シドニーオリンピックサッカー
 予選突破へ向けて

 日本が組み込まれた予選D組は、ほかに高い身体能力を持つ南アフリカ、屈
強な体躯を生かした堅固なディフェンスからカウンターを仕掛けるスロバキア、
そして南米の雄ブラジルが入った。
 日本は今日南アフリカと緒戦を戦い、2日ずつあけてスロバキア、ブラジル
と対戦する。

 4チームによる総当りのリーグ戦を行い、上位2チームが決勝トーナメント
に進める。まあ、4チームのうちブラジルを別格として3戦を全勝すると仮定
すると、3チームの三つ巴が予想される。スピーディな南アフリカ。ややオフ
ェンシブなスロバキア。そしてフィジカルで劣るが戦術理解とテクニックの日
本。
 1つのチームがほかの2チームからあらかじめ勝利すれば、文句なく決勝ト
ーナメント進出となるわけだが、なかなかそううまくいくとは限らない。アジ
ア、アフリカ、ヨーロッパと得意とする試合の形も違うし最近の対戦もない。

 ここで日本が予選を突破するにはどうしたらいいかをシミュレーションして
みる。

 先にも述べたが、ブラジルは別格だ。1敗することはありえないと見ていい。
100%とはいえないまでも、高い確率で予選を全勝で勝ち抜くだろう。

 そうなると、ほかの3チームがひとつのイスをあらそうこととなる。日本は
スロバキアとやる場合、引き分けをある程度考えなければならない。なぜなら
ば、スロバキアが前がかりになって攻め込んでいくとは思えないからである。
 かといって、長身選手を並べガチガチに守ったスロバキアのゴールを日本が
こじ開けられるとも限らない。中盤は激しくなるかもしれないが、決定的な場
面は少なくなると思われる。
 ということで、スロバキアに対し0−0、スコアレスのドローの確立は高い。
日本の持ち味であるフリーキック、コーナーキックなどのセットプレーからス
ロバキアのゴール前へボールを放り込んだとしても、効果的なラストパスにな
るとも思えない。

 南アフリカ、スロバキアから2勝できれば問題ない。しかし、スロバキアで
引き分ける可能性が高いことを考慮した場合、0勝1敗2分けの勝ち点2では
心もとないので、緒戦の南アフリカ戦の重要度が非常に高くなってくる。なん
としても勝たねばならない。

 なんとしても、勝ち点3をもぎとらねばならない。しかし相手は南アフリカ、
簡単に行くとは思えない。


 特にスピードのある南アフリカのようなチームと戦う場合、最も注意しなけ
ればならないことがある。それは、パスミスだ。

 日本のパスが相手に渡ってしまうと、フリーで持ったスピードのあるアフリ
カ系選手はあっという間にトップスピードに乗ったドリブルを開始する。日本
の3バックがすばやいドリブル、さらにゴール前で細かくフリーランされると、
いともたやすく混乱してしまうだろう。日本は、パスの精度を高く保ち、ボー
ル支配率で相手を上回り、組織的でないディフェンスを細かい横パスから崩す。
これがもっとも有効な作戦だと思われる。たてパス一本で裏が取れるほど、南
アフリカのディフェンダーはのろくない。

 まあ、ごちゃごちゃ書いたが、とにかく緒戦だ。南アフリカに、なんとして
も勝ってくれ!もし勝てれば(2点差以上が望ましいが、勝てればそれでい
い)一気に予選突破へ前進するだろう。


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