1999年 の映画&演劇ノート

07.30 【映画】スター・ウォーズ/エピソード・ワン
07.20 【演劇】蝿取り紙(山田家の5人兄妹)
07.08 【映画】菊次郎の夏
07.02 【映画】ライフ・イズ・ビューティフル
06.19 【演劇】破壊ランナー
06.10 【演劇】東京原子核クラブ
06.不明【映画】恋に落ちたシェークスピア
05.23 【演劇】マトリョーシカ
04.不明【映画】バグズ・ライフ
03.28 【演劇】温水夫妻
03.21 【演劇】広くて素敵な宇宙じゃないか
03.14 【映画】ラッシュ・アワー
03.04 【演劇】裸足で散歩
02.不明【映画】メリーに首ったけ
02.02 【演劇】恋と結婚 ラン・フォー・ユア・ワイフ
01.23 【映画】アルマゲドン
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07.20 【演劇】蝿取り紙(山田家の5人兄妹)

劇団・自転車キンクリートの芝居は「法王庁の避妊法」「ソープオペラ」等、見ている。どちらもとても面白い芝居だったので、今回も期待した。結果的には芝居の面白さ云々を語れるほど良い座席に恵まれなかったなぁ、といった感じで見る羽目になった。おまけに3時間という長い芝居で、間に休憩があるとはいえ、生理的にキツイ。

07.08 【映画】菊次郎の夏

北野映画は「HANA−BI」以外はすべて見ているが、 「あの夏、いちばん静かな海」と「ソナチネ」の2本以外はあまり好みではなかった。 この作品も結論から言うと、まったく楽しめなかった。というより苦痛の2時間だった。 「ライフ〜」を見た後だったせいもあって余計落差を感じてしまった。

この映画については殆ど僕は評価不可能。 なぜなら見終わった後、映画のせいかどうかはハッキリしないが 鬱病が悪化してしまったからだ。 日本の寒々しい風景がどうもあたったらしい。

それでも幾つか面白い点もあっので書いてみたい。 まず予想していたのは子供が母に会うまでの単純な構成だと思っていたけど、 もう一つひねりが効かせてあった。少年の旅であると同じに、 菊次郎にとっての旅であった、という二重構造になっていたこと。 少年の見る夢も有りがちなホノボノ映画とは違ったタッチで良かった。 黒澤の「影武者」をそのまま意識している場面もあった。 また喧嘩した後、棒を高々と放り投げるシーンをスローモーションで撮った シーンは「2001年宇宙の旅」のオマージュか?。

後半、スーパージョッキーの乗りになってしまったのは 残念。殆ど笑えなかった。どっちにしても僕はこの映画を見た後、 欝が悪化してしまった作品なのだから、楽しむとか、退屈するとか、 そういった次元での評価は不可能。 とにかく僕にとっては欝誘発の映画だった。


07.02 【映画】ライフ・イズ・ビューティフル

「ダウン・バイ・ロー」や 「ナイト・オン・ザ・プラネット」などで日本の映画ファンにもおなじみの ロべルト・ベニーニの評判の脚本・監督作品。 前半はオーソドックスなロマンティック・コメディという感じ。 伏線をビシバシ張って、きっちり回収する見事な脚本だなァ。 映像も内容にふさわしくパステル・カラー調で好き。 結構笑えて、しゃれっ気たっぷりでベニーニの才能に感心する。 「こんにちは、お姫様!」。耳に離れて残らないです。

問題は後半。主人公とヒロインが結ばれたとこで、 パーンと時間省略して、その後はベニーニ一家がホロコーストに巻きこまれていく。 これは個人的な好みなのだけど僕は刑務所&収容所ものが苦手。 映像的にドドーンと暗いのが好きじゃないの。 だから「ショーヤンクの空に」なんていうのも、散々楽しんでおきながら好きな 作品という感じじゃなかった。

そんなわけで、この映画も好みの前半は100点。 後半のムムム・・・って感じのとこがあったので少し減点。 それでも最後泣いてしまった。良い映画だ。

ポツポツと読んだ紹介文ではウェルメイドな 心温まる物語なんて言われてるけど、 私見では後半かなり実験的なことをやった野心作って言う感じがします。 (そしてその実験は成功してると思う)また前半の明るいロマンティック・コメディ と後半の戦争悲劇を二部構成にしてる点も、あまり見かけないのでは。 そのあたりにありきたりな物語にしないゾっ、ていう挑戦的なものを感じる。 今年のベスト・ムービーの一つでした。


06.19 【演劇】破壊ランナー

シアター・アプル、座席前から10列目。 これぐらいの席が一番良い。

劇団・惑星ピスタチオのSF的芝居。 ストーリーの面白さで見せる芝居ではなく、派手な演出とマイムで見せる芝居。最初の20分ぐらいは女優のセリフが聞き取れないのと、 設定が良く分からないので、このまま続いたら厭だなぁ…という感覚があった。 でもその後芝居に引き込まれて、面白かった。前代未聞のランナー 豹二郎ダイアモンドの挫折と再起を描いた物語。 メインストーリーにからむ保村大和と進藤則夫のコンビが特に面白い。 中央情報局と中央市場売り場を間違うくだりは、しつこいけどホント笑える。 今日は土曜日で満席に近かったけど、平日は結構空席が目立つとか ・・・・・・残念。 ストーリーで見せる芝居じゃなくて演出とパワーマイムで見せる芝居なので 感想が書きにくいなァ。

ほかの惑星ピスタチオの芝居もぜひ機会が あったら見てみたくなった。


06.10 【演劇】東京原子核クラブ

またパルコ劇場。 でも今度は最前列だ。

マキノノゾミ作・演出の、とてもまじめでウェルメイドな芝居。 まじめ過ぎて少しひいてしまった。 原爆が落とされる数年前のある下宿屋を舞台にした青春グラフィティ。 内容的にはよい場面も多くて、良く出来た作品と思うものの、長すぎるし、 あまり好きになれない役者が多かったせいもあって、 いまいち楽しめなかったかな。でもラスト近くの原爆投下後の、 ある夏の日の描写は、ホントに夏って感じがして暑さまで伝わってきそうだったし、 小林勝也演じる大学教授の存在感も光ってた。 ホントに日本でも原子爆弾の開発をしてたんのかしらん。


06.不明【映画】恋に落ちたシェークスピア

アカデミー賞まて受賞して、もっぱら評判の良い作品。 しかし僕は全然乗れなかった。主役とヒロインの俳優も、しっくりこない。 良作と呼ばれるものでも楽しめないと言うことは結構ある。 理由は様々なパターンがあるから一概には言えないけど、 予想していたものと違うとか、期待が大きすぎた、 とかね。今回の僕の場合、キネ旬で三谷幸喜の 「温水夫妻」とモチーフが同じという文章を読んでいたせいだと思う。 「温水夫妻」がメチャクチャ面白かったので、それ風の内容を期待していた。 確かに有名作家の史実とフィクションを融合させ、 ある作品が生まれた背景を描いている、という点は同じなのだけと、 話そのものはまったく違っていた。

どっちにしても楽しめなかったのだから評価はペケ。 再見する機会があったら、ひょっとして楽しめるかもしれない。


05.23 【演劇】マトリョーシカ

引き続き三谷舞台。うーん、座席は、 また似たような席。でも確保できただけ良しとする。

松本幸四郎、市川染五郎、松本紀保という幸四郎ファミリー。 内容は、どんでん返しに,、どんでん返しが続く、とても面白い内容だと思うのだけど、以前、 映画「デストラップ 死の罠」という構成がよくにた作品を見ていて、 なんとなく「似てるんじゃないかなァ・・・・」という予感があった。 その予感がばっちり当たってしまったせいで、いまいち楽しめなかった。 コメディだと思っていたせいで最初の30分ぐらいは 「あれ・・今回は笑いのない芝居なのかな・・・」となんだか拍子抜け。 その後一転してコメディになり、なかなか楽しませるけど前半の拍子抜けの せいで鑑賞後の満腹感は以外と低く、僕的評価はいまいち。 この手のコンゲームというのは内容をまったく知らないで見たほうが驚きが あって良いな。きっとそういう風な状況で見たら楽しめただろうに。 残念。役者的には松本紀保さんが一番良かった。

一緒に行った友達は「温水夫妻」よりも良い、 と言っていたけど、僕としては「温水夫妻」の気楽に楽しめる感じが好き。

今回はパンフレットを買った。 それにしても温水夫妻のときパンフ買い忘れたのは痛かったな (まだ引きずってる・・・・・・・)。


05.23 【映画】バグズ・ライフ


03.28 【演劇】温水夫妻

待望の三谷舞台。パルコ劇場。 座席は15列目。うーん、あまり良い席じゃないけど、 そく完売の状況から考えれば確保できただけでも、よしとしよう。

温水夫妻と小説家・太宰治の話。 太宰は唐沢寿明。温水夫妻は戸田恵子と角野卓造。 雪で駅に閉じ込められてしまった温水夫妻。そこに偶然いたのが小説家・太宰治。 さらに偶然にも太宰は温水婦人のかつての恋人だった・・・。 かなりご都合主義的な設定だけど、まったく気にならず、 期待した通りのすごい面白さ。今までの三谷幸喜の芝居とは、 ちょっと違う感じらしいけど、僕は始めての三谷幸喜舞台なので違いは分からない。 小道具を使ったギャグの面白さと、この3人に絡む打雷治を演じる梶原善が面白い。 唐沢さんの太宰治はひねくれながらも甘えんぼでわがまま、 というキャラクターを良く演じていたと思う。 戸田恵子には特に関心は無かったけど、これはこれで良し。 角野さんの温水氏も好演。しかし圧倒的に梶原善演じる打雷のキャラが光る。 一人でおいしい所をみんな持っていった感じ。 見終わったあとほとんど梶原善ばっかりが強烈に印象に残った。

おもろかったらパンフレット買おうと思ってたのに ・・・・すっかり忘れてしまった。悔しい。


03.21 【演劇】広くて素敵な宇宙じゃないか

キャラメルボックスの芝居は テレビで見たことがある。この作品も一度見ていたのだけど、 そのとき好印象だった。新宿で友達と映画を見たあと シアター・アプルの前を通りかかったらこの芝居の看板が掛かっていたので発作的に 友達を道ずれにチケット購入。

一番端っこのほうだったけど前から5列目で 大いに楽しめた。ただしスピーカーの目の前だったのでちょっとウルサイ。照明や演出が派手で楽しめた。 SF的な話。近未来、必要な人にアンドロイドの貸し出し制度がある。 母子家庭に派遣された、おばあちゃんアンドロイドと、その家族の交流。 おばあちゃん役の大森さんが好演。 でも最後の落ちのところネタが見えてしまうのが難点か。

そばで見ていた演劇少女集団みたいな子達が 「キャラメルでは、やっぱこれが最高だよね」と言ってたけどホントかな。


03.04  【映画】ラッシュ・アワー


03.04  【演劇】裸足で散歩

銀座セゾン劇場。今回はケチってS席ではなく、 A席にした。6000円。おなじみのニール・サイモンの作品。 映画で一度見たことがあって、そのときとても面白かったような印象があるので 期待していた。キャストは石田ひかり、草笛光子、宝田明、 あともうひとり名前知らない役者(森田芳光の映画「ハル」に出た人だけど・・・)。

劇場の場所がわからなくて開演時間に遅れてしまったけど、 開演そのものが遅れていたから、何とか間に合った。汗だくだった。 前から25列目だ。

うーん、 内容的には良いのかもしれないが、席があまりにも後ろで芝居に集中できなかった。 したがって感想もなし。隣のお兄さんはオペラグラスで楽しんでいたようだけど。

教訓、舞台が楽しめるかどうかは 座席にもよるのだから席をケチってはならない。


02.不明 【映画】メリーに首ったけ


02.02 【演劇】ラン・フォー・ユア・ワイフ 恋と結婚

銀座博品館劇場。6300円。 イギリスの劇作家レイ・クーニーの作品。 見てみようと思ったのは三谷幸喜がレイ・クーニーから影響を受けたと 公言していた事。三谷的舞台を期待した。キャストは小野ヤスシ、ルー・大柴、 その他(良く知らない役者たち)。本来は加藤健一事務所で紹介されたものらしい。 そちらのほうを見たかったのだけど見逃したのだからこちらで我慢しよう。

重婚をしているタクシー・ドライバーの話。 双方の家庭を、早番と遅番というタクシー運転手のスケジュールを上手く使い、 やりくりしていたが、ちょっとした事故からスケジュールの歯車が狂い、 それを修正するためにアタフタするコメディ。 嘘が嘘を呼び、どんどん大きな嘘へと発展してしまう三谷幸喜的 (正確に言えば三谷さんが影響を受けたと言っているんだから見たに芝居のほうが レイ・クーニー的舞台と言うべきなのだが・・)。 ルーの芝居が大げさ過ぎるのが難点だけど大いに笑わせてもらった。 でも最後の主人公が「もはやこれまで」 という状況に警察官達に告白する後の警官の反応がいまいち納得いかないかなー。

でも久しぶりの観劇でとても面白かった。 値段分は元をとったって感じ。加藤健一事務所の公演でぜひ再見したい。


01.23  【映画】アルマゲドン


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