大阪・放出ネットワーク〈赤提灯〉
 大阪市の東の端、東大阪市との境目に放出(はなてん)という名の地区があります。
 JR学研都市線(旧・片町線)の放出駅から五分ほど歩くと見えるさびれた神社、それが赤川神社であり、そしてその神主らしき人の家が〈赤提灯〉の拠点です。赤川神社には、実際のところ、現在、神主さんは存在しません。まとめ役であるお婆さんが毎日、早朝に欠かさず掃除しています。
 神社の前に位置する道路は、丁度、大阪市城東区と東大阪市森河内区の境目です。車を止めるところは近くにありませんので(路上駐車ならば話は別ですが)、電車で来るようにしたほうがいいでしょう。

 〈赤提灯〉のまとめ役であるお婆さん、此乃宮梅は、サトリと呼ばれる人の心を読む妖怪です。元々は、地方で人の心を読み当てて驚かすといったような悪戯をしていたのですが、この神社の神主をしていた人(もう何代も前の人です)と出会い、そして色々あった末、大阪へと付いてきました。
 大阪に来てからも、はじめは人を驚かしたりしては、当時の神主さんに怒られていたのですが、今では立派にまとめ役をつとめあげています。

 このネットワークに所属しているのは、まとめ役である此乃宮梅の他に、一本ダタラの美作銀太、死神の間宮心、百々目鬼の山中絵馬、白娘子の王月花、管狐の壱岐聡明、その他にも座敷わらし、加牟波理入道などが所属しています。そうそう、ネットワーク名の由来となった、此乃宮家の玄関前にかざってある赤い提灯も、所属妖怪の提灯お化けです。
 此乃宮家には、間宮や壱岐などが居候しており、それ以外の妖怪も、勝手にあがりこんでは茶をすすっているといったようなアットホームな雰囲気が見られます。ごくまれにですが、〈通天閣〉のグレムリンも勝手にあがりこんでお茶をすすっているようです。

 あなたがもし、京橋から東大阪市のあたりに住み、妖怪に関わってしまったかもしれないのなら、赤川神社に神頼みに行くとよいでしょう。その悩みは、神様ではなくサトリの梅さんが聞き、そして解決しようとしてくれるはずです。
 また、どうしても赤川神社がわからないという人は、東大阪市、近鉄八戸ノ里駅から歩いてすぐの山中サイコセラピーに相談しにいくか、京橋駅のトイレを掃除して悩みを書いた小さな紙を流しましょう。サイコセラピストである山中か、トイレの神と言われる加牟波理入道が協力してくれるかもしれません。

 *〈通天閣〉というのはオフィシャル・リプレイ「戦慄のチェスゲーム」に出てきたビリケン様を中心とする大阪のネットワークです。実際のところ、ネットワークを組んでいるのかはわかりませんが、便宜上、〈通天閣〉という名前にしています。
 〈通天閣〉には、日本橋あたりに住む妖怪が集まっているようです。機械を故障させるというグレムリン、オタクのイメージから生まれた妖怪オタッキーがオフィシャル・リプレイに登場してます。
 詳しいことは、「戦慄のチェスゲーム」のほうをお読みください。
 
 
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