WESTERN ARMS
BERETTA M8045 COUGER-F

ウェスタン・アームズ ベレッタM8045 クーガーF

 イタリアのピエトロ・ベレッタ社と言えばアメリカ軍を始め、世界のあらゆる警察等でも正式採用されているM92シリーズが有名で、ダイハード、レオン等、映画でも最も目にする拳銃と言えるでしょう。
 そのM92を基本によりコンパクトで使い易さを求め誕生したのがM8000シリーズでした。ただし、M92でも採用しているロッキング式のブローバック・システムはスライドを短くするには限界があるらしくM8000シリーズではローテイティン・バレルという方法が採用されています。これは銃弾を発射後スライドと共に撃ち手から見て反時計方向にバレルが回転しながら後退し、約30°回転したところ(後退量にして1cm弱)でスライドとのロックが外れ、それ以後はスライドのみが後退するといったものです。口径は9×19mm(M8000)、40SW(M8040)、45ACP(M4045)の3種類があります。

 エアーガンの方に話を移すと、このウェスタン・アームズ(以下、WA)のクーガーは45口径のM8045がモデルとなっており、ちなみにKSCというメーカーからは9×19mmのM8000が発売されています。ピエトロ・ベレッタ社と正式契約を取っているWAは、このエアーガンの設計を実銃の図面をもとに行っており外寸はもちろんのこと、刻印等も忠実に再現されています。その上、グリップ・パネルに関しては実銃に使用されている本物が標準装着されています。しかも驚くことにスライド、フレーム等の主要部分は当然のごとく樹脂(ようするに強化プラスチック)で形成されているにもかかわらず、実銃とほぼ同じ重量(約960g)があります。確かに実際に手に取るとズシリと重量感が感じられます。安定した動作を見せるマグナ・ブローバック システムを搭載したそのブローバックはスムーズかつスピーディーでブローバックする度にガクン、ガクンというリコイルを手に伝えてくれます。 

 上の写真が本体だけの状態ですが、その後、このクーガーにレーザーサイトを付けてみました。レーザーサイトはハートフォードのビームフォードTでスイッチをプッシュスイッチにしています。マウントはKSC・クーガー用ですが無加工でも付けることが出来ます。19mm径のレーザーやライトが付けられるアンダーマウントとマズルブレーキが一体になっているもので、付けたことによって全長が長くなり、本体だけの時の長さに対してグリップが大きめというちょっとずんぐりした印象が薄れました。しかも、重量の多くをマガジンが占めていたこともあり、ウェイトバランス的にかなりブリップ寄りだったのが少し前が重くなったので全体的なバランスが良くなった気がします。グリップの上部がえぐれているため手が大きい方でない私にも握り易く、握り直すこと無くスライドストップやサムセイフティーに指が届きます。
 マガジンの装弾数は25発、一回のガスチャージで発射出来る段数は50発弱といったところです。