*KITCHEN*

*思い込みニホン食*
 10月からひょんな事で学校のキッチンで働き始めた。私がここで一番やりたかった仕事です。授業の前と後とほぼ毎日野菜切りをしていて畑の野菜たちもいくらかここに運ばれてきて、わたしに切らます。幸せな野菜たちだ、と勝手に思いこみながら自分が幸せな気分を味わって仕事をしています。思い込むが価値【勝ち】ですね。でも思い込みが自分の想像力に限りを与えていること、今までの常識がただの思い込みでしかなかったことがキッチンで働いていてよくわかりました。アメリカ流ニホン食を見ているとちょっとしたショックを受けます。「えっ!それをそんなものに入れたら・・・あぁなかなかいけるぁ。」ということがよくあり色々と料理の想像力をかきたてられるのでとっても楽しいです。だけど、アメリカ人の思い込みも相当なものです。味噌スープのなかにはかならずヌードル(そばらしきもの)が入っていて、巻き寿司には好きなものを何でも入れていいらしい。確かにそうだけどもさすがに日本の寿司に木綿豆腐は入ってない、まあ悪くはないのですが。私の好きな"かりふぉるにあろーる"もこんな風にできたのでしょう、と思うとアメリカの"何でも一緒に入れてしまえクッキング"も悪くないですね。でも、ちょっと我慢ならんのは"残り物味噌スープ"友人が前に行っていた語学学校の学食でおばちゃんがうれしそうに「今日は味噌スープよ。」と出してくれるものはいつも昨日の焼きそばの残りとしか思えないような具が入った味噌入りスープであったらしい。「もっと頭使おうよ、想像力使おうよ。」といいたくなります。幸運なことに学校のキッチンの料理はとても評判が良く、私のキッチンの師匠MARYの料理の腕はさすがです。色々な私のまだ未開発なレシピを教えてくれて特にここでは日本ではあまり知られてないような穀物などを使った料理をみることが出来ます。こんなにもたくさん米に変わるものがあるんだと感心しました。だけど、玄米はやはり私の日本人の体にとても合っているというのを強く実感し、味噌の魅惑にはアメリカ人も勝てなかったようです。なんてステキな日本食。玄米・味噌汁文化万歳!!

 次のKITCHENへ


 トップへ戻る