御岳胡桃島キャンプ場

ここが管理棟。なかなか渋い。

2000年7月22日

 昨日、三重県のキャンプ場に行ったばかりであるが今日は岐阜県の御岳胡桃島キャンプ場である。暑いのでなるべく標高の高いところで涼もうと言うことでここを選ぶ。標高1,800m。涼しくないわけはない。今日は弟一家と現地合流である。

 昼頃、東海北陸道に上り関ICで降りる。関金山線に入り国道41号線へ。下呂町、萩原町を過ぎ、41号線を離れ小坂町へ。途中鈴蘭高原への分かれ道を過ぎた辺りから道は険しくなる。舗装されてはいるが坂やカーブは急で、道は細い。対面からバスが来たら逃げ出したくなるだろう。

 途中右手側に御岳が見渡せる絶景のところが続くが道の下は、100m以上はありそうな崖っぷちである。のんきに見ているわけにはいかない。この先には結構有名な濁河温泉があるはずだが、こんな所を上り下りしていくのだろうか。大変であろう。

 そうこうして上っていくと車の外気温計が着実に温度を下げていく。鶯の声も聞こえ、高原の雰囲気を増していく。しばらくすると気温は24℃まで下がっている。窓を開けると涼しい風が入ってくる。下界では36℃ほどであったから随分差がある。

 やっとの思いでキャンプ場に着く。外に出ると秋のようで、半袖の服や短パンでは寒さを感じる。空気は実に爽やか。管理棟は山小屋風で風情がある。管理棟近くにもテントを張っているグループがある。弟たちは先に着いているようである。指示されたサイトへ向かう。

 キャンプ場内は綺麗に清掃されており、山奥のキャンプ場にありがちな壊れた設備や訳の分からないゴミのような機械や建物・資材は見あたらなかった。偉いものである。キャンプサイトはテントスペースにすのこがあるタイプ。下は基本的に土。木立の中に点々としている。トイレや水場はそれなりに古そうだが、清掃は行き届いている。トイレは水洗ではないが臭いも少なく気にはならない。

 結構多くの家族を含めたグループが来ておりあの大変な道を押してやってきたかと思うと感心する。なぜかおじさんグループが多いような気がする。

 到着時間が遅かったので設営して夕食を始めているうちに夕暮れになってしまう。標高が高いのでポテトチップスの袋が縁日の銀色風船のように膨らんでいる。また、チャッカマンの火付きが悪い。下界はどうかと携帯電話で実家に連絡してみる。電波は届くようだ。(J-PHON)下界は滅法暑いとのこと。少し優越感を抱く。

 夜、灯りを離れたところに出ると、星が空一面である。色々な人がこの星空を表現するが、どうにも表現のしようがない。町の夜空は星がぱらぱらとうら寂しいが、ここでは大変に騒がしい。星どうしのご近所が近い。星が香るようだ。目が慣れるとくると天の川も見える。また、下界では地表近くのため光害で殆ど見えない蠍座が見えたのは嬉しかった。最近プラネタリウムに行って来たばかりなので、確認が容易だった。


2000年7月23日

 朝早くから鳥の声で目が覚める。朝食を済ませて、管理棟近くの展望台へ行く。細い坂道にある木の板橋を渡りその先に小さな櫓のようなものがあり、そこが展望台。ここから見ると御岳が実に近くに見える。反対側には乗鞍。天気がよいのでよく見える。

 弟一家とは管理棟前で別れる。せっかくここまで来たので濁河温泉による。キャンプ場から濁河温泉はここまで来た山道の脇のカーブ辺りが少し広くなって建物がある感じ。露天風呂で温泉は少し茶色である。帰りのあの山道のことを思い少し憂鬱な気持ちを幾分和ませる。

 きびしい山道を降り、徐々に気温を上げながら下界に近づいていく。

キャンプサイト。すのこは綺麗で水平。理想。

水場の辺りからサイトの並びを見る。

水場。古いことは古いが綺麗に清掃してあるので快適である。

トイレ。ここも古いけど綺麗。管理人さんが汚れた便器を外して洗っていた。偉い。

展望台から、そこに続く坂道を見下ろす。距離は近い。