よく、独り暮しが長くなると、暇つぶしに映画鑑賞が夜長の楽しみになりがちです。そんなありがちなパターンにハマッタ私は、映画監督・俳優・さらに舞台裏まで掘り下げたディ−プな世界の入り口にまだまだ入ってもいません。(めんどくさいから、入りません。)
そんなどっちつかずの映画ファンの独り言と思って観ていただければ、幸いです。
講釈が長くなりましたが、とりあえず自分の中で何年経っても色あせない作品を集めてみました。情報間違い、誤字脱字等の苦情はメールにてよろしくお願いします。
『何処へ行くんだジャック?』 『決めてねえよ!』
私の一番好きな映画俳優(これから何回も書きます。)の一人、役者バカのロバート、デニーロが主演する映画。もう10年以上前の作品です。デニーロの作品で、この作品は、あまり馴染みの浅い作品ですが、自分の中では、最高に面白い作品だと思います。ストーリーは、仮釈放中の逃走犯を捕まえて、賞金を稼ぐ、元刑事のジャック(デニーロ)が汚い家業から足を洗うために、最後に大きな仕事を引き受ける。捕まえる相手は、マフィアの隠し財産を慈善団体に寄付してしまった、とぼけた会計士ジョナサン。N.Yであっさり彼を見つけ、L.Aへ帰って保釈屋に渡すだけなのに、マフィアが二人の後を追いかける。そのボスを捕まえるFBIもこれに加わり、挙句に同業者からも追われる始末。期限は、あと4日。ジャックは無事に彼を引き渡して、コーヒーショップを開く夢をかなえるのか?途中で生まれる屈折した二人の友情が見所。
基本的に楽しく見れるコメディーです。ひとむかし前の浜ちゃんとキムタクの連ドラのコンセプトは、ここから来てるとか、来てないとか。日本語版でも面白いと思います。
【ブレイブハート】
『自由を!』
好きなジャンルは、誰にでもあるもので、この作品は、私の好きな時代設定です。時代は中世、イギリスのスコットランド。スコットランドといえば、民族問題・統一問題。そういった背景で、スコットランドが長年にわたるイギリスの圧制から自らの独立を獲得するために立ちあがる。その主人公はメル・ギブソンが演じるスコットランドの英雄ウィリアム。それまで服従することで、争いを好まないウィリアムだったが、婚約者をイギリス軍に殺される事件でイギリス政府に反抗。それまで服従と妥協の方法で生き延びてきたスコットランド貴族を説得し、スコットランドを一つにする。そのウィリアムに手を差し伸べるのが主演女優のソフィー・マルソー演じるイギリス王妃。始めはイギリス軍を倒して勢いに乗るスコットランド軍。しかし、イギリス軍の大軍、身内の裏切りにより、ウィリアムは、捕らえられ、裁判にかけられる。その結末は?
しかしまあ、M・ギブソンは、何時見てもエエ男。この人の目は、めちゃきれい。マッドマックス、リーサルシリーズでアクションのイメージしかない人には、「身代金」よりもこの作品をお勧めします。
同じような時代設定では、K・コスナーの「ロビンフッド」他には、「三銃士」「仮面の男」等があります。
【トップガン】
『YES、sir!!』
説明不要のこの作品。。男の子なら1度は、この作品に影響を受けた作品といって良いと思います。従って、ストーリーの説明は割愛させていただきます。この作品を題材に日本でも織田裕司主演の作品「ナイスガイ」が作られました。しかし、もう10年以上の作品なのに、この作品を超えるスカイアクション映画を未だ見たことがありません。どうゆうわけか、この手のジャンルはヒットに乏しく、そのため、この作品は特に目立った存在です。しかし、主演男優のT・クルーズは、エエ男です。まだこの頃は、ただのアイドル男優だったのに現在は押しも押されぬオスカー候補。今年もアカデミーの助演男優賞候補になってます。完璧主義者のこの人。共演者もビックリするぐらいの役作りをするそうです。また、主演する作品はいづれもビッグタイトルで、マイナーな作品を知りません。出たがり俳優のデニーロとは、正反対。またこの作品では、「ヒート」に出てた、V・キルマーも出てます。この作品のなかでも重要な役柄で、子供心に『悪いやつやな〜』と思ってしまいましたが、この人の主演する作品では、まだハズレを引いたことがありません。関連作品は、「セイント」「ゴースト&ダークネス」、まだまだ他にもあります。気が向いたら、また特集でも組みたい俳優の一人です。
同じスカイアクションのジャンルとして、「アイアンイーグル」、「メタルブルー」、ニコラス・Kの「アパッチ」、があります。新たに、このジャンルに登場したスカイパニックものでは、「コンエアー」、「エグゼクティブ・デシジョン」、があり、こちらもお勧めです。
【ロッキー4】
『エイドリア〜ン!』
御存知、S・スタローンの出世シリーズ。しかも難しいといわれるスポーツものでこれだけヒットを飛ばした作品はないでしょう。特にこのシリーズ4作目は、不覚にも涙がこぼれてしまいます。サントラも同時に押さえておきたいところです。できれば、シリーズ通しての曲をまとめたロッキーHistoryがお勧めです。説明無用の名作。1〜3を見なくても大丈夫。チリ紙を用意して見ましょう。翌日には、早朝から汚いスエットに身を包み、山を全力疾走しているはずです。この現象は、「BE BOPハイスクール」を見た後に、妙に肩で風切って歩いてしまう現象に少し似ていますが、こちらのほうが健康的です。皆さんも、そうしては?
しかし、ここ最近のS・スタローンはヒットに恵まれない気がします。このシリーズと「ランボー」シリーズ以外では「コブラ」「暗殺者」があります。どちらも単発のヒットで終っています。どうしてもこの人にはアクション俳優のイメージしかありません。シュワちゃんがコメディーに成功したのに対抗して、スタローンも「刑事ジョー、ママにお手上げ」に主演。タイトルだけでもインパクトがあるのに内容はグダグダ。大ゴケしたというウワサです。そういえば、この作品以降、パッとしない。高校を中退してドロップアウト。ランボーの脚本を自分で書き、当時、誰もが失敗すると思ったベトナム戦争の帰還兵を取り上げて、ヒットを飛ばした苦労人。復活を期待したい大物役者。
頑張れスタローン!オレも頑張る。
参考までに、同じ、スポーツものとして、「飛べないアヒル」「栄光と狂気」「アフリカンダンク」等があります。
ちなみに、ロッキーは5までありますが、4を観て5に行くのではなく、先に5を観てから4を観る裏技もあります。訳はいわんでもわかるね。
【紅の豚】
『程よく痩せたぜ。』
こちらは、MY BESTの中でも紅一点のアニメ作品。アニメはへたな映画よりも強烈に印象に残るものなので、周りの目を気にすることなく、これからも、堂々と借りようと思います。(映画館には、ちょっと・・)
この作品は、宮崎監督自身が空への憧れを基に作った作品と言われているので(なんかの雑誌で見た)その辺で、他の宮崎作品とは違う軽さが印象的です。
しかし、この軽さと、スピード感がたまらなく好きで、宮崎作品の中では一番だと思います。「ナウシカ」、「ラピュタ」「魔女の〜」も大変好きですが、問題を残しながらも切なくなる作品よりも、こういった作品の方が自分好みです。そういったことだから、「もののけ姫」は3回見てやっとなんとなく、内容がつかめました。やっぱりアニメは、脳みそフル回転させるよりも軽いものが自分にはあってます。とりあえず、イタリアに行く機会があれば、お買い物よりもアドリア海にいってみたくなる、といったそんなことも思ってしまう作品です。
やっと5作終了!もう暑苦しい!そろそろおいとま
もうちょっと頑張る人は、続けてどうぞ。↓
『SEXしたい?』
たいして、期待せずにみてあとで強烈に印象に残る作品ってたまにあります。その代表的な作品がこれです。だいたい、女3人の友情をロードムービーにしてしまおうという発想があまりピンと来なかった。レンタルビデオを借りるお作法の3番目に借りたものでしたが、観終わった最後にはワオ〜ン!作り手から言わせれば、私はエエお客さんの代表みたいなもんです。これまた、不覚にも泣いてしまいました。
登場人物はウーピー・Gと今、何かと映画に出ているD・バリモアと、もう一人は知らん!そんな、あやふやな記憶なのに、未だに記憶に残る作品です。レズビアンとHIVに感染した女、男運のない尻軽女、見ず知らずの他人同志がワンボックッスカーに乗り、旅するストーリー。音楽にも注目。シェリル・クロウ等出てます。また、♪ドリームスは誰もが聞いた曲だと思います。この曲は、近年ではフェイ・ウォンが歌った♪夢中人と同じ曲で、ミッションインポッシブルのラストでも流れています。
関連作品としてD・バリモアでは、「ウエディングシンガー」、「スクリーム1」、「25年目のキス」、「E.T」「エバーアフター」があります。ウーピーの方は、「ロングウエイホーム」が良いよいうウワサですが、まだ見てません。やっぱりこの人は、「チャンス」「天使に〜」のような明るめの作品が良いように思います。初めて、「ゴースト」に出演しているのを観て、『せっこい奴やで!絶対売れるかい!』と思っていたのに、この価値観の変わり様。現金なものです。
【ストリートオブファイヤー】
『言っただろ、好みじゃねぇんだ』
映画のジャンルにはミュージカルの「CAT'S」のような構成で撮られているものがあります。『ダンス&ミュージックが演技の途中で織り交ぜられている作品』とあいまいに言ってしまうとすれば、自分的には、あまり興味をそそられません。古くは、「ウエストサイドストーリー」、「サタデーナイトフィ−バー」「ダーティーダンシング」等があります。しかし、その中でも、特に、音楽に中心を置いて作られた作品の中には、思い出深い作品があります。中には、本物の歌手を起用して撮る場合もあり、「天使にラブソングを2」のローリン・Hや岩井監督の「スワロウティル」ではCHARAが主演しています。それだけに、音楽が良いと自然に心に残るものです。
前置きはこれくらいにしておいて、この作品は、音楽&アクションがうまいこと合わさった作品です。
ストーリーは、昔、地元で悪ガキだった主人公が、故郷を留守にしている間に昔の恋人を暴走族にさらわれてしまうお話で。この主人公役には、必殺たれ目のお兄ちゃんのマイケル・パレ、昔の恋人役には、ダイアン・レイン、暴走族のリーダー役には、「プラトーン」に出演したウィリアム・デフォー、他にも個性的な脇役が出演しています。基本的に簡単な内容のこの作品。しかしながら、音楽が良い。特にラストの曲は、ドラマの「ヤヌスの鏡」(古っ!)を観ていた人ならば、気がつくと思いますが、♪今夜は青春 です。タイトルだけ見ると、ふきだしてしまいそうですが、『10年前にはこんな曲が流行ってました』と言うお手本で、私にとっては、今でも大好きな楽曲です。この作品は、とりあえずビデオ屋には、かろうじて、一本あるかないか、という扱いで、大変腹立たしい。まぁ、エエけどね。
関連作品としては、「バックビート」(これも良い!多分RECOMMENDのほうで登場。)の他に、「フットルース」「日のあたる教室」「カストラート」も入るんかな?
【フルメタルジャケット】
『1!2!3!4!アイ!ラブ!ブリンコ!』
この作品により私は、まるで後頭部を金属バットで殴られたような衝撃を受けたのを覚えています。まだ、私が中学か高校生だった時に観たと思います。まだ、私が持っていた『最後には正義が勝つ!』といった価値観を見事、粉々にしてしてくれた作品です。後で判明したことですが、かなり前々から有名な作品にも関わらず、ビデオ屋に2本しかなかったので、ありきたりの戦争映画で、親父と一緒に観ようと思っていました。しかし、こんな作品を心から心酔するさまを親に見せようものなら、即刻お説教物です。(危ないX2)
ストーリーはベトナム戦争の真っ只中でアメリカの海兵隊に前半はスポットを当て、普通の兄ちゃんが鍛えられていく様子を描き、後半では、実際のベトナムで実戦を通して人間の価値観が変わり、何かが壊れていく様子がリアルに表現されています。放送コードギリギリの汚い言葉、激しい暴力。ラストを観終わったときのある種の空虚感。今、観ても全然飽きません。しかし、ここ最近、そう言った感じの作品が多いだけに、初めて観る人には、普通に感じられるかもしれません。つくづく、その時に観といて良かったと思います。しかしながら、監督が巨匠S・キューブリックだけに、また違った見かたができるかもしれません。監督関連作品としては、「2001年 宇宙の旅」、「ロリータ」、「時計仕掛けのオレンジ」、「E・W・シャット」があります。この監督の思考回路は、、全く解かりません。壮大な世界観の作品もあれば、狂気としか言いようのない作品もあります。監督自身が昨年、惜しまれつつも、急死したために、どこのビデオ屋でも特集してます。
ベトナム関連では、「プラトーン」、「ハンバーガーヒル」、「カジュアリティーズ」、「グッドモーニングベトナム」など他にも数え切れません。
【レッドオクト−バーを追え】
『キャタピラー始動!無音航行開始!』
私は潜水艦が好きです。いきなりですが、ただ好きです。これといった理由はあまりありません。多分この作品で完全に戦闘機の世界から潜水艦に興味が移ったのは確かだと思います。そう言えば、この作品以降、好んで潜水艦物の作品を見てるような気がします。「クリムゾンタイド」、「クラッシュダイブ」、古いものでは「U-BOAT」、映画とは違う分野では、漫画の「沈黙の艦隊」などに一時期、どっぷりはまってしまいました。それだけ影響力のある作品でした。就職活動中も内定がもらえず、焦っていた時期に、とある合同説明会に来ていた自衛官の方に『試験に受かったら士官候補生として潜水艦に乗せてやる』という言葉に乗せられ、こっそり願書を送ってもらったのも、今思えば、焦りから来る心境からだけとは言えません。
それはさておき、この作品には、大物俳優のS・コネリーとA・ボールドウィンが出演しています。コネリーのお父さんは、元祖007で有名ですが、その頃とは、かなり頭髪の減少が目立ちますが、くっさる程いる俳優の中でこれほどハゲが似合う俳優もいません。もはや、ハゲが顔の一部となって、圧倒的な存在感があります。個人的には、ポスト・ハゲ俳優の一番手はニコラス・Kだと思いますが、まだまだ、コネリー父さんの足元にも及びません。(これは、ハゲ共演対決の『ロック』を観れば一目瞭然。)ハゲを隠して被り物(ヅラ)をつける俳優が多い中、コネリー父さんはそんな時代に果敢に挑戦する、おっとこまえ俳優で最高にCOOLです。そんなお父さんの入魂の一本!
ストーリーは、ソ連が開発した無音航行できる潜水艦『レッドオクトーバー』がソ連艦隊から突如離脱。アメリカを目指す。その意図は、宣戦布告か亡命か?レッドオクトーバーの館長・ラミウス(コネリー)は狂人かいなか?ソ連艦隊の追撃を受けながら、アメリカは一人の政治アナリストである、ジャック・ライアン(ボールドウィン)を現場に派遣する。核弾頭を積んだ全長100メートル以上の巨大潜水艦の結末は?
この作品は、おそらく、ジャック・ライアン、シリーズの一つと思われます。理由は、名前も全く同じで、肩書きもほとんど同じ映画があるから、(多分、原作が同じ人だったような・・・)。とにかく、関連するものとしては、どちらもハリソン・Fが主演する「パトリオットゲーム」、「今そこにある危機」があります。
【不夜城】
『健一、・・・寒いよ・・・』
ラストを飾るのは、これまた紅一点の邦画になりました。正直なところ、高校生の頃は、邦画なんて北野映画と「ミナミの帝王」があれば事足りると思い。あとは、Vシネマがあるだけと思っていました。ところが邦画も捨てたもんじゃないと思わしてくれた作品でした。主演は国際的俳優の金城武。(この作品まで、だれやねん?と思っていました。)とデザイナーであるKANSAIの娘、山本未来。原作はこの作品がデビューとなる馳 星周のハードボイルド小説、『不夜城』に基づいた映画です。
ストーリーは、日本の歌舞伎町を舞台に中国、台湾、北京のマフィアが互いに勢力を伸ばすために対立し、時には妥協するといった中で、日本人と台湾人との混血、半々(ぱんぱん)である主人公の劉健一は、日本人社会にも中国人社会にも居場所がなく、その日を生きるのに精一杯であった。そんな暮らしの中で、災難は突然降りかかる。昔の相棒であるフーチュンが対立グループの次期リーダー殺しのほとぼりも冷めぬまま、名古屋から自分の女を追いかけて帰ってきた。昔、相棒であったためにあらぬ濡れ衣をかけられ、フーチュンを探し出さなければ、対立グループに殺されてしまう。期限は3日。そんな状況で、健一に近づく怪しげな女、夏美。夏美が健一に売りたがっているものは何か?夏美の言葉は何処までが真実なのか?歌舞伎町という特殊な場所で複雑に絡み合うアジアンマフィアンの力関係が見事に表現され、思わず引きこまれてしまいます。この作品をみるまで、アジアの非合法組織の力関係がこれほど複雑であることは知りませんでした。またフ−チュン役には椎名きっぺい(漢字どうやったけ?)です。これがはまり役。ビールの宣伝に出ているイメージは何処にもありません。とにかくヤバ目な感じです。この作品後、邦画&アジア映画を見るようになりました。余談ですが、オープニングに、作者本人が出演しております。聞いたところでは、それが小説の映画化の条件の一つだったらしいようです。(テレビで誰かが言ってた。)
この映画は、映画を見た後に、原作の小説をお勧め致します。小説から入ってしまうと、どうしても、聞きなれない中国人の登場人物名でずっこけてしまいます。映画で大体のストーリーを掴んでから小説に入ると、よりもっとデイープな世界に入れること間違いなし。
関連作品「天使の涙」、「アンナマデリーナ」、「恋する惑星」、連ドラ「神様もう少しだけ」
お疲れ様でした。自分勝手な批評に最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございます。身も心もお疲れになったことでしょう。十分に体を温めなおして、休養されるようお勧め致します。またの御訪問を心よりお待ちしております。
BY MOJIO
なお御感想などございましたら、メールにてよろしくお願い致します。