・第3話「安息日」 作者 杉本
「モエズ?」
会ったこともないのに、大森は直感でわかった。
「コミノノキモチ?」
「ホントノキモチ?」
よくわからず、大森はまた全力疾走をしてしまった。
〜千葉の海のシーン〜
「この波だな」
大森は岸へ向き直るとおもいっきりバタ足をはじめた。
「今だ!」
はじめて、ボードの上に立った気分は最高だった。
ゴールを決めた時よりも、、今最高に大森は輝いていた。
初めてのランデブーを終えた大森は岸に戻ってきた。
「モリ〜。よかったよ!」
女子高生サーファーの美由紀は言った。
大森はここでは、”モリ〜”と呼ばれるようになっていた。
「反町とどっちがかっこいい?」と大森。
「反町〜!」と全員。
「そっか」
大森は感じていた。
(ここには、居場所がある。
必要とされてるんだ。)
そんな一団を遠くからみている二人がいた。
真己「大森さん、楽しそうだね」
真美「サッカーのこと忘れちゃったのかな?」