自分に合った病院に行くまでには、なが〜い道のりがありました。
わたしの場合、最初、病院に行こうと思ったのは、病院に行けば何とかなるんじゃないかと思ったからです。
結果論からいうと、何とかならなかったし、変な知恵も付いてしまったのですが。。。
わたしが、行った病院は、以下のとおりです。
[個人病院]
最初に行ったのは、内科も兼ねた個人病院です。
自分で調べて行きました。内科も兼ねたというのは、理由があって、やっぱり人の目が
気になるものです。それで、内科もあるところだったら、人の目をごまかすことができるだろうと
思っていたのでした。
ここでは、薬物を中心とした治療でした。
最初、簡単なテストを行いました。普段の生活で感じていることやこんなことについてどう思うかなど、
心理テストみたいなのです。それを行って、そのときの医師は、それを参考にして薬を処方していたようです。
悪いことに、この病院で薬についての知恵が付いてしまったのです。医師は、年配だったこともあり、眠れないといえば、
「眠剤」を処方してくれ、気分が憂鬱だといえば、「精神安定剤」と処方してくれました。
こうなってくると、考えることは、薬を溜めることです。「死にたい」と思ったときに、飲んだ薬は、すべて
ここで処方された薬でした。
[大学病院]
前の病院で、もらった薬で家出→自殺未遂をはかり、親戚の家で静養していたわたしでしたが、
本気で、自分の病気と向き合うことに行き着きました。
そのときに、前のような薬物治療が自分にあっていないことと、薬をためるということをしないために、
大学病院に通うことにしました。
わたしの住んでいる広島には、大きな病院はいくつもあります。でも、わたしは、手話などボランティア
活動もしている関係もあり、なるべくボランティアさんと出会わない病院で、なおかつ、他のことでも
病院にお世話になることを考え、大学病院に通うことにしました。
通い始めてからしばらくして、身体と心を休めるため、短期の入院をしました。
大学病院なので、隔離された環境でもなく、比較的緩やかな状態だったと思います。友達もできて、
一人じゃないことも判りました。他の人と違っていたのは、最初から個室を指定していたことと、
家族の面会を拒否していたことです。わたしの心の病気は、家族との関係から始まっているので、
入院中にまで家族と関わりたくなかった。。ただそれだけです。それを理解してくれた主治医には
とても感謝しています。
今の治療方針は、まず薬に頼らないことと、経済的な自立を図ることを中心に立てています。
薬に頼ると前の病院と同じことの繰り返しを起こす恐れがあったので、うつ状態になったときの
ことを考えてのことです。今は、次の診療のときに、残っている薬を持って行き、数を数えて
次の処方をしてもらっています。そうすれば、不要な薬を手元に残すことが少なくなるでしょう。
ほんの少しの工夫なのです。
経済的な自立は、家族にすべてを依存するのではなく、自分にも役割を持たせることが
わたしには合っているように感じています。仕事をすることで、家族と顔をあわせる時間が
少なければ少ないほど、私自身の心の波は穏やかになるようです。
今も、大学病院には通っています。
精神的な状態がウツになりそうだったら、担当医がいるときに、電話をして予約をとり、
病院に行く。それ以外のときは、通常の予約した日に行く。
とてもわがままな患者だと自分でも思います。
でも、今の主治医に会えて、幸せだと思います。
これは、あくまでもわたしの体験です。 参考になるかどうかはわかりません。
自分にあった病院・医師を探すのは、とても大変だと思います。 ですが、あくまでも患者は自分です。なるべく自分の意思に沿った治療ができる病院を探すことをお勧めします。
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