飯坂(いいざか)(特別) 【福島】
福島市に属し、阿武隈川の支流、摺上川に沿った温泉町で、日本武尊(やまとたけるが発見したという言い伝えがある。泉質は無色透明の単純温泉だが湯量は豊富で、飯坂発祥の湯とされる鯖湖湯(さばこのゆ)など九つの共同浴場があり、芭蕉の「奥の細道」には鯖湖湯の名で登場している。鳴子、秋保(あきう)とともに奥州三名湯のひとつ。
飯豊(いいで)(特別) 【新潟】
飯豊山は山形、福島、新潟の3県境、阿賀野川と荒川に挟まれた地塁山地で、飯豊連峰とも呼ばれる。連峰の最高峰は大日岳(標高2,128メートル)、これに主峰の飯豊山(標高2,105メートル)が続く。非火山性の山としては東北地方一の高さを誇る。山中にはクマ、カモシカ、サルが生息し、山頂部には高山植物が多い。飯豊山頂には飯豊山神社五社権現が祭られている。磐梯朝日国立公園に属し、山頂からの展望は抜群。
飯盛山(いいもりやま)(特別) 【福島】
福島県会津若松市の東北部にある小丘で、1868年(明治元年)会津藩白虎隊が官軍と戦って自刃した場所として有名である。
医王子(いおうじ)(特別) 【福島】
奥州三名湯のひとつ、福島氏の飯坂温泉にある真言宗の名刹で、開祖は空海といわれている。境内には歌舞伎「義経千本桜」が狐忠信で知られる、源義経の家臣・佐藤継信、忠信兄弟の墓があり、松尾芭蕉が訪れたときに詠んだ「笈(おい)も太刀も五月にかざれ紙のぼり」の句碑が建つほか、弁慶のものという笈が残されている。
錨山(いかりやま)(特別) 【阪神】
神戸市元町の背後で夜ごと浮かびあがる「錨」のイルミネーションが設けられた小高い山。再度山と諏訪山の間に位置し、隣の神戸市の市章を配した「市章山」と並んで、百万ドルの夜景の港町の象徴として市民に愛されている。
斑鳩(いかるが)(ステークス) 【京都】
奈良県生駒郡の聖徳太子の斑鳩の宮のあった所で、夢殿はその跡をいう。法隆寺、中宮寺、法輪寺などの社寺があり、西の竜田川は紅葉の名所として知られている。
生田(いくた)(特別) 【阪神】
神戸市中央部の旧区名。地名は同地にある生田神社に由来する。この神社には稚日女尊(わかひるめのみこと)を祭っているが、これは、その昔、神宮皇后が三韓征討の翌年に大和へ帰る途中、神のお告げで祭ったものと伝えられる。社地内には深い森があり、源平時代には戦場となった。
漁火(いさりび)(特別・ステークス) 【函館】
漁火は「ぎょか」とも読み、漁灯(ぎょとう)ともいう。夜間の漁業の際に、魚が集まってくるように焚く火のこと。函館湾のイカ漁の漁火には、幽玄の雰囲気がある。
石和(いさわ)(特別) 【東京】
山梨県甲府市の東隣の町で、東八代郡に属している。中心街は甲州街道の宿場町として発達した。ブドウ栽培が盛んで、柿の生産量も多い。昭和35年に温泉が発見されてからは、ブドウ狩りを兼ねた京浜地区からの観光客が多くなっている。また、昭和60年には全国で20番目のウインズ石和がオープンしている。
石打(いしうち)(特別) 【新潟】
新潟県南東部の塩沢町にあり、上越沿線の深雪地帯で、スキー場として有名である。
石狩(いしかり)(特別) 【札幌】
北海道第一の大川で、源を石狩岳に発し、石狩平野を蛇行し多数の三日月湖を形作りながら、石狩湾に注ぐ。長さ262キロ。上流の層雲峡や中流の神居古潭は観光の名所で、下流には、北海道一の平野が広がり、農牧地および産業・文化の中心地域となっている。
石山(いしやま)(特別) 【京都】
滋賀県大津市の一部で観月の景勝地。近江八景の一つに、石山の秋月がある。縁起絵巻で著名な石山寺がある。
和泉(いずみ)(ステークス) 【阪神】
大阪府南部の都市で、堺市・和歌山県に接し、和歌山県側の山間部は「生駒・金剛国定公園」に指定されている。
出雲崎(いずもざき)(特別) 【新潟】
新潟県中部、日本海に臨む三島郡の町。かつては北国街道の宿場町、佐渡金山の金陸揚げ港、越後米の集散地として栄えた。出雲崎漁港は沿岸漁業の基地。松尾芭蕉が「荒海や佐渡によこたふ天の河」と詠んだのはこの地で、良寛和尚の生地でもある。
伊勢(いせ)(特別・ステークス) 【中京】
旧国名。別称勢州。東海道14か国のひとつで、現在の三重県の大半を占めていた。古くは伊勢神宮の所領地が多かったものの、平安末期に平氏の本拠地となり、その後は大内氏、土岐氏らが所領。南北朝期には北畠氏の支配下に入った。近世初期になって徳川幕府は藤堂氏を伊勢に封じ、明治に至った。天照大神と豊受(とゆけ)の神を祭る伊勢神宮には、昔から「お伊勢参り」の参詣者が多く、江戸時代の明和8年(1771年)には年間200万人を記録。現在は1,000万人を数える。伊勢市は伝統的な観光都市である。
潮来(いたこ)(特別) 【中山】
茨城県南東部、利根川と北浦の間にある行方郡の町。北利根川の左岸の中心市街は奥州と江戸とを結ぶ水運中継港として栄え、諸大名の米倉があった。当時は香取、鹿島などの社詣での人たちでも賑わった。潮来の古名は板来。これを潮来に改めたのは徳川光圀だという。現在は水郷観光の中心地で、とくにアヤメの咲く季節には人手が多い。
伊丹(いたみ)(特別) 【阪神】
伊丹市は兵庫県南東部にある。大阪平野西部の武庫川流域を占め、古くは猪名野といった。僧行基(668〜749年)が造ったという昆陽池など、溜め池が多く水田が広がる。中心市街は伊丹氏の城下町、近衛家領として発達した。酒造地としても全国的に知られている。現在、県下では尼崎市に次ぐ工業地帯を形成し、大阪市の衛星都市化で住宅地も急増した。市の東端には大阪国際空港がある。
市川(いちかわ)(ステークス) 【中山】
千葉県北西部にある都市。昭和9年(1934年)市制施行。市街地は国道14号線に沿って東へ八幡、中山と続く。かつては千葉街道の街路村だったが、JR総武線、京成電鉄の開通によって東京の住宅都市として発達した。江戸川べりの国府台はかつての下総国府の所在地跡。近くには国分寺、国分尼寺跡や、万葉集に歌われた真間の手古奈の伝説地がある。
いちょう(ステークス) 【東京】
銀杏、公孫樹とも書く、中国原産のイチョウ科の落葉高木で、我が国にも原産したという説と、観音像の渡来とともに僧侶が持ち込んだとする説がある。葉は扇形で切れ込みがあり、雌雄異株。種子の外種皮は黄色で異臭を放つが、白く硬い内種皮に包まれた中身は食用となる。街路樹や庭木、盆栽などに利用する。
糸魚川(いといがわ)(特別) 【新潟】
新潟県の南西部、姫川下流に位置する城下町で、北陸街道と千国街道の分岐点に当たる。昭和29年(1954年)に糸魚川町と周辺の8ヵ村が合併して市制施行。姫川の電源開発に伴う工場誘致が盛ん。フォッサマグナ(糸魚川〜静岡構造線)が走り、白馬岳への登山口がある。
猪名川(いながわ)(特別) 【阪神】
兵庫県川西市を流れる川で、上流は屏風岩・竜化峡などの景勝地にめぐまれた山紫水明の土地で、京阪神地区の人々のハイキング・キャンプ地として親しまれている。
稲毛(いなげ)(特別) 【中山】
千葉市西部に位置する稲毛区は大学・高校等が数多くある文教地区となっており、文化の香りがあふれる街を目指すべく熱心な都市整備を引き続き進めている。
稲荷(いなり)(特別) 【京都】
京都市東山連峰の南端にあり、深草山の北にある山。西麓に、711年に奉公伊呂具が鎮守神として創始した稲荷神社がある。全国の稲荷神社の総本社として一般の信仰を集めている。例祭は2月・4月・5月に大きなのがある。
猪苗代(いなわしろ)(特別) 【福島】
福島県の中央部苗代盆地内にあり、面積104.8平方キロで日本第4位の湖である。水産資源は乏しいが、湖水は、灌漑用として安積疏水を通じて広く郡山盆地を潤している。
犬吠崎(いぬぼうざき)(特別) 【中山】
千葉県銚子市の東端にある岬。白亜紀の砂岩が海食崖を形成して、太平洋に突出している。岬の上に立つ高さ52メートルの灯台は、英国人ブラントンが設計したもので、我が国最初の回転式灯台。光達距離は19海里(約35キロ)。灯台の両側には砂浜が続き、西の愛宕山にある地球展望台からは九十九里浜、屏風ヶ浦、太平洋などが大観できる。また、近くには海鹿島・君ヶ浜の海水浴場があり、磯釣りにも適している。
犬山(いぬやま)(特別) 【中京】
愛知県北西部にある都市で、昭和29年(1954年)市制施行。市の西部に濃尾平野、東部には丘陵地が広がり、木曾川に面して国宝の犬山城がある。市街地はこの犬山城の城下町として発達し、現在では飛騨木曾川国定公園に属する日本ライン、犬山公園、入鹿池、明治村をもつ観光都市となっている。その一方、紡績、パルプ工業も盛んで、名古屋市の衛星都市化も進んでいる。
茨木(いばらき)(特別・ステークス) 【阪神】
大阪府の北部の市で、江戸初期に片桐且元の拠った茨木城の址がある。大阪市の衛星都市の一つである。近年モノレールが開発されたりして、ニュータウンの発展が著しい。
茨城新聞(いばらぎしんぶん)(杯) 【中山】
明治24年創刊の茨城県内の朝刊地方紙で、本社は水戸市にある。昭和56年に同社から寄贈賞を受けたのを契機に創設された。
揖斐川(いびがわ)(特別) 【中京】
濃尾平野の三大河川の一つで、源を岐阜県揖斐郡にもち、揖斐県立自然公園の一環として、峡谷美を見せて濃尾平野に出る。総延長114キロ。
伊吹山(いぶきやま)(特別) 【中京】
岐阜県と滋賀県の県境にある標高1,377メートルの山。全山が石灰岩からなり、山麓にはセメント工場が多くみられる。山の大部分は草地で覆われ、薬草や特産種の植物が生育し、江戸時代から「伊吹百草」の名で知られていた。琵琶湖国定公園に属する。
指宿(いぶすき)(特別) 【小倉】
鹿児島県薩摩半島南部、旧指宿カルデラの火口原を占める都市。昭和29年(1954年)市制施行。鹿児島海岸に多くの温泉が湧き、霧島屋久国立公園中の温泉都市として発展した。温泉熱を利用した観葉植物、野菜栽培も盛ん。鹿児島大学付属熱帯植物園や縄文・弥生の土器を出土した史跡の遺物包容層もある。
伊万里(いまり)(特別) 【小倉】
佐賀県西部の都市。昭和29年(1954年)市制施行。伊万里湾に臨む中心市街は、中世のころ倭寇の根拠地だった。江戸時代になって伊万里焼(有田焼)の積み出し港として栄え、近世を迎えてからは佐世保炭田の炭坑都市となった。現在は炭坑にかわり工業団地が造成されている。古来から伝承されている色鍋島などの大川内焼が特産品として有名。10月に行われるトンテントン祭は一名「けんか祭」とも呼ばれて勇壮。
伊良湖(いらご)(特別・ステークス) 【中京】
愛知県渥美半島南西端に突出する部分の称で、ハマユウはじめ岬端性の暖地植物の自生地である。柳田国男が流れついた椰子の実を見つけ、島崎藤村の「椰子の実」の詩になったという。
イルミネーション(Illumination)(ジャンプステークス) 【中山】
意味は「照明・電飾」。最近は自宅の庭先の木や玄関先、店舗等に取り付けるといった華やかな装飾としての「イルミネーション」に関心を持つ人も少なくない。クリスマスが近づくにつれ、日本各地においても冬のイベントとしてのイルミネーションを見る機会が多く、中山競馬場においても幻想的な「光の芸術」を楽しむことができる。
いわかがみ(賞) 【福島】
イワウメ科の多年草で6〜7月頃、花茎を出し、鐘形淡紅色の花を数個つける。
いわき(特別) 【福島】
福島県南東部の都市。昭和41年(1966年)に平、勿来、常磐、内郷、磐城の5市と4町5村が合併していわき市になった。面積では日本最大、人口では東北第2の都市である。常磐湯本にあるハワイアンセンターは閉山した炭坑の町を復活させたことで有名だが、この近く、南の白鳥温泉には競走馬総合研究所常磐支所があり、馬の温泉として知られている。
岩国(いわくに)(特別) 【小倉】
岩国市は山口県東部に位置する。東部は瀬戸内海に面しておりその地域が工業立地に適していることからパルプ・紡績・石油化学工業等が進出している工業都市である。一方で北西部は山地の自然に富んでおり、その方面から流れ、市内を横断する錦川は現在もなお清流を誇っている。かつての吉川家の城下町として今もその名残があり、その中でも錦川をまたぐ錦帯橋は有名な建築物である。
岩倉(いわくら)(ステークス) 【京都】
京都市左京区の地名で、幕末岩倉具視の閉居した地である。かつては近郊農業地域だったが、現在では住宅地化が著しい。庭園の美しい実相寺、円通寺がある。
石清水(いわしみず)(特別) 【京都】
石清水八幡宮の略。京都府八幡町にある元官幣大社で、歴代朝廷の崇敬篤く、鎌倉時代以降、源氏の氏神として武家の崇敬も深かった。例祭は9月15日で、3月にも特殊神事がある。
岩船(いわふね)(特別) 【新潟】
岩船郡は新潟県の北端に位置し、朝日山地をもって山形県と境をなす。7世紀頃の大和政権はこの地に「磐舟柵」を設置し、蝦夷対策の最前線とした。明治22年の町村制施行により郡内に4町35村が成立、その後昭和29年に村上市が発足し町村合併が続いた結果2町4村となり現在に至る。県下魚沼郡と並ぶ新潟米の名産地である。
岩室(いわむろ)(特別) 【新潟】
新潟県中西部、西蒲原郡にある日本海に面した村。名物の温泉は19〜22度の硫化水素泉で、国民保養温泉になっている。海岸部は佐渡弥彦米山国定公園に属する。
岩谷(いわや)(特別) 【福島】
福島市内信夫山の東端にある地名で、岸壁に徳川時代のものといわれる数多くの観音像が刻まれている。
インディア・トロフィー 【中京】
インドにおける競馬は、1777年にマドラスにおいて、英軍将校がアラブに騎乗して行ったのが始まりだといわれている。その後、競馬統轄機関の組織化が促進され、現在インドには、ロイヤルカルカッタターフクラブ、ロイヤルウエスタンターフクラブ、マドラスレースクラブ、バンガロアターフクラブ、ハイデラバードターフクラブの5つのクラブ組織があり、それぞれの地域における競馬を監督している。日本とインドの交流は、1968年のハクチカラ号(日本ダービー馬)の寄贈に始まりその産駒はカルカッタのセントレジャー、オークス、ゴールドカップに優勝するなどの好成績を残した。また、昭和56年第1回ジャパンカップには、インドからオウンオピニオン号が出走している。
印旛沼(いんばぬま)(特別) 【中山】
千葉県北部の沼で、周囲60キロ・水深1.8メートル。下総台地の侵食谷が沈降して、出口を利根川でせき止められてできた。湖面を沈水植物で覆われた富栄養湖でコイ、フナ、ウナギが多く、釣りには恰好の場所。佐倉惣五郎(近世の義民の代表者とされる人物)にちなんだ甚兵衛渡しなどの史跡もある。