椛の湖オートキャンプ場 1998年11月28日
恐らく今年最後のキャンプであろうと思われる、椛の湖オートキャンプ場へ行く。去年のキャンプの最終日は10月末だった。今日は11月月末。この分だと、来年の最終は12月の大晦日キャンプになるかもしれない。
因みに「椛の湖」は「はなのこ」と読むのであるが、漢字変換では中々出てこず、探すのに苦労した。どうやら「椛」は「もみじ」とか「かば」と読むようである。「カバの湖」である。
電源が有るはずなので、セラミックファンヒータやら猫炬燵等を持ち込み、スキーウェア各人1式持ち、防寒対策を十分にしながら行く。東名名神高速一宮ICから上がり、道路上から南アルプスの山並や、御嶽山を見ながら中津川ICで降りる。19号線を北上し途中西に向かい、幾つかの看板を見ながらキャンプ場へ。今日は非常に天気が良く、気分が良い。締めのキャンプ日としては最高のコンディションである。
山の畑の間を進む。こんな所に湖があるのだろうかと思うような所である。そしていきなりキャンプ場が現れる。どうやら湖というより、農業用水の貯水場である。別に湖岸がセメントで固められている訳ではないが、いかにも人工で作りましたと言う感じの湖である。
管理棟は、割合大きくログハウス風で雰囲気は良い。中にはちょっとしたアウトドアショップ並みの販売店が有り、キャンプ用品の殆どは揃うであろう。薪ストーブまで売っている。今日の入りは1/3程度とのこと。いつも思うのだが、こんな季節にくる物好きな人たちが結構いるものだなと自分達を数に入れずに感心する。
サイトは西の湖畔沿いとそこを見下ろす林間斜面。そこへの道の入口には駐車場でよく見かける遮断機型のゲートが設置されている。入場には管理棟で受け取るクレジットカードのような磁気カードを遮断機に通さねばならない。
今回のサイトは林間側であったが、西日が木に遮られ少し肌寒い。湖畔側の方が日当たりは良く暖かそうである。逆に夏は林間の方が涼しくて良いであろう。指定された隣のサイトが空いており、多少陽があたるので、隣で家から持ってきた弁当で昼食をとる。斜面にあるので見晴らしはよい。椛の湖がよく見渡せる。
サイトの広さはまあまあ。下は小砂利が敷いて有る。ほぼ水平。サイトは日本庭園のように奇麗にされている。トイレと水場も大きく新しい。道もアスファルト敷きでトータルな印象は非常に清潔である。
暖かい湖畔サイトではタープの下でくつろいでいる人たちがいる。寒いのに何故わざわざタープの下に居るのだろう。屋根が無いとなんとなく落着かないのかもしれない。その隣のサイトではどうやらスクリーンテントの中に薪ストーブを持ち込んでいるようだ。煙が立ち登り暖かそうである。久しぶりのロッジテントとツーバーナーである。一通りの設営が終わると、管理棟の向こう側の、遊具のある小さな公園まで行くことにする。公園は芝生に覆われた急斜面の下にある。この斜面の上にウッディーハウスと呼ばれるバンガローやコテージがあるようである。ここにも数グループが宿泊しているようである。公園の側には椛の湖神社がある。水中に立つ鳥居があり、湖の真ん中にある小さな島にお社があるようである。説明によると島はもともとここが湖になる前にあった古墳とのことである。
公園でしばし遊んでサイトに戻る。夕食は豚汁である。寒いときにはこういう汁物が助かる。今日は珍しく8mmビデオカメラを持ってきているので奥さんの夕食風景や子供たちのお絵かき姿を撮影することができた。キャンプにビデオを持ってきたのは初めてである。
風呂に入りに行く。ここの風呂は管理棟から売店を通り一度外に出たところにある。管理棟の床からそのまま続く木のテラスに沿っていくと湖に少し突き出す感じで風呂がある。風呂は槇の木でできた広く清潔なもので、湯は少し熱かったが今日のような寒い日には後から暖まり大変ありがたい。
キャンプ場で借りたバーベーキューコンロの上で焚き火をする。奥さんが子供たちを寝かしにいっている間に薪が無くなってしまったので、近くの林の中から枯れ木を探すことにする。結構あったので焚き火をしながら、ワインなどを飲む。
ワインで眠くなってしまったので、テントに入る。テントの中はセラミックファンヒーターで十分暖まっており、快適に眠ることができた。
1998年11月29日朝起きる。いつものごとくの朝食を摂る。どうやら昨夜は自分のいびきで奥さんや子供達がうるさくて夜中に目を覚ましてしまったらしい。しかしこればかりは自分ではどうにもならない。
椛の湖の周りを散歩に出かける。昔あったと思われる売店やレストランが朽ち果てている。キャンプ場の管理棟の雰囲気とは大違いだ。数カ所で釣りをする人を見かける。入ってきた入り口と反対方向(つまり南側)にも大振りな入り口がある。構えとしてはこちらの方が立派である。よくキャンプ場ガイドで紹介されている写真はこちらの入り口であろう。しかし、アプローチの道は細くなぜこんな方向にこんなごたいそうな入り口をつけたのか疑問に思う。
ゴミは、水場の側に止めてある軽トラックの上に分別して出す。焚き火の後の灰などはやはり水場近くの灰捨て場に捨てる。お茶を飲んだりしながら撤収を進める。
帰りに賤母の道の駅で昼食を摂り帰る。