潮騒(しおさい)(特別) 【函館】

海の潮が満ちてきて波が立ち騒ぐこと。その波の音。「しおざい」ともいう。海が間近に見える函館競馬場は、まさに耳を済ますと潮騒が聞こえてくるようである。

志賀島(しがのしま)(特別) 【小倉】

福岡市東区西部、玄界灘から博多湾を限る海ノ中道先端の陸繋島。天明4年(1784年)に農民が発見した金印「漢委奴国王印」の出土地として知られるとともに、元寇古戦場の蒙古首切塚がある。志賀海神社はお島様、お志賀様とも称され、海の守護神として広く信仰されている。

信貴山(しぎさん)(特別) 【京都】

奈良県西北部の生駒山脈南部にある山。海抜437メートルで、頂上に松永久秀の城址がある。信貴山縁起絵巻は有名である。

シクラメン(Cyclamen)(ステークス) 【阪神】

和名をカガリビバナといい、ギリシャ、シリア地方原産のサクラソウ科の多年草。ヨーロッパではブタがこの球根を好んで食べることから、サウブレッド(Sow bread)の名もあり、以前はこれを訳してブタマンジュウと呼んでいた。花は長さ15〜20センチ前後の花柄上に着生し、開花すると花筒部は下向きに、5弁の裂片は上向きになって、特異な花形を現す。花色には白、桃紅、紫紅などのほかに絞りや覆輪などもある。

支笏湖(しこつこ)(特別) 【札幌】

支笏湖は千歳市西部にあるカルデラ湖で、支笏洞爺国立公園の一中心地である。湖の標高は248メートルで、面積は77.3平方キロ。北西の恵庭岳、南東の風不死(ふっぷし)岳、樽前山などの火山が外輪山を形成している。湖の最深部は我が国第2位の360.1メートルで、湖底は海面下に達する。アイヌ語で「シコツ」は大きな谷・穴を意味する。

静原(しずはら)(特別) 【京都】

京都市左京区にある地名で、鞍馬の東に位置する。付近の市原、野中をあわせて静市野と呼ばれる近郊農村。鞍馬寺、貴船神社があり、大原へも通じている。

シドニーターフクラブ賞シドニートロフィー 【京都】

メルボルントロフィー、オーストラリアトロフィーとともに日本とオーストラリアの友好・親善を図ることを目的として平成元年に設けられた競走。
ニュー・サウス・ウェールズ州のシドニー・ターフクラブは、1943年8月、シドニーにあった六つの競馬クラブを統合して設立されたもので、現在、オーストラリア・ジョッキークラブとともにシドニー地区の競馬開催を行っている。同クラブではカンタベリーとローズヒルの2競馬場を所有しており、カンタベリーでは水曜日を中心としたウイークデーに、ローズヒルでは主に土曜日の競馬の開催が行われている。主要レースとしては、カンタベリー・ギニー(カンタベリー)、BMWインターナショナルS(ローズヒル)(現メルセデス・クラシック)などがあり、特に1988年に創設されたBMWインターナショナルS(1980年までタンクレッド・インターナショナルS)はオーストラリアにおける最初の国際レースとして、ヨーロッパからも出走馬を迎えている。

信濃川(しなのがわ)(特別) 【新潟】

新潟県中部を流れる川で、全長367キロは我が国最長を誇る。飛騨山脈に発する犀川が長野市街の南東部で千曲川と合流し、北東に流れて新潟県に入ると信濃川と名称が変わる。新潟・長野両県を結ぶ一大動脈で、長野盆地、十日町盆地、越後平野の水田地帯を潤すとともに、電力、工業、飲料水としても利用されている。かつては舟運が盛んで、近世初期には舟道と呼ばれる特殊な舟運組織があった。大正12年(1923年)に洪水防御のための分流工事で大河津分水路(新信濃川)が完成した。

東雲(しののめ)(賞) 【中山】

夜明けの薄明かり、あけがた、あかつき、あけぼの。元旦の暁天を特に「初東雲」という。

信夫山(しのぶやま)(特別) 【福島】

福島市北方にある小高い山で、山頂からは市内が一望に見わたせる。山頂に羽黒神社をまつる。

芝桜(しばざくら)(賞) 【小倉】

ハナシノブ科の多年草で、外来種。陽春の花どきには、まるで毛氈を敷きつめたように咲き、花の色は紅・紫・白・ピンクなどで、家庭の庭先や石垣などに植えてあるのを見かけることが多い。花爪草。モスフロックス。

新発田(しばた)(特別) 【新潟】

新潟県の北東部に位置する商業都市。昭和22年(1947年)市制施行。地名はアイヌ語の「シビタ」(サケの捕れるところ)、または潟湖地帯に接する意の洲端、新開新田の転訛など諸説がある。応永30年(1423年)に豊田庄の新発田太郎左衛門が新発田城を築城、その後、上杉氏の支配下となったが、慶長3年(1598年)の上杉氏転封後は、溝口藩10万石の城下町として発展した。

志摩(しま)(特別) 【中京】

三重県東部の志摩郡にある町。志摩半島の南端にあって、北は英虞(あご)湾に臨む。湾内の真珠養殖をはじめ、アワビ、伊勢エビなどの漁業が盛んで、中心の和具(わぐ)は海女(あま)の町として知られている。伊勢志摩国立公園に属し、南の沖合にある大島はハマユウなどの暖地性植物が豊か。

下総(しもうさ)(特別) 【中山】

千葉県北部と茨城県南西部、埼玉県東端部にわたる旧国名。北は常陸国、南は上総国、西は武蔵国に接する。『古語拾遺』(807年)によれば、初め「ふさ(総)の国」、大化の改新により上総と下総の2国に分かれた。「ふさ」とは麻のことで、ふさの国は良い麻を産する所の意味。明治4年(1871年)の廃藩置県により印旛県、新治県の管轄、6年に印旛・木更津両県が合併して千葉県となり、8年に新治県に属した地域を利根川を境界として千葉・茨城両県に分割、現在に至っている。

下鴨(しもがも)(ステークス) 【京都】

京都市街地北部、賀茂地区南部の賀茂御祖(かもみおや)神社(下鴨神社)を中心とする閑静な住宅・文京地区。賀茂川と高野川との合流点下流域を占めるこの地帯は、平安京以前は豪族・賀茂氏の居住地だった。下鴨神社の祭神・玉依姫命(たまよりひめのみこと)は上賀茂神社の祭神・別雷命(わけいかずつのみこと)の母にあたるという。

下北半島(しもきたはんとう)(特別) 【函館】

本州北端部にある斧形をした半島。斧の柄に当たる部分は下北丘陵と海岸の段丘で、西に張り出す半島の主部には恐山山地があり、双方が接する低地にむつ市が位置する。半島の北岸近海はイカ、陸奥湾奥岸はホタテ貝、湾内ではタラの漁獲が多く、恐山のヒバを中心とする林業も活況を呈している。恐山のカルデラを中心とする一帯は、下北半島国定公園に属する。

霜月(しもつき)(ステークス) 【東京】

陰暦11月の別称で、現行暦では12月ごろになる。霜が降りるので霜降月といったのが、のちに略して霜月と呼ばれるようになった。

しゃくなげ(ステークス) 【福島】

シャクナゲ科の高山植物で、葉は革質で表面は深緑色で光沢があり、初夏に淡紅色の美しい花が咲く。

積丹(しゃこたん)(特別) 【札幌】

北海道南西部の日本海に突出する半島で、その主要部は積丹岳・余別岳などの火山が占めている。海岸は海食崖をなし、積丹岬や神威岬などがある。ニセコ積丹小樽海岸国定公園に属し、付近は大正年間までニシン漁で栄えた。現在はタラ、イカ、ホッケなどの水揚げが多い。

ジャニュアリー(January)(ステークス) 【中山】

1月。

修学院(しゅうがくいん)(ステークス) 【京都】

京都市左京区、修学院離宮周辺の住宅地。比叡山西麓の近郊農業地帯だったが、昭和6年(1931年)の京都市編入後に市街地化した。地名は比叡山の僧・勝算が建立した修学院に由来する。徳川家綱(4代将軍)が後水尾上皇のために設けた修学院離宮は上ノ茶屋・中ノ茶屋・下ノ茶屋からなる名勝。

秋興(しゅうきょう)(特別) 【東京】

「秋の遊び」という意味。秋の日の感興(おもしろいと感じること)のこと。

秋分(しゅうぶん)(特別) 【阪神】

太陽が黄道上の秋分点にあること。また、そのとき。(9月23日ごろ。)太陽は赤道上の真上にあり、昼夜の長さはほぼ等しい。

秋陽(しゅうよう)(ジャンプステークス) 【東京】

「秋陽」とは、秋の照りつける日光という意味。絵画や写真等の芸術、俳句・短歌などの文学においても秋陽もしくはそれを浴びた被写体をテーマとした作品が多い。障害競走においてもさらに楽しんでもらえる競馬を目指すべく、この言葉のように11月初旬のさわやかな秋晴れのもとで、平地競走とは一味違う面白さを味わってもらいたいという意をこめている。

秋嶺(しゅうれい)(ステークス) 【東京】

秋の山々のみねのこと。この季節は大気が澄むので、遠くの山々もぐんと近くに見える。

夙川(しゅくがわ)(特別) 【阪神】

兵庫県南東部、六甲山地東部前山の甲山(かぶとやま・標高309メートル)付近に源を発して南流し、今津付近で大阪湾に注ぐ全長7キロの川。水量は少ないが、上流の甲陽園付近から川尻の海岸まで天井川となっており、高い堤防上には美しい桜と松並木がある。河畔には香櫨園公園・市営夙川河川公園などが広がり、付近の高級住宅地と呼応して美しい河川風景を見せている。

朱竹(しゅちく)(賞) 【中山】

朱で書いた竹。おめでたい絵として飾られることがある。

ジュニア(Junior)(カップ) 【中山】

年少者という意味で若馬をさす。

ジュライ(July)(ステークス) 【中京】

7月。ジュリアスシーザー(Julius Caesar)の出生月に因む。

春暁(しゅんぎょう)(特別) 【東京】

春のあかつき。あかつきは、夜がほのぼのとして明けようとするころ、次第に物が見分けられるようになるころ。夜明け方。

春光(しゅんこう)(賞) 【東京】

春の景色、春の様子。春の日光ではなく春の風光であるが、ふつう陽光の輝かしさの意をこめて用いる。

春燈(しゅんとう)(特別) 【東京】

春の燈火。

春分(しゅんぶん)(特別) 【東京】

二十四節気(気候の変わり目を示す二十四の日。夏至・秋分・冬至など)の一つ。太陽が春分点を通過する時。昼夜の時間が等しい。3月21・22日頃。

春望(しゅんぼう)(ステークス・賞) 【東京】

春のながめ。春の様子。「国破れて山河あり 城春にして草木深し」ではじまる杜甫の漢詩の題として名高い。

春蘭(しゅんらん)(ステークス) 【阪神】

別名ホクロともいう。日本全土の雑木林などに生えるラン科の常緑多年草。高さは約30センチで、葉は線形。早春に淡黄緑の花をひとつつける。芳香があり、観賞用に栽培される。日当たりのよい山地草原に自生し、春に開花するためシュンランの名がある。中国の諺に「春蘭秋菊ともに廃すべからず」があるが、これは両者ともに優れていて捨て難いという意味。

春麗(しゅんれい)(ジャンプステークス) 【東京】

春の日が輝いて、万象ことごとく柔らかに明るく美しく見えわたる様子。
ジャンプレースの展望もこの様にありたいという願いがこめられている。

春嶺(しゅんれい)(ステークス) 【新潟】

冬山の白一色の世界から春の訪れとともに雪解けが始まり、麓から徐々に緑が広がってゆく、白と緑のコントラストが美しく清々しい春の山々の景色をイメージ。

ジューン(June)(ステークス) 【東京】

ローマ神話に出てくる最高の女神で、女性および結婚の守護神ユノ(Juno)の祭典が6月初めに行われたことから、June marriages are happy.「6月の結婚は幸せだ」という諺が生まれた。

上越(じょうえつ)(ステークス) 【新潟】

県南西部、上越地方の中心都市。昭和46年(1971年)高田、直江津2市が合併し、市制施行。家具、農機具、織物、スキー用具の工業が発達。上越の呼称は上州(上野)と越後とをさすところに由来する。

聖護院(しょうごいん)(特別) 【京都】

京都市左京区の聖護院を中心とする文京地区で、京都大学の諸施設が広がっている。鴨川以東の排水のよい高燥地は、かつて近郊農業地域として聖護院ダイコン、カブなどを栽培した。修験道の大本山聖護院は、寛治年間(1087〜94年)に園城寺の僧・増誉が建立、天台宗寺門派の三門跡のひとつとして格式が高く、光格天皇、孝明天皇の仮宮ともなった。

定山渓(じょうざんけい)(特別) 【札幌】

定山渓は、豊平川上流の渓谷で、札幌市内から車で約1時間。この渓谷に湧く定山渓温泉は、慶応2年(1866年)に美泉定山という僧が湯治場を開いたのが始まりで、河原のいたるところに硫黄・鉄・ほう酸・食塩泉など多種多様の湯が湧き、湯量も豊富。古くから札幌の奥座敷として親しまれてきている。また、1988年に完成した定山渓ダムは、豊平峡ダムに次ぐ札幌市の重要な給水源となっている。

精進湖(しょうじこ)(特別) 【東京】

山梨県中南部にある富士五湖のひとつ。面積約0.9平方キロは五湖中で最小。貞観6年(864年)に「せの湖」という大湖が、青木ヶ原溶岩流によって堰止められてできたもの。南に青木ヶ原樹海が広がり、キャンプや釣り、スケートに恰好の場所で、特に湖面に映る逆さ富士は有名。

頌春(しょうしゅん)(賞) 【中山】

年賀の挨拶として記す語。(「頌」は祝うの意)

昇仙峡(しょうせんきょう)(特別) 【東京】

御岳昇仙峡ともいう。山梨県中部、釜無川支流の荒川にある峡谷で、天神森から上流の仙娥滝まで、およそ4キロにわたって続いている。花崗岩が侵食されてできた屏風岩、覚円峰、天狗岩など奇岩・怪岩があり、秋には鮮やかな紅葉が楽しめる。秩父多摩国立公園に属する。

浄土平(じょうどだいら)(特別) 【福島】

福島県北東部、一切経山と吾妻小富士に挟まれた標高1580メートルの平坦地。周辺には火山地帯特有の荒涼とした風景が広がっている。吾妻高湯と土湯峠を結ぶ磐梯吾妻スカイラインの完成により、観光地として脚光を浴びている。

庄内(しょうない)(特別) 【新潟】

山形県北西部最上川の河口部に広がる沖積平野。南部に位置する鶴岡市は、近世に庄内藩主酒井氏の城下町として栄え、最上川の河口に位置する酒田市は、最上川舟運と西廻航路の拠点港となり、紅花や出羽米の集散地として栄えた。庄内藩は江戸時代の初期に十四万石で入部したが、用水堰の開削と水田開発によりわが国有数の穀倉とした。また、三千人の小作人を擁した酒田の本間家に代表されるように、多くの大地主・豪商を生んだ地域としても知られている。

庄内川(しょうないがわ)(特別) 【中京】

愛知県北部の川で、全長82キロ、流域面積969平方キロ。木曽山脈南部に発し、上流部は土岐川と呼ばれ、瑞浪、土岐津、多治見などの盆地を通って南西に流れ、愛知県に入って庄内川となる。名古屋市の北部で矢田川を併せ、市の西端を南流して伊勢湾に注ぐ。中流部には瀬戸市をはじめ、陶業都市が多い。

湘南(しょうなん)(特別) 【東京】

神奈川県の相模湾に面する、葉山・逗子・鎌倉・茅ヶ崎・大磯などを含む地域の総称。夏には多くの若者が海水浴・マリンスポーツ・ドライブなどを楽しみ、また保養や観光に訪れる人も多い。本来、相南と書くべきを中国の景勝地、湖南省の湘江と因んで湘南と命名された。

菖蒲(しょうぶ)(ステークス) 【東京】

サトイモ科の多年草。日本全土、東アジア、インドなどの小川や池などの水辺に生える。太い根茎があり、初夏になると花茎の中ほどに淡黄色の小花を密生させる。葉は芳香があり、5月5日の端午の節句に菖蒲湯として使われる。菖蒲は邪気を払い疫病を防ぐと信じられ、湯に入れて入浴する風習は室町時代の文献にも見られる。

松籟(しょうらい)(ステークス) 【京都】

まつかぜ(松韻)。松のコズエを吹く風。

初秋(しょしゅう)(ステークス) 【阪神】

秋のはじめのこと。

初冬(しょとう)(特別) 【東京】

陰暦10月の異称で、晩秋の感じが残る11月をいう。まだ寒くならず、肌に心地好い感触を与える季節である。草紅葉や枯れススキも残っている。しかし、収穫の終わった田畑を見ると、寒い冬がそこまで忍び寄っているのに気がつく。

白梅(しらうめ)(賞) 【京都】

梅の一種で、白色の花が咲く梅をいう。中国原産の落葉小高木で、バラ科サクラ属のウメ亜属に分類される。ムメともいう。中国文化とともに薬木として渡来したもので、奈良時代以前にはすでに植栽され、万葉集には多く詠まれていた。幹は黒っぽく、割れ目があり、木肌は硬く、樹皮は強靭。

白老(しらおい)(特別) 【函館】

胆振支庁白老郡にある苫小牧市に隣接した町。ポロト湖畔にアイヌコタン(コタンはアイヌ語で集落の意)があり、アイヌ文化を伝える町として知られている。また、サラブレッドの生産地としても有名である。地名はアイヌ語のシラウヲイ(虻の多いところ)に由来する。

しらかば・白樺(しらかば)(ステークス・賞) 【札幌】

シラカンバともいう。本州から北海道にかけての深山や、寒地の原野に生えるカバノキ科の落葉高木。樹皮は白く横に剥げる。葉は三角状卵形で先は尖り、縁には鋸歯がある。春になると雄花穂が小枝から下垂する。樹は庭木にもなり、樹皮は細工物の材料になる。

白樺湖(しらかばこ)(特別) 【東京】

長野県の中央部で、茅野市蓼科火山の西麓にある人口湖。海抜約1,400メートルの高地に位置し、付近は広大な火山原野で眺望もすぐれているため、リゾート地域として親しまれている。

白河(しらかわ)(特別) 【福島】

福島県南部にある都市。市制施行は昭和24年(1949年)。中心街は阿武隈川上流南岸の丘の上にあり、松平氏の城下町として発展した。藩主の奨励で始まった馬市は大いに賑わったが、現在はガラス、製紙工業が盛んで、食品や製材工業も活発。市内には奥羽に入る三関のひとつ、白河の関の跡がある。

白川(しらかわ)(特別) 【京都】

比良山地の比叡山と如意ケ岳の間の花崗岩地帯に発して、京都市街地の東を南流して琵琶湖の疏水に入る川。全長9キロ。花崗岩地帯を流れるため石英の砂が含まれており、川が白く見えることからその名がついた。石英質の砂は「白川砂」の名で京都御所や社寺などの庭園に好んで使用されている。むかしは水車による精米や、金属粉の加工が行われていたという。

白川郷(しらかわごう)(ステークス) 【中京】

岐阜県北西部、大野郡の庄川上流域に点在する42の村々の総称。かつては秘境であったが、第2次大戦後に6つのダムが建設され、とくに昭和36年(1961年)に東洋一のロックフィルダム・御母衣ダムが建設された後は、道路整備などに伴い観光地化が進んだ。平成7年(1995年)12月には当地特有の『合掌造りの集落』がユネスコの世界文化遺産に登録され、世界的に注目を集めている。

白菊(しらぎく)(賞) 【京都】

品種ではなく、白いキクの総称。キクの種類は非常に多いが、野山に自生する野生ギクと、栽培ギクに大別され、栽培ギクには観賞用のものと料理用とがある。現在栽培されているキクの代表はイエギクだが、この先祖については諸説があって定かではない。しかし、いずれにしても中国から朝鮮半島を経て、大和時代に日本へ伝わったことは確かであり、中国では50万年から100万円前のキクの原種の化石が発見され、周、秦以前の古書に〈菊〉の文字が現れている。

白鷺(しらさぎ)(特別) 【阪神】

 サギ科の鳥のうち、全身白色のものの総称。日本にはダイサギ、チュウサギ、コサギなどが住んでいる。これらは本州以南の低地の竹や松林に集団で巣を作る。チュウサギは冬になると南方へ去るが、ダイサギとコサギは日本で越冬するケースが多い。日本の城の中で三大国宝のひとつに数えられる姫路城は、その白亜の美しさから白鷺城の別名があり、競走名は、この白鷺城に因む。

不知火(しらぬい)(特別) 【小倉】

 九州の有明海、八代海などで夜間に見られる光の異常屈折現象。夜間の放射冷却で干潟に局所的な冷気塊ができるが、海上の気温はこれより高い。冷気塊は風に流されて波状に移動する。この移動の際に光の異常屈折が起こり、ひとつの漁火が無数に見えたり、また、消えたりする。昔の人々はこうした現象を千灯万火明滅離合と表現した。不知火は旧暦の8月上旬に最も顕著に見られるが、これは闇夜の大干潮時を利用して漁を行う灯火が光源となっている。

白富士(しらふじ)(ステークス) 【東京】

 雪が降って真白になった富士山をいう。

白藤(しらふじ)(ステークス・賞) 【阪神・中京】

 日本人の生活や伝統・文化に密接な関連をもつ我が国固有種で、マメ科のつる性落葉低木。本州から九州の山野に生え、茎は長く伸びて右巻に他物にからむ。園芸品種もあるが、一様に葉は大きく、9〜19枚の奇数小葉をつける羽状複葉で、4〜5月ごろに垂れ下がった長い総状花序を出して、複数の蝶形花を開く。ふつうは紫色の花をつけるが、白い花を咲かせるものもあり、これをシラフジあるいはシロバナフジと呼んでいる。

白百合(しらゆり)(ステークス) 【阪神・中京】

 ユリ科の多年生球根植物で、北半球の温帯に約90種自生しており、日本では15種を見ることができる。この中で白い花を咲かせるのはテッポウユリ。沖縄諸島に自生し、高さ約1メートルで、漏斗形の花からは強い芳香を放つ。明治初年に欧米に紹介されてからは、盛んに輸出されている。また、キリスト教ではシラユリを聖母に捧げる花として扱っており、同時に復活のシンボルとして、復活祭には欠かせない花となっている。

紫蘭(しらん)(賞) 【中京】

 ラン科の多年草で西日本の草原に自生し、晩春に咲く。観賞用に広く栽培されている。地上に偏平な球状をしたりん茎があり、春に地上に茎が伸びだして、下部に5〜6枚の葉をつける。5〜6月ごろの茎の上部に数個の花がつき、下から咲き上がっていく。草丈は50〜60センチ。花は紫紅色であるが、白色の種類もあり、また葉のふちが白色になるフクリンシランがある。

知床(しれとこ)(特別) 【札幌】

 北海道北東端にある半島。羅臼(らうす)岳(標高1661メートル)や硫黄山(標高1563メートル)などの火山が半島を縦走して分水界をなし、裾は海食崖となってウミネコやオジロワシが生息している。半島の主要部は知床国立公園に属する。羅臼や岩尾別には温泉があり、7〜8月が観光のシーズンとなっている。

白井(しろい)(特別) 【中山】

 本会の競馬学校の所在地。ナシの名産地。 千葉県印旛郡の西端で、両総大地の中心にあり、近くに印旛沼・手賀沼がある。最近は、千葉北部ニュータウンの中心として発達している。

白馬岳(しろうまだけ)(特別) 【新潟】

 長野県の北西部で、北安曇郡の白馬村の富山県境にあり、北アルプス連峰の一つで、標高2,933メートルの山。

白根(しろね)(特別) 【新潟】

 新潟県中部の信濃川と中ノ口川に挟まれた旧白根島全域を合併して、新潟県20番目の市として昭和34年に誕生した田園都市。ぶどう・なしの産地。6月中旬に行われる「大凧合戦」は有名。

師走(しわす)(ステークス) 【中山】

 陰暦12月の異称。極月ともいう。太陽暦の12月の意にも用いる。日ごろ、落ち着いている先生(師匠)も、気ぜわしい年末を迎えると慌ただしく走り回る。それほど12月は忙しく、落ち着かない月だということ。

心斎橋(しんさいばし)(ステークス) 【阪神】

 大阪市南区北西部、長堀川にかかる橋。寛文2年(1662年)に掘削された長堀川に岡田心斎が架橋したという伝えからこの名がつけられた。明治5年(1872年)木橋から鉄橋に、明治42年(1909年)には石造りのめがね橋にかけかえられたが、昭和39年(1964年)長堀川が埋め立てられ、現在は横断歩道橋として保存されている。心斎橋南詰から戎橋にかけてにぎわう心斎橋筋は、大阪を代表する都市商店街である。

深秋(しんしゅう)(特別) 【東京】

秋たけなわの様子。秋の哀れ、秋の寂しさがきわまったころをあらわす。

新春(しんしゅん)(賞・ステークス) 【中山・京都】

正月、新年のこと。旧暦では1〜3月(現在の3〜5月頃にあたる)を春とした。「新春」をはじめ、「初春」「頌春」「迎春」など、正月に関係する言葉に「春」がつくのは、このためである。
中央競馬会になってから、もっとも古い特別競走名の一つで、年のはじめに東西の開催で施行されていた。

神代(じんだい)(特別) 【東京】

 現在の調布市の深大寺・仙川・柴崎一帯の旧名で、深大寺や植物園がある。

沈丁花(じんちょうげ)(賞) 【中京】

 中国原産で、主に庭木として栽培されているジンチョウゲ科の常緑低木。高さは1.5メートル前後。雌雄異株で葉は長楕円形。早春になると、枝先に群生する蕾が開き、強い芳香を放つ。花弁のように見えるのはガクで、外側は紅紫色、内側は白色。沈丁花の名は、その香りを名香の沈香(じんこう)と丁香(ちょうこう)に例えたところから付けられたという。沈丁花の香りが、ぷんとすると、春ももうまもなくだと感じられる。

陣馬(じんば)(特別) 【東京】

 東京都八王子市と、神奈川県津久井郡藤野町との境にある標高857メートルの山。別称を裏高尾、奥高尾という。東麓は陣馬高原で、南麓には二色(にしき)鉱泉がある。一説に、この山の名は中世、北条氏と武田氏の山岳戦の陣場だったことに由来するという。

新涼(しんりょう)(特別) 【阪神】

 秋の初めの涼気のこと。(秋涼)

新緑(しんりょく)(賞) 【東京】

 初夏のころのさわやかな若葉の緑をいう。