国際貢献講座 

  『命のビザ』 −杉原千畝とユダヤ人―

 

 平和互恵の精神に基づき、国際平和に貢献することを目的に掲げている犬山国際交流協会の主催で、2月22日()に八百津町の杉原千畝記念館で杉原氏の功績や“人道主義”“博愛精神第1”の人間像などを紹介する講座が開催されました。

 なにものにも代えがたい生命、その生命が一人の外交官の決断と血の出るような努力によって救われました。八百津町出身の杉原千畝氏は、当時第二次世界大戦下にあった欧州リトアニア国日本領事館の領事代理時代に、ナチスドイツの迫害から逃れようとポーランドからリトアニアに脱出してきたユダヤ人難民約6,000人に、日本政府の意に反し人道的立場に立って独断で日本通過のビザを発給しつづけ、尊い命を救った彼の一生と杉原千畝氏以外にもユダヤ人をサポートした日本人のことや当時の日本が世界におかれた状況を体系的に講師の吉野忠彦氏が延々3時間にわたって講演されました。

 180枚のスライドとビデオ、ナレーション、年譜を駆使しての熱演でした。受講後にアンケートを提出した36名(参加者41名)の多くが、講座全体について満足した・説明がよくわかった・杉原記念館で開催したことは意義深かった、と回答しました。ユダヤ人の歴史・当時の時代背景まで詳しい説明がなされ、「内容が濃く非常に興味深く聞くことができた。」との感想も聞かれました。

 バスで八百津町に向かう最初の挨拶で『今日は杉原千畝の「あ〜ん」まで勉強できます』と語った主催者の言葉がぴったりの講座でした。会場の窓から小雨煙る人道の丘を眺めると、『今、あなたは何を感じますか』『今、あなたは何ができますか』と杉原千畝氏が呼びかけているようで、宿題を与えられた感じを受けました。

 参加者の江口富男氏が帰りの車中談義で、今回の講座は平和学習というおまけ付きでしたね。温故知新、現在との繋がりに考えさせられました。と話された言葉が余韻として残りました。

 

 

 アンケートに寄せられたご意見の一部をご紹介します。 

500円は格安だと思う。

・ユダヤの歴史、杉原氏のリトアニア、世上に出るまでの経過がよく分かった。

・当時の時代背景もよく分かりました。

・パンフには、3時間とかいてあったので、見学他 モニュメント見学、お話全部でと思ったので、お話だけで3時間以上だったので驚いた。でも内容こく、非常に興味深く聞いた。

・ビデオ、朗読があり、変化があって退屈しなかった。