暮らす街
バリア・・・の街?
暮らす
毎日の衣食住=さまざまな人がさまざまの生活様式で
若い人も年配の人も、健康な人もご病気を抱えた人も
街づくりの考え方で最近は「バリアフリー」という言葉を使います。このバリアは、普段そのバリアをなんとも思わずに生活している人には気づかないものです。実はこの街は「バリアフリー」ではなくて「バリアだらけ」の街なのだということに、気づいて欲しいと思います。
などと書いている私自身気づかない事だらけですが・・・。
ここに書いていくことは、いろいろな方のお話から、あるいは私自身のほんの少しの経験から、発見させていただいたことです。これがすべてではありません。
大事なことは、ひとつずつ、問題提起がなされていって、きちんと解決していけることです。いままさに、解決策がとられていっている事項もあるでしょう。それでいいのです。それが望むところです。
私たちが「是非この街に永住したい、この街なら安心して暮らせる」と、そういえる街づくりを今から自分達が見届けていくのだと思います。
今現在、高齢で独り暮らしをしておられる方がご近所に居られます。
その方とのお話でとても不便に感じておられることが、たびたび話題にのぼります。
交通、市内のバスのことです。なんと市内の主要国道のひとつのバス運行が、朝夕の通勤時間帯のみなのです。私はこの地に来てかなりの期間そのことを知りませんでした。自家用車を利用していたからです。あるいは、最寄の駅を利用する場合は、徒歩で20分かけて辿り着くのをそれほど苦にはしていなかったのです。
その方は、高齢になり足元が頼りなくなり(膝の故障のために長時間歩く事が出来ないのです)、歩けないから買い物にはなにか交通機関を利用しなければいけない。そこで、朝ちょうどバスがあるので利用する。と、行ったはいいけれど、帰りは、、、バスはありません。タクシーしかありません。「そんな具合なのよぉ〜。結局行きも帰りもタクシー使っちゃうのよ。もっとバスの本数があればねぇ。」「市内循環バスっていうのは・・」「あるけれど、いったいどこを循環してるんでしょうねぇ。」「・・・」
別の高齢の方とも、最近お話する機会がありました。
「今までは車でどこにでも行ったけどなぁ。目がわるぅなってしもうて、運転できなくなった。歩くのもこんな具合だから、杖が要るのや」「若い人に連れて行ってもらえますやん」「そうそう頼めんしなぁ」「タクシー呼んだらいいですやん」「そうしてるねん」「バスがもっとあったらいいのにねぇ」「え?ここそんなに本数無いんか?京都なんか100円循環バスがあるらしいのになぁ、ここは無いなぁ。それにここの道を走るとは限らないしなぁ」
それを利用しない人は、地元の実態も知らないのが現実です。その方はず〜っとこの地に住んでおられる方です。利用しようと思って初めて不便を感じる、、、。バリアをバリアだとわかるのは難しい事だと思います。
前記の方が、この件では、市会議員さんに訴えたりしたとおっしゃっていました。しかし、「なかなか、難しいらしい」で、終わっているとのことでした。
そうぉですか。なかなか難しいのですかぁ〜。
市の温泉施設を利用するのもタクシーだそうです。
「温泉で温めたら少しでも膝が楽になると思うのだけれど、タクシーで往復って恥かしいのよ」「タクシー券ってないの?」「あっても、毎日のことだもの」「・・・」
そういうタクシー利用券などの制度の事は、調べているわけではありませんので、間違っていたらすみません。ちゃんとあるんだよ、その支援が、っていうのは教えていただけるとうれしいです。