木曽駒オートキャンプ場

1999年7月10日

 まだ梅雨が明けていないので、天気を心配していたが、幸い朝から見事な快晴であった。奥さんは色々と用が有るらしくあまり乗り気ではなさそうだが、この梅雨の合間、快晴の休日にキャンプに行かずして、お天道様にどんな申し開きが立つというのだ。と、言うわけで予定通り、木曽駒森林公園内にある木曽駒オートキャンプ場に出発する。キャンプ場はスノコが敷いてあるらしいので今日はドームテントである。

 荷物を車に詰めて、10時ごろ出発する。東海北陸道の一宮西ICから上がり、中央道の中津川ICで降りる。国道19号線を北上し、途中のホームセンターでブルーシートや花火、虫捕り網などを買ったりしながら約60km、結婚後まもなく行った「棧温泉」や寝覚めの床等を越えやはり以前行った事のある「駒の湯」温泉の看板を越えた先の「原野」という交差点で右折する。

 道を曲がると片道一車線の道の両脇に林が生い茂り、その合間に洒落た別荘が何件も建っている。蓼科や八ヶ岳の麓で見た別荘地に感じが良く似ている。何も無い山の中を想像していたので意外であった。途中キャンプ場への看板を見落とし、先のショッピングセンターまで行ってしまう。

 ショッピングセンターは別荘に囲まれた中に有り、ひととおりの食料品、酒類や日用品を販売しているコンビニエンスストアと郊外にあるスーパーとの中間くらいの規模で周りの別荘地の雰囲気に合った大変落ち着いた感じの店であった。別荘地の客相手だけで成り立つのかと心配になるが、そう感じさせないくらい落ち着き払っている。別荘地の付帯設備といった感じか。ここで地ビール等を購入。

 ここから少し戻り横道にそれてキャンプ場に向かう。林の片側が開けて山並みが見える。林の奥はゴルフ場のようだ。道は途中で工事中の部分に差し掛かるが、ここが整備されればリゾート地近くの落ち着いたキャンプ場になるであろう。

 工事中の部分からまた横にそれるとすぐにキャンプ場が見える。小さな管理棟が有り、おばさんが一人いるようだ。管理棟は素っ気の無い家のようである。管理棟前に蒲団が干してあるのは御愛敬。受付を済ませてサイトへ向かう。サイトは山の斜面にあり、一番の高台にはバンガローが数軒、その下に雛壇の様に平地がありそこがサイトになっている。

 サイトの平地は草が短く生える道の部分とその脇に少し高くなっているテント設営場所になっている。車を止める所と幾分段差がある。テント等を張るスペースは幾分狭く感じるが車の部分を含めればそこそこ広いサイトであろう。段差の部分が無駄なスペースになってしまうが。サイトによっては段差が相当あり荷物の積み下ろしが大変になるであろう。サイト周りは背の高い広葉樹に囲まれている。指定されたサイトは斜面の一番下で車を止めた道の反対側は草むらでその先には小川が流れている。

 トイレは水洗で管理棟の裏側に併設されており、その1個所のみ。水場はサイト各所から見て丁度真ん中に有り、これも1個所。サイト数が20位と思われるのでこの1個所でまあ、足りるといえば足りるかもしれないが、一番隅のサイトだと少し遠いような気がする。トイレも水場もまあ清潔。水場にはガス瞬間湯沸器も設置され冬場でも洗い物が楽なようになっており奥様方には喜ばれるであろう。

 サイトのスノコは2m×3mといったところか。下がでこぼこしないが、テントのグランドシートに大きく段差が付いて、ここから破れてしまわないか少し心配になる。ひとおりセットして近くを散策する。

 キャンプ場が含まれる木曽駒森林公園にはテニス場や釣り堀、アスレチック、マレットゴルフ場等がある。その間を小川が流れている。小川に沿って上っていくと、淡水魚水族館があるが、休館中。水の無い空の水槽が並んでいる。されに上るとます釣りの釣り堀とバーベキューハウスがある。ここでますを3匹ほど釣る。釣った魚は1匹\300で買い取る。焼いてもらうと\400。焼いてもらう事にする。焼きあがる時間まで近くの冒険広場に行く。きれいに刈り込まれた芝生の広場にアスレチック遊具があり、子供たちが遊ぶ。

 テニスコート近くのコートとマレットゴルフの管理棟には、食堂が併設されている。ここも営業中。先ほどのショッピングセンター同様、あまり客も多そうではないのに、しっかり営業しているのに感心する。ますの焼き上がり時間に、バーベキューハウスへ戻る。竹串にささり炭火で焼いたますをビールと一緒に食べる。

 今度は、キャンプ場に戻り、ジャンボ滑り台とやらに向かう。ジャンボ滑り台はキャンプ場の一番上、バンガロー近くの山の斜面にある。斜面は草に覆われており、その中を銀色の滑り台がうねっている。なるほどジャンボではある。一番上の滑り台の入り口まで階段で上ると、景色は大変に好い。但しここにたどり着くまでの上り坂はきつく、2回も滑れば相当な運動量である。いいダイエットになるかもしれない。

 奥さんや子供たちが2回目の滑り台への登山に挑戦している間に別の道を辿り登る。途中、管理人のおばさんが滑り台近くの草むらにいたので声をかけると、山菜をつんでいるとの事。この山菜を少し頂く。山のアスパラガスだとのこと。

 サイトに戻り、食事の支度。今日は焼き肉とスパゲティ。山菜は確かにアスパラガスの味がした。食事の後「駒の湯」温泉に向かう。温泉までに道は相変わらず細く、何も無い道である。本当にこんなところに温泉があるのかな、あるいは道を間違えたんじゃないのかなと疑問に思う頃たどり着く。一軒宿である。宿はきれいで落ち着いている。入浴は大人\700。ロビーは少し坂になっておりその上に大浴場に入る框がある。この上は畳。畳の通路に男湯、女湯の床まで届く暖簾が掲げてある。江戸時代の呉服屋の軒先にあるようなやつだ。それぞれの手前から浴場に入る。

 温泉は、内風呂と露天風呂がそれぞれ一つ。以前に比べ格段に奇麗になっている。露天風呂の傍には薪を積み上げた庇がありそこに幾つか笠がかかっている。内風呂は恐らく桧風呂。中はタイル。シャンプーやボディーシャンプーは桧の香りのするもの。これは非常に気に入っている。

 温泉から上がり、サイトに戻る。子供たちがなかなか寝ないので奥さんと一緒に寝かしつけていたら自分が一番先に寝てしまった。後の記憶が無い。


1999年7月11日

 朝起きると、今日も良い天気である。パンやカップヌードル、ソーセージ等で朝食を摂る。早めに撤収をする。テントのアウターは結露でべったりである。撤収後は、近くのラベンダー畑に行く。昨日行ったときは14時で終わりだというので行けなかったところだ。朝10時からなので、誠に短い営業時間である。

 帰り道の国道19号線上にあるフォレスパ木曽という、最近よく見かけるタイプの温泉+アルファの施設へ行く。温泉は内風呂と露天風呂が各一つであったが、温泉プールがあり、ここで水着になって親子で遊ぶ事が出来た。今回行ったキャンプ場からは離れているが、キャンプ場の近くや、行き帰りの沿線にこうした施設が増える事は好ましい事である。

 温泉の後は、同じ場所にあるアスレチックや、ジャンボ滑り台へ行く。ジャンボ滑り台は昨日行ったキャンプ場にあったジャンボ滑り台とよく似ている。同じ会社が作ったのかもしれない。雨上がりで服を濡らしてしまった。