ボランティア団体としてのグループ設立の目的
現在の日本は高度高齢社会に向けて進んでいって居りますが、
歳をかさねていくと体の各部が傷んでくるのは致し方ない事です。
足腰が弱ってきますと段差の有るところには手摺りやスロープ、
踏み段というような物が必要となってきます。
自分の生活範囲の中の全てにこれを設置する事は不可能ですがせめて自宅にはほしい物です。
手摺りの取り付けなどは若い者にとってそんなに難しいものではありませんが、
高齢者や身障者にとっては簡単に出来るものでは有りません。
そこで本職に頼むという事になると思いますが、
少しの事では職人さんが来てくれないといった事をよく耳にします。
また手摺りなどの取り付け費用の中の人件費(職人の手間賃)
が占める割合は決して低いものでは有りません。
そこで私達の会(下関Y's)では会則の中の「会設立の目的」として
○ 誰もが住みやすい住環境作りに努める。
○ 職人の地位向上に努める。
という条項を定め、その一環として地域社会に貢献しようと言う事なのです。
下関Y's設立までの経緯
| 私の父も職人でありましたが若い時分から膝をいため、晩年手術を行ってからは膝があまり曲がらなくなり歩行には杖が必要という状態になりました。’94年頃私自身も膝をいためてしまい、調子の悪いときは歩行にすら支障が出るようになってしまいました。幸い私は手摺りも簡単に入手できますし取り付けもお手の物ですので困る事は無かったのですが、高齢者や身障者にとっては簡単なことではないだろうと思い、多少なりでも役に立つ事が出来ればという安易な発想から一人でボランティアを始めました。しかし大工ふぜいが宣伝してまわっても簡単に信用してもらえるものではないだろうという思いから、社会福祉法人 下関社会福祉協議会ボランティアセンターにボランティア登録をしました。 また、現在職人の世界でも高齢化が進み若者のなり手が少ないといった状況に陥っています。そこで比較的若い職人どうしの親睦をはかり、技術の向上や相互助け合いを旨とした「下関Y's」を'97年7月結成しました。会員の気心もわかってきた頃、私が個人でボランティアをしている事を会員のみんなにお話し、会として取り組んでほしいと要請したところ皆さんに理解してもらえ、また快諾してもらえましたのでボランティアセンターに団体として登録をし、ここにボランティア団体の「下関Y's」として設立に至りました。 |