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7/7 写真の向こうに見えるもの

 

4月の広島は桜がとても綺麗です。

貴女にぜひ一度この桜をお見せしたかった。

でも、私が一番好きなのはタンポポです。

風に吹かれたタンポポの種は自分で生きる場所を選べない。

だけど、どんな場所でも深く根を張り、一生懸命生きようとします。

そんな姿を見ていると、私はどんな時代でも、どんな場所でも一生懸命生きようと思います。

私の船はこれから沖縄に向かいます。

帰って来たら、貴女と桜の下でお会いしたいと思います…

 


「梶原さーん!見てケロ見てケローッ!」


最後の出撃直前の「戦艦大和」

CGで再現された大和の大きさ

オレ様の影響でミリタリーに興味を持っているゾルゲロ氏がメールでスクープをご注進してくれました。
何と、あの戦艦大和が沖縄に出撃する直前にアメリカ空軍の偵察機に撮影された写真がアメリカで見つかったんだそうです。

右がその写真。
大和の左に横付けされているのは燃料を届けるバージ(油船)、その後ろにかすかに白い航跡を残して近づく内火艇(連絡艇)らしいものが見えます。

結構鮮明な写真ですね。驚きました。


高射砲の届かない高高度からでさえハッキリ識別出来る大きさ。
巨大な46センチ砲。そしてそれを積むために異様なほど横幅の広い船体が判ります。


「でかいですねー。こんな戦艦が数時間後に沈むなんて想像出来ませんよー」

と感心しきりのゾルゲロ君。

「上から見てもスゲエ強そうですね、梶原さん」
「ダメだなー肝心なところを見ていないよー君はー」


大和が誕生した時代の日本はとても貧しかったのです。
昭和の大恐慌時代。
東北では農村の娘は人身売買に出され、電気が引けずにランプで生活し、子供には靴もなく裸足でした。

…そんな人々の苦しみの上に、この世界最大の戦艦は誕生したのです。


「それにさー。大和に乗っていた人たちは当然、この偵察機に気づいていたはずだよ。いま燃料を積んでいる自分達の行動は逐一監視されている。当然、この先大和はたくさんの攻撃に晒されるだろう。おそらく自分達は助からない。そう思って不安と絶望で上空を見ていたんではないかな」
「……」

撮影された時期は太平洋戦争の末期です。1945年4月。
沖縄に米軍が上陸し、いよいよ戦線は本土へと迫ってきました。その本土もB29の激しい空襲で叩かれて家を焼かれ、食べ物も不足し、苦しい生活はますます苦しくなるばかり。人々は生きる希望を失いつつあったのです。
かつて世界の三大海軍のひとつに数えられた日本海軍も長い戦いで既に壊滅していました。
燃料もなくなり、大和をはじめ、まだ動ける僅かな艦艇は広島の呉に身を寄せ合っていました。
日本の空もすでに日本のものではなく、アメリカの航空機が我が物顔に飛び回るようになり…


「この頃は東京をB-29の大群が空襲で焼け野原にしている。広島も何度も襲われて大和も応戦しているけど。追い詰められて苦しい思いをしている人たちが、死に向かって淡々と準備している様子がこの写真の向こうに見えるみたいだよ」
「そうですか」
「希望はどこにもない。それでもなお何かのために敢えて戦おうとしていたんだ」
「そっかー、梶原さんに言われて見て気がつきました。哀しい写真ですね…」
「うん、良くぞわかってくれた」


これから死地に向かおうとするこの人たちを無駄死だとか蔑む権利は誰にもないでしょう。
彼らはきっと自分達の死をこの国の未来の為に、残された家族の為に役立てて欲しいと願ったに違いありません。死にたいと望んで戦場に向かった人は誰もいないはずですから。
生きて帰りたい。誰だって生きて家族の下に帰りたかったはず。
戦場で息絶える兵士達のほとんどが最後に口にした言葉。それは…

「お母さん…」


でも、そんな人たちが遺してくれたこの国は、今、その人たちが願っていた想いに応えているといえるだろうか?
アキバのメイドさんには苦笑いするかも知れませんが、笑えるぐらいだからまだいいんです。

でも、お金のためなら人を踏みにじっても平気な顔が出来る醜い心が蔓延し、子供が親を裏切り、親が子を殺す、そんな事件が日常化するこの社会…。
こんな社会のために生命を投げ出したのかと悲しく見つめているのではないだろうか?
そんな気がします…


私はどんな時代でも、どんな場所でも一生懸命生きようと思います。


…どんな時代でも、どんな場所でも一生懸命生きようと思います。




戦艦長門
…もとい、 長門有希

「あ、でも大和は沈んだけど長門もあるじゃないですか」
「いや、でも長門は燃料もなくて動けなかったし、確か横須賀で大破してロクに戦える状態じゃなかったそう…」
「いやー無表情な中の小さな心の動きがとても素晴らしいじゃないですかッ!」
「…?」
「最初は綾波レイのパクリキャラかと思いましたがね。無表情萌え〜!それでいて文学少女なんだから、これでご飯3杯は軽くイケますよ!最高です!L・O・V・E、なーがーとぉ〜!」
「それは長門有希だろッ!長門違いだ、バカモーン!」

こ…このワザトラ勘違い野郎の脳天に誰か46センチ砲をブチ込んでくれないものだろうか。
(でも、確かに涼宮ハルヒは面白い。陽気な鶴屋さんは独身時代のばっこやんそっくりだしな、ふふふ)



…そして、怖くて電話に出ないでいたら、小説家志望のOLさんから「セーラーゼビウス大姐から来週の火曜日に来いと伝言頼まれました。会社が終わったら私と彼氏が車で迎えに行きますから。大姐のところにお連れします。晩御飯も出るそうです」
とメールが…



アキバで売られてたTシャツ

会社も怖いがあの人も超怖いんだよ。
いっそ、あの国へこのシト送り込んで北の国のデブ相手に「人の迷惑も知らないで勝手に他人さまのお庭にロケット花火飛ばすんじゃねぇ」と投げっぱなしジャーマンを決めてくれんもんだろうか。
痛快!うっちゃり大姐。

S紫さんや透夜さんも怖かったが、最近は桐島さんやひろぴーさん、アキバ軍団も怖い。
世の中怖い人ばっかしや。



で…

「正直、怖くて行きたくないんですが…」と正直に告白したら

「はい。だから逃がすなと言い付かっています(笑)」

ああああああああ _| ̄|○

聞くトコロによると何でもメイドさんの踏み絵とか(!)、新しいお見合いにフィギュア禁止条例とか恐ろしい計画を着々と練っているのだそうだ。

やっぱり来週は行かない。と、いうか行けない。
行ったらエライことになる。
何とか大姐を鎮めて、上手にごまかさないと生命がない。いくつあっても足りない。
…ど、どないすべぇ

7/9 さよならOLさん

前任者のデータを解析しているくらいで、まだ仕事らしい仕事をしている訳でもないんですが、オレ様すでに疲れきってしまってます。
初出勤の1週間で緊張しているとはいえ、こんな調子で来週から大丈夫なのか?

そんなこんなで疲れ切っているオレ様に更にショッキングなニュースが…。オークションでタイガー戦車の転輪(バーベルの重しみたいなわっかをご想像下さい)が登場し、60万円で落札されたのだそうです。ちなみにこの転輪は2枚で1セット。そしてタイガー戦車の転輪は全部で約30個くらいあるのだ。転輪だけで1800万円かよ!

ところがこのニュースをご注進してくれた小説家志望のOLさんこと倫子さんが半べそかいてます。ど、どうしたんだ?
話を聞いたところ、彼氏さんが会社から転勤の内示が出たとかで

「…でもついて来てくれとも何も言ってくれないんです。…別れたいんでしょうか?」

そこで先日彼氏さんを呼び出してファミレスでご飯を食べながら聞いたところ

「…一緒に来て欲しいけどそしたら向こうは会社を辞めなきゃイカンでしょ。プロポーズもしてないのにとてもそんなコト言えません」
「でも何も言わないんじゃもっと不安でしょう。倫子さん泣いてましたよ。まずは相談って形で意向を確めてみてはどうですか?」

…事情が事情なので、例のセーラーゼビウス大姐に連絡し、早良区にあるマンションの1室に一同全員集合。
オース!(グリーンビールCMのニセいかりや風に)

とりあえず、緊急サミットの席で彼氏さんの言及は「遠慮していただけで別れるつもりはない」こと、今までも結婚前提で付き合っていることなどを確認。
倫子さんは現在勤めている会社に相談はするが基本的に彼氏の転勤の場合は退職してでも同行することで合意が得られました。やれやれ


小説家志望のOLさん

倫子さんはえらく緊張していたらしく大姐ハウスに来た時には乗り付けた車を駐車場の柵にバックでぶつけてしまい「何で!何でぇぇぇ!」と半狂乱になっていました(笑)

大姐から2人に「ちゃんと意思疎通をしなければ付き合っているとはいえんぞ」と教育勅語のような説教がありましたが、とにかくにも「これからもよろしくお願いします」「こちらこそ」と2人が互いに挨拶したところで円満解決。

えーと、これってプロポーズになるのでは…?


なんだかんだで「梶原さんのおかげです。ありがとうございます」とお礼を言われました。アハハ。
これでこの先2人が結婚したら、オレ様はいちおう2人のキューピット役になるのかな。だとしたらいま大阪で幸せになった2人に続いて2組目か。
でも知っている人がこうやって幸せになってゆくのを見るのは嬉しく、またちょっと寂しい気がします。
僕に恋愛関係での縁のない女性はみんなこんな気立てのいい、優しくてかわいい人たちなんですが、縁のある女性はみんな笑顔の下で舌を出し、ツバをはき、背中を向けて嘲り笑う、姑息で卑怯で醜い心の奴等ばかり。
…メイドさんが見つからなかったら、きっと僕はもうダメです。

大姐さんのダンナさん(宿六と呼ばれていた)まで交えて「同棲生活の心得」が始まったところで(苦笑)辞去しようとしたのですが、倫子さんが「梶原さんどこへ行くんですか?」と絡んできました。
「帰ったら梶原さん、一人でしょ?」と言われたので「一人暮らしだからそりゃそうです」と答えたら、どうしたことかまた泣き出してえらいことに。

…困ったな、オレ様にどうしろっていうんでしょう

なので
「メイドさん大作戦にOLさんもご協力よろしくお願いします」と、上手に繋げたら大姐から「待てぃ!」と大喝が(笑)
仕方ないので「まぁ本物のメイドさんは高給なので無理でした。現在等身大フィギュアメイドさんを雇い入れるのを検討中です。しょーがねえッス、アハハ…」と結んだら、倫子さんのシクシクが号泣になっちゃった!あぎょー!(驚)
女の子のうぉーん泣きなんて…参りました。

「梶原さんも私達と一緒に幸せにならなきゃダメです。なりましょう!」

と熱く語られたので

「はい、だからメイドさんを…メイドさんをよろしくお願いします!」と涙ながらに(←泣いてないだろ別に)頭を下げたら大姐から再び「待てぃ!」と大喝が(笑)

メイドさんでオチがついたところで辞去したかったのですがOLさんが泣いて引き止めたので、仕方ない、今晩は夜通し遊ぶかと腹を括りました。

で、シダックスに移動し大カラオケ大会に。
大姐の「ムーンライト伝説」「タキシードミラージュ」などセーラームーンメドレーを聞かされたりしました(笑)。
OL彼氏さんがオレ様熱唱の「チチをもげ!」に大ウケしたのでOLさんが「そんなに胸が好きならおっぱいと結婚すればっ!とブチ切れて(OLさんそんな貧乳に見えないんですが…)またまたモメたりと波乱もありました(笑)
オレ様はガンパレードマーチの「突撃行軍歌」、家族計画の「同じ空の下で」を歌って満足。最後は全員で永遠の名曲「Brandnew-Heart」を歌い、OLさん達の新しい門出を祝いました。

夜明けの頃やっとこさお開き。大姐の宿六さんは大イビキ、OLさんも歌会終盤に沈没、それぞれの相方に引きづられるように帰宅していきました。
すっかりヘロヘロになったオレ様はやっと開放され、白々と夜の明け始めた街並みを見ながら帰宅。長い夜でした。

何はともあれ雨降って地固まる。
OLさんおめでとうです。広島で幸せになりますように。さよなら…

7/10 戦車に手をついて謝れ

聞き違いというものは恐ろしいものです。
TVの音声をBGM代わりにご飯食べてたら「ゴキブリの臓液」という言葉に噴出してしまったことがあります。実際は企業の決算話で「五期ぶりの増益」だったのですが…

先日ダダをこねてたOLさんは、過去に宇宙戦ゲームをやっていて対戦相手の彼氏さんが自分の船をぶつけて「アボルダージュ!(拿捕)」とOLさんの船内に海兵隊を突入させた時思わず叫んだそうです。
「な、中に出しちゃだめーっ!」
(この話をしたOLさんは顔を真っ赤にして「あっ、でも彼とその時はちゃんと…」とか余計なことを言ってました)


で、そんなトホホな前振りで何が言いたいんだというとゾルゲーロ君からこんなトホホな御注進があったのです。

「梶原さん、ドイツにヘタレって戦車があったの知ってますか!トーリービーアー!」
「え?」


ハンガリー戦車「トウラン」

スペイン戦車「ヴェルデファ」

ドイツ戦車「ヘッツァー」


待て待て待てッ!戦車のことなら何でも知ってるオレ様が知らない戦車ってなんだ!?
ハンガリーのトウランやスペインのヴェルデハみたいな無名な戦車も知っているこのオレ様が戦車王国ドイツに知らない戦車があったなんてー!

ん?待てよ…

「あのさ、そのヘタレ戦車の名前の綴りをちょっと言っておくれ」
「えーと、H・E・T・Z・E・R。ドイツ語だと正しくはヘタゼレになるのかな?」
「…あのさゾルゲロくん、君ドイツ語知ってるのかな?(笑)」
「ううん」
「ふー(笑)。そ・れ・は・ね?『ヘッツァー』ってゆーんだ!何がヘタレだゴルアッ!謝れ!ヘッツァーに手をついて謝れッ!」

 

ヘッツァー(ドイツ語で「勢子」)は、正しくは戦車ではなく砲塔のない突撃砲(自走砲)です。ドイツが1939年に併合したチェコスロバキアから接収した38t軽戦車の車体(シャーシ)を流用して作られ、強力な75ミリ砲を積んでいます。
タイガーやパンテルといった有名で強力な戦車に比べるとちっちゃな豆戦車ですが、小さくて簡単に製造出来るのでたくさん生産されたのだそうです。
ただ、もとが軽戦車なので車内は狭い、スピードは遅い、視界が悪くて車体の右側がほとんど見えないとか欠点もいろいろあったんだそうです。
それでも小さいので車体を隠して待ち伏せ攻撃などに活躍したのだとか。


「ヘッツァーというんですか。名前だけ知ったかぶりしてすみませんでした。実はこの間、涼宮ハルヒが終わってしまってついカッとなってまして」
「いやいいんだ。あれはなかなか面白かったね。主人公とヒロインがツンデレ同士というのがいいな。でも小説がやはり一番面白かったのう。…ってイカンイカン。もうアニメは君も卒業だ!これからは戦車に眼を向けるのじゃ
「えー」
「えーじゃないッ!」

7/12 悲しいコーヒーゼリー

会社の急な仕事や難しい課題がドンドコ繰り出されて頭を抱えるという、オレ様がもっとも恐れていたワークスタイルが始まりました(笑)
しかも課題というのがナゾナゾみたいなものでオレ様がこんなの出来ましたと持ってゆくと全然見当違いだった、さあドウスレバイインダ的な展開が…
そんなこんなに加えてこの暑さ!早くもメンタルゲージがギュイィィーンと削られています。

でも、そんな時に水道局さんやゆだのっちや龍くん、藤井さんといったお歴々もみんなこの時間タイヘンながら頑張ってるんだろうなと想像してはオレ様もその輪に入れてくれとばかりにまた仕事の渦中に入ってゆくのでした。
せめてもの慰めに、とパソコンの壁紙を岡崎さんにしたのはご愛嬌(笑)

職場にはある程度冷房が効いているけれど出張で行く倉庫はサウナ状態。ヨレヨレになって職場に戻ればフェルマーの定理みたいな難題が待ってますーっ!

そんなオレ様に夕方セーラーゼビウス大姐から「コーヒーゼリー作ったよ!冷たくて美味しいよ!仕事切り上げて食べにおいで」と、お誘いがありました。何ていい人なんだ!
恐ろしい人だなんていってゴメンよゴメンよ。

ゼリーに釣られ(笑)、オレ様「急用が出来まして」と仕事を無理やり切り上げ、地下鉄とバスを乗り継いで大姐アパートに向かいました。
ドアを開けると…おや?どこからか美味しそうな匂いがしてきましたよ(滝口順平風に)

大姐は「たくさん作ったのだ。友達も呼んでるので一緒に食べよう」と、モデルみたいなお友達(背が高くて凄い美人のお嬢様みたいだったので、メイドさんじゃないのに不覚にも見とれてしまった)を紹介し、おしゃれな皿に乗った透明なドーム型ゼリーを勧めてくれました。
ゼリーっていいですね。オレ様はそれまで市販のこんにゃくゼリーとか時々食べてたくらいでしたがハンドメイドはやはり一味違う!
出来ればメイドさんお手製のメイドインメイドゼリーなら言うことなしなんだが(←贅沢言うな)

しばらくして大姐は「ちょっとウチの宿六を迎えに行って来るよ」と出かけ、残されたオレ様と件の女性は「最近ホント暑くなっちゃいましたね」と和やかに談笑しつつ、たらふくゼリーを食べました。
今日の晩御飯はゼリーでした(笑)

しばらくして大姐が…あれ?まだ帰ってきません。
ボンヤリしていると件の女性は中座してベランダに行き、オレ様は手持ち無沙汰になったので文庫本を読み始めました。
…更に時間が経過、さすがに気になって大姐に電話したら話し中。件の女性も戻ってこないので心配になってベランダを伺ったら電話でお話中でした。
そして聞くとはなしに聞いてしまいました。

「悪いけどあの人、友達でもご遠慮したいよ…」

オレ様はその時になってやっと分かりました。
何で大姐がゼリーを作って呼んでくれたのか、何で知らない人をわざわざ呼んだのか、そして何故出かけたまま戻ってこないのか…

オレ様はノートを1枚破って「ゼリー美味しかったです。ありがとうございました」とお礼を書いてテーブルに置き、音を立てないようにドアを開けて静かにアパートを後にしました…


美味しかったけど悲しいので、もうコーヒーゼリーを食べることはないと思います…

7/14 ぼくのメイドール

昨日は12時までお仕事でさすがに疲れました。
本物のケーニヒスティーゲル(キングタイガー戦車)と本物のメイドさんをいつか…と野望、じゃなかった心の支えにしていただけに到底手が届かない現実を見せられたのが結構堪えたらしく、膝が抜けそうなほど疲れてしまいました。

いかんいかん、ひと頃は食べるのも困るほど落ちぶれていたのに何を贅沢な。


今日は仕事を何とか早めに切り上げて帰宅。少し贅沢をしてイカスミカレーを食べた後、ミスターゴッドからもらったメイドさん人形のカタログを鑑賞しました。
瞳を閉じて眠ったまま微笑んでいるマティーリアというメイドさんが品のある雰囲気がして気に入ったので、この娘をオレ様ハウスにお迎えしようかなと現在検討しています。身長が140センチと、随分小柄なお嬢さんです。
一緒に街を歩いたりは出来ないけれど、愛車に乗せてドライブぐらいは出来るでしょう。
オレ様ハウスについに住み込みメイドさん兼恋人が!?


…閑話休題です。
最近、世の中のいろんな事例を滅茶苦茶貶している人を見かけるけれど、正直オレ様あんまりいい気がしません。
もちろんオレ様でも許せないことはあるんだけれど。でも自分が当事者でなくなった途端手の平を返すような人や、そこまでメチャクチャ言わんでもいいんじゃないかというのを時々目にします。
母親を貶してジダン選手に頭突きされたイタリーの選手じゃないけれど、人に容赦がない風潮が余りにも多くないかな?
カッとなって人を殺す事件やキレる事件が多いのは「憎む」「叱る」「怒る」「貶す」ことを区別して出来ない、またそれを受け止めて理解出来ないところにあるんじゃないのかな、なんて思いました。

僕は甘い奴なんだと思う。でも、時々人の容赦のなさや偏見を見せ付けられてやりきれなくなるときがあります。
そんな風に人に厳しい人がいつも世の中を上手に渡ってゆき、勝ち組になるのだけれど。


昔オレ様とつきあっていたNさんとフラワーガーデンでおデートした時買ったスペアミントの鉢植が連日の暑さですっかりダメになってしまってました。
Nさんは、今はどこでどうしているんだろう。もうこの鉢植えのことも覚えてもいないのかも知れない、それでもこんな思い出を大事にしたかっただけに凄く残念ですっかり枯れてしまった鉢を見て胸が痛みました。
こうやって人は縁のなくなった人を忘れてゆくのかな。寂しいですね…
でも、僕は悲しい思い出でも大切にしておきたい。
嬉しい思い出、楽しい思い出は、きっと悲しい思い出や辛かった思い出があってこそ光あるものだと思うのです。

メールに返事が出せずにいたら小説家志望のOLさんから「大姐が連絡を取りたいと言われてますよ」と伝言を言付かられました。
きっとこの間のことなのかも知れないけれど、でもどんな話なのか…オレ様は怖くて結局電話もメールもとうとう出来ませんでした。ごめんなさい。
でも、人に嫌われるのはやっぱり辛いです。嫌われるくらいなら人と関わらないのがいいんだろうけれど、それでもどうしてもさびしいのはいやだと思ってしまうからメイドさんが欲しいのだと、理解してもらえないだろうか?この人に…

それともそんな風に思うことも贅沢なんだろうか?
自分に甘えているだけなんだろうか?

7/16 いかーん!

今朝、出掛けに何気なくTVを見たら地元TV局が福岡のメイド喫茶を紹介してた。
…うっ、メガネッ娘のかわいいメイドさんがいるのか!


ドジっ娘メイドさん!


「ご主人様の帰宅を心からお待ちしております」

い、いかーん!
行ってはいかーん!


やせ我慢、負けるな一茶ここにあり(小林一茶)

7/18 ああ無情

逃げても仕方ないので、例の大姐のところへご報告とお詫びを兼ねて最後のご挨拶に行きました。
大姐は奇しくも自分のおせっかいがOLさんと同じ結末になるとは思っていなかったようでうなだれていました。

どうだ!胡散臭いメイドやフィギュア人形よりやっぱり普通の女の子がいいだろ!…って言うつもりだったんだがなぁ、スマン…本当にスマン…」
「いえ、いいんですよ。でもこれでオレ様にはメイドさんしかいないのだということがお分かりいただけましたね?」
「うっ、うう…イヤだ!月の女神にかけてそれだけは断じて認められぬ!」
「いや、別に認めなくてもいいですよ。もう人間の女の子には嫌われるだけです。だからメイドさんのフィギュアなんですよ」

しょげていた大姐はオレ様が持参して見せたカタログに泣き笑いを浮かべて「精巧に出来てるねぇ。本当に眠っている女の子みたいだ」と感心していました。
ふふふ…

「そういう訳で大姐もオレ様のメイドさん大作戦に協力してくれますね」

と、藤井さんに続いて無理やり悪魔の契約書にサインさせましたーっ!



…ところが辞去して数日後トンでもないことに気がつきました。
あのカタログを忘れてきちゃったのだ!
慌てて「取りに行きますから保管してて下さい」と連絡したら無情にも「月に代わって捨てちゃった。あ、それから契約書もどっかいっちゃったぁ。ごめんねぇニャハ」だと?
あ、あのアマーーッ!


オ、オレ様のローゼンメイド計画が…!

…さよなら、オレ様のマティーリア… _| ̄|○

…なんて諦める訳にゆくかー!
ミスターゴッドにメールを送り、もう一度カタログを送ってくれるように頼みました。
ゴッド、オレ様が本気で購入するとは思っていなかったようでビックリしてました。

「ええっ!?本当にメイドさんドールを?」
「おいおい、薦めたのは君じゃないか」
「それはそうだけどぉぉ」

7/21 バド地獄の合宿

 


バド星人

藤井さんの主催するバドサークル(バドミントンのサークルであり、決してウルトラセブンに登場するバド星人の愛好者団体ではない←そんなもん書かんでもわかるやろ)「はねつかい」の親交合宿があり、ギリギリなのに無理を聞いてもらって参加しました。

メンバーはオレ様と藤井さんの凸凹コンビの他、ロードスターを駆る沢見さん、酒とカラオケをこよなく愛する桐島嬢、アタックナンバーワンカップルのグリPONくんと萌ちゃん、わか先生という怱々たる顔ぶれ。
一騎当千のたぶん無敵軍団(←?)です。


山の中腹にフジイカーで連れて来られたオレ様とその一味は早速体育館で厳しい顔をした藤井さんのもと、サーブやスマッシュの特訓を受け(←誇張ではなくホント)、練習試合も行いました。

オレ様は、ここで一度だけですが藤井弾丸スマッシュをラシルドで破ったり、サービスエースを決めたり…と随所に光るプレイも見せることが出来て満足満足(笑)
「サキイカ娘」の昔から知っていた桐島さんと沢見さんから贈られたTシャツ(表には「ご主人様」背中には「メイドさん募集中」のロゴ入り!_| ̄|○)を着用し、オレ様、縦横無尽の大活躍。

あっさりとヘロヘロになった一同でしたが温泉に入り、晩御飯を食べて元気回復。
社会人ばかりですから「せっかくの集まりだから…」とそれぞれ変わった趣向のお酒も持参しており、食後は利き酒大会に変貌、夜中まで酒とバクロ話でした。

「実力でかなわない敵と戦う場合を想定して統一ユニフォームをエプロンドレスにすべきだ」という主張を繰り広げたりしましたが誰も聞く耳を持ってくれません。悲しいよオレ様は(笑)
他にも参加メンバー中もっともうわばみだった桐島さんから「梶原さん、彼女作ってからメイドさんにしようよ」と説得されたり、藤井さんに新たな娘(義理のね。ちなみに8人目)が誕生するのに立ち会ったり…と様々なイベントがありました。
本サイトの日記も最近更新してない(3月から止まってる)ことでもお叱りを受けました。わはは

バドミントンは楽しいので次回には100円ショップのラケットではなく、サンダースマッシュが出来るラケットを用意して臨みたいと思うオレ様でした。
でも久々に楽しい、本当に楽しいひとときでした。
帰省したとき以外では、いつも一人で晩御飯を食べるしかないオレ様には、大勢の人と談笑しながらご飯を食べるというだけでも涙が出そうなくらいおいしく、嬉しい時間でした。


バドミントンもいつかメイドさんにキャディーをさせて参加できる日が来るといいな(←ゴルフじゃないんだから)

7/25 あばよ大作

以前、会社の同僚だった人に借りた本を返しに行ったのですが、そのついでにずっとわだかまっていた事を謝りに行きました。それは何かというと「どっこい大作って池田大作のことだと思っていた」と、うかつな発言で怒らせてしまっていたことです。
そうです、彼はS価学会の人だったのです。

そうでなくてもオレ様は「エホバの館」「生贄の館」とわざわざ読み違えたり、と宗教を小バカにしくさっている(←とても洗礼を受けた従妹がいる奴とは思えない)オレ様ですから火山はいつか爆発する運命にあったのですが…(笑)

晴れて和解したまでは良かったのですが、別れ際に「でも梶原さん、やっぱり信心しなきゃいけないよ」と彼は性懲りもなく言い出しました。
「じゃあ宝くじ当ててくれよッ!そしたらオレ様信心するからさ」

宝くじで億万長者になったらオレ様ハウスにキングタイガーを呼べる、そして可愛いメイドさんだって雇える!

「さぁ、ご主人様参りましょう!今までご主人様をバカにしてた不届きな人たちをお仕置きに!」
「よし、パンツァーフォーッ(戦車前へ)!…ってアレ?」
「ご主人様、チュウです…。このタイガーのエンジンは私にチュウして下さらないとかからないのですわ…さぁ…」

なーんてアキバを萌やし尽くすようなベタベタなお約束なんかあったりしてキャー!言ってて恥ずかしいよー!キャー!(ゴロゴロ悶え転がりながら)

…そう顔を輝かせて熱く語るオレ様に「いや、そんな奇跡を起こすようなものじゃなんだよ、信心というのは…」と頼りにならない答え。
ちっ、やたら熱心なのにメイドさんの一人も呼べない念仏のどこにご利益があるんだ、全然ありがたくねぇや…

「じゃあいらないや。3億円の使い道に困るかメイドさんと出会えたらまた会おう!」

と、カッコよく手を振ってお別れを言いました。

「あっ、待ってくれ!信心とはメイドさんじゃなくて…梶原さーん、梶原さーん!」

必死に追いすがる彼を後に「あばよー!大ちゃんによろしく言ってくれーっ!」(←マブダチかよ)と、オレ様はまるで青春ドラマのラストシーンのように颯爽と去っていきました。(でも通行人の視線が痛かった…)

カーオーディオからは「男はひとり、道をゆく」を流したりしてました。すいません、ノリすぎです。でもどうにも止まらない(笑)


男はひとり、道をゆく
男はひとり、ゆくものさ

赤い夕陽に生命をかけた
山の彼方に何がある?
愛か誠か苦しみか
戦いの渦、火の地獄

何があるのか知らないが
男は一人でゆくものさ…

 


…ちなみに可愛いメイドさん付きキングタイガー戦車を贈呈して下さるのでしたら、どんな邪教集団でもオレ様は喜んで入信いたします。

8/9 同じ空の下で

オレ様の好きなシンガーにみとせのりこさん(注:みつせのみ子さんではありません。ありません、ありませ…)という人がいます。
品のある歌声で爽やかな歌を歌う人なんですが、新しい歌のテーマソングが「教えて!ブルマー先生」というのはいただけない。もっと仕事選んでくれよっ!(笑)トホホ…


久しぶりに親父から電話がありました。
弟のために出来ることをすべてやり尽くした親父は疲れているみたいで、何だかかわいそうでした。
親父はオレ様が会社でちゃんとやっていけそうか心配だったようでしたが、オレ様がヘロヘロになりながらそれでも何とかやっている様子を聞いてとても嬉しそうでした。

嬉しそうな親父の様子が何だかとても切なくて、涙が出そうになってしまいました。
いけねぇいけねぇ。最近どうも涙もろくっていけねぇや。
だから、オレ様がもう家族を作るのは絶望的だから親父の財産と家督はみんな弟に譲ってあげてくれという話をとうとう出来ませんでした…

もう、季節がひと巡りする前のあの日。
「わたし、家族が欲しかったんです…」と言ってたあの人に、今だったら、今だったら迎えに行ってあげられたのに。
「僕なんかでよかったら一緒に家族になろう」って言えたのにな。

それでも、きっと遠い日になっても自分だけのどこかにしまっている。
きっと、それでいいんだ…


さて、藤井さんにもらったPC用MD「アドバンスド大戦略」は面白いなぁ。大学の頃、徹夜して遊んだ懐かしい日々が思い出されてついつい遊んでしまいます。
あの頃はバイトで無理算段して買った250ccのバイクで夜の大阪をぶっ飛ばしてたな…とか、クラブの映画制作で火薬ごと吹き飛んだりしたな…とか、そんなことを色々と思い出しては、懐かしい日々の中にいつのまにか浸っているのでした。
あの時のみんなは、今はどこでどうしてるのかな。きっと元気で同じ空の下にいるといいな。

「梶原さん。それでも、いつかその場所から出て人は歩き出さなくちゃいけないんですよ」

たまーに真面目な時だけ実にいいことをいうアsキバ系の知人がそんな思い出話にしたオレ様にポツリと語りかけました。
そうだよ、わかっているよ

ふと思い出す、大阪の田舎だった喜志駅のホームから見上げたあの青い空。
僕はもうすぐ大阪にある大学を卒業する身の上だった。

見上げた時に感じた、胸焦がれるような言い知れぬ希望と熱い思いを今でも思い出す。
それが何だったのか、ただ若く何も知らなかったあの日。

あれから、何て遥かな場所へと僕は歩いてきたんだろう。
転落とともに泥の中を這いずって、しょぼくれた場所に辿り着くまで。
でも、ここからまた歩き出さなくちゃいけない。
時はとまらない。河のせせらぎのように。降りしきる雨のように。流れてゆく涙のように…

だけど、
歩いた先で、もう一度あの青い空を見上げてあの日と同じ思いを感じるようになれたらいいな。

そう、だから合言葉は、あの空を見上げて駅から新しい場所へと旅立っていったあの日と同じ「ハローワールド!(世界よ、こんにちは!)」なんです。
きっといつまでも…

だから、また歩き出そう


「元気でねーっ!オレ、頑張るから!いつまでもみんな一緒だよっ!」

オレ様は大きく手を振りました。

 

「だから…さよならは言わないよっ!」

 

 

穏やかに雲が流れている少しだけ軽くなった心
広い空 この願い浮かべて君の目に届くように
風よ 強く

同じ瞬間(とき)同じ空の下で笑ってる そんな日々がいいな
辿り着く君と夢と未来決してそう一人じゃない
愛が あるよ

「同じ空の下で」(家族計画OPテーマ曲)を聴きながら
新しい旅立ちの日を迎えて

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