鉱というのは、露天掘りでなく地中深くを縦横無尽に掘り進んでいる。 これがコスト高になって、輸入炭との競争に敗れて全部閉山の憂き目にあった訳だが、 各炭鉱が有していた「有形無形の技術・ノウハウ」が、まさに危機的状態にある。
60年代・70年代に炭鉱の最先端にいた働き盛りが、今やリタイアして、 一部は寿命を迎えつつある。
「炭鉱なんて過去の話だから、そんな技術なくてもいいじゃん」と 鷹揚に構えている人がいるから困る。 地熱発電関係者の話だが、地熱発電において、(環境省の無理解という別問題を除けば) 最大のネックはボーリングコスト高であり、そこをブレークスルーするには、 日本の炭鉱ボーリング技術がまさに生きてくるのである。
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