保育園の園児はおとな顔負けのことを言ってみたり 思ってもみない行動で周りを驚かせてくれたりします。私は保育園で出会った子どもたちのいろいろな面を 紹介します。みなさんも身近にいる子どもから人間社会の縮図を見たり、まだ自分のこころを コントロールできないさまを見て自分の子ども時代を思い出してみたりしてははいかがでしょうか。
「大人だから買えばいいじゃん」
3人の男の子と2人の女の子が反射鏡付き靴をみせにきた。「うらやましい」とほめ、「先生もほしいな」 といったら「先生はおとなだから買えばいいじゃん」といわれた。「うちのかみさん」
お仕度をしているときタオルのないのに気が付き「うちのかみさんタオル入れるの忘れた。しょうがない人ね」と女の子がなんどもいっていた。「先生ゆう事ききなさい」
庭にえんぴつと紙をもちだしたいが外にもって出るのはいけないことをしっていて他の先生にはいえない。しかし自分ではもってこれない のでわたしにたのもうとした。ことわると「先生言う事ききなさい。先生言う事ききなさい。」といいつづける。「ぼくはウルトラマンセブン、先生は偽セブンかバルタン星人」
ウルトラマンセブンはぼく。かっこうよくからだを動かし戦いをする。「先生は怪獣でわるものだからやっつけろ!」みんなでたたかってくる。 負けそうになるとヴァルタンセイジンのヒカリ(ビームの発射)やはさみの使い方を教えてくれる。3Dの光るコマを胸に つけて戦う事にした。私が勝ちそうになると自分達だけが入るブラックホオールに逃げて「怪獣は入れない」などという具合に都合の 良い遊びで喜んでいる。「メロンパンマンはあたし、先生はバイキンマン」
「アンパンマンごっこしよう。私はメロンパン、先生はバイキンマン。だからやっつけてもいいの。」「それでは先生がメロンパンマン皆は バイキンマンとドキンちゃん。」「いやいやダメダメ。やっぱりメロンパンになりたい。お願いだから先生バイキンマンになって」「ではジャムおじさんになる」 「ジャムおじさんは男よ」仕方がないのでバイキンマンを演ずる。子ども達は大喜び。毎朝バイキンマンごっこをしようとせがむ子ども達。けんかもするけど子どもの世界は夢一杯
2001年1月