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そろそろあじあ号様との会食に出かけなければ行けないが。
屋上緑化について、その経済的効用を試算してみた。 「建物の長寿命化」「資産価値の向上」という経済効果はあるのだが、 これは数値化が難しいので、計算可能な 「最上階の冷房負荷軽減効果」と「東京都CO2排出権ペナルティ支払減少」を計算した。
そうすると、23区の大半の区では収支が成立しにくいが、 3分の2補助が出る「中央区」「豊島区」だと、収支が合いそうな結果が出た。
しかし、それにも条件があって、 「最上階空調の費用負担者と、緑化施工者が同一」じゃないと、この収支は成り立たない。
というのは、A不動産が10階建てのビルを持っていて、10階のテナントがB社だったら、 「緑化工事負担はA不動産、空調費軽減の効果はB社に帰属」となる。 つまり、テナントビルだと成立しないのである。 自社使用ビルでないとメリットが出ない。
同様に、マンションでも×。 「緑化工事は管理組合全体で負担、その効果は最上階住民だけ享受」では、 最上階以外の住民が納得しない。
なので、本気で屋上緑化をすすめたいのであれば、 「最上階空調費節減メリットを、屋上緑化施工者へ移転するような仕掛け」が必要になる。 それさえできれば、中央区・豊島区では「経済的にトクになる」。
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