石井めぐみさんの講演会
平成14年3月17日(日) 下関市で石井めぐみさんの講演会がありました。
昨年の秋からずっと楽しみにしていた講演会、とても素敵なお話が聞けました。
平成8年、凌が2歳の頃、TVでめぐみさんと長男ゆっぴいくんの事を知りました。
仮死状態で産まれ、重度の障害を持つゆっぴいと、弟のりゅうせいくん。
うちの凌・隼兄弟と重ね合わせてみていました。
まだ赤ちゃんだった隼が、りゅうせいくんみたいなお兄ちゃん思いの子になって
欲しいなぁ〜と願ったのも、その兄弟仲睦まじい影像から。
バギーにのったゆっぴいにちゅっ!するりゅうせいくん・・。
今、その願いは叶い、学校で凌と分かれるとき
「兄ちゃ〜ん!頑張ってね〜!!」
バギーに乗った凌がつぶれそうなほど隼がのしかかり、チューの嵐。
それがまた嬉しい凌はニコニコ。
産まれた時、NICUでの初対面、訓練に対する思い、生きている事への幸福感・・・
どれも同じ思い、気持ちだったんだなぁ〜と、
めぐみさんの著書「笑ってよ、ゆっぴい」の本を読んでさらに共感しました。
女優さんとして活躍され、時にはナイスディでコメンテーターをされ、
「障害児の母」の先輩として、芸能界で活躍される姿を応援していました。
でも・・・ゆっぴいくんが亡くなってしまい、TVであまり見ることも少なくなり寂しく
思っていました。
去年めぐみさんのサイト「てんしのわ」がオープンされ、掲示板に書きこみなど
するうちに、「凌太ママ」として覚えてもらえました。ヽ(‘ ∇‘ )ノ
「凌太くん、ジャニーズ入ってるよね。」
なんて書いてもらって、喜んでいた私。
下関での講演会、もしかしたら会えるかも・・と((o(б_б;)o))ドキドキしながら会場へ。
懐かしいきのみの皆や、先生、看護婦さん、お友達とも会えて嬉しかったです。
でも、皆必ず
「あれ?凌ちゃんは?」
パパとお留守番で連れてきてない、と言うと
「なんで連れて来んの〜!会いたかったのに〜!」
何時間かの間に20回は聞いた言葉です。
市民館の大ホールには、大勢の人がつめかけ、市長の挨拶から始まりました。
お話の中で、一番心に残っためぐみさんの言葉・・・
「この子は健常児になりたくって産まれてきたんじゃない。」
ズシーンと来ました。
凌もドーマン法をかじっていて、パターニングやカードフラッシュを1日に何回も
頑張っていた頃があります。
「きっと良くなる!」
と信じていたので、凌が泣こうが嫌がろうが押さえつけてやっていました。
そのうち隼が産まれて、何の訓練もしないのに3ヶ月頃には首も座り、
何も教えないのに指をしゃぶり・・・。
凌には毎日毎日訓練させてるのに、一向に座らない首が、
普通の子はこんなに簡単に座るんだ・・ってビックリしました。
そんな時、
「凌は凌なんだから、これでいいかな・・」
って、思えるようになって凌にとって嫌で仕方なかった事は止めました。
今は週に1回の運動・言語訓練だけですが、それは凌の身体が
変形しないように、呼吸がしやすいように、の訓練なんです。
他のお母さんたちも、皆同じような思いをしてきたので、涙をふくタイミングが
一緒で、講演会が終わる頃は皆目が真っ赤・・・。
でも、心がスッキリして本当に良いお話がきけたと思います。
その後のシンポジウムも終わり、ロビーで待っているとかわいいカーディガンをはおった
めぐみさんが来られました。
さすが女優さん、オーラが出てる〜!!小さい〜!細い〜!キレイ〜!
記念撮影が終わり、サインペンを用意していたえみママが、パネルを持ってきて
「サインして下さい!」
それをきっかけに、サイン会が始まりました。
私はさっきデパートで買った凌のお給食袋にサインをしてもらい、
「凌太ママです・・」
と思い切って声をかけると
「あれ?アイドル凌太くんは?」
(>▽<)きゃー♪覚えててくれた〜♪舞い上がってしまいますよね〜!
ずうずうしくも2人で写真まで撮ってもらいました。ヽ(‘ ∇‘ )ノ ワーイ!
めぐみさんは車椅子に乗ったお友達一人一人にかがんで握手しながら
笑顔で話しかけていて、子供たちも嬉しそうでした。
さきちゃんも嬉しそう〜♪ あやちゃんと握手♪ (>▽<)きゃー♪感激です〜♪

凌のお給食袋・注入セットを入れて学校へ持って行きます。
先生・看護婦さんの間でも大評判!良かったね♪
3月の講演会から5ヶ月、8月2日に光市でめぐみさんの講演会がありました。
春に下関での講演会に行った時、凌はお留守番で、めぐみさんに
「あれ?アイドル凌太くんは?」
と言ってもらい、今回は車で15分の近い場所なので凌を連れて行く事に・・。
会場に着いたものの、駐車場がいっぱい。
「車椅子なんですけどぉ〜。」
と係員の方に言うと、看板をのけて中に通してくれました。
車椅子専用駐車場の2ヶ所は空いていたものの、他は満車。
やっぱりこういうお話を聞きにくる人たちなので、いくら空いていても普通の人は停めないよね。
停めてバギーを出して凌を乗せていると、隣のスペースに車が・・。
うちの車のドアをまだ開けていたし、凌を抱っこした状態だったので危なかったけどおかまいなし。
その車からは、私くらいの女性が颯爽と降りてきて凌をチラッとみてさっさと走って会場へ。
な〜んでここに停めるの?どこか具合が悪いの?
まだ車椅子の方が来られるかもしれないのに・・。
でも、内臓疾患など外からは分からない障害を持っているのかも、とも思ったけど、
それにしては軽やかに走っているし・・。
とにかく時間も迫っていたし、凌と会場へ急ぐと、すでに会場も満員。もしかして立ち見?
すぐに今回の主催の教育委員会の方が来られ、
「前の方でもいいですか?」
と、凌のバギーを一緒にかかえてくれて階段を降り最前列へ案内してくれました。ヽ(‘ ∇‘ )ノ
一通りの挨拶が終わり、めぐみさん登場。
さすが女優さん、相変わらずキレイで声が通って聴きやすいお話。
バギーを前に置き、凌を抱っこして2時間近くのお話を聴きましたた。
この前も聴いたのだけど、やっぱり同じ所で涙が出てしまい、凌はそんな私を見てか、
それともめぐみさんのお話を聴いてか、涙ぐんでいる・・。
障害児との大変だけれども楽しい暮し、不便な街などのお話を聴き、会場を出る頃は
皆すっかり心がキレイになっているらしく、凌を見て
「あら、笑ってるねェ。」
などと、声をかけてくれます。
いつもなら「あまり見ちゃいけない・・」とチラ見で通りすぎる人が多いのに・・。
バギーを下ろしてくれた方が、また来て階段を一緒に上がっていると、一人のおじさんが
「手伝いましょうか?」
いつもこうだったらどんなにいいかしら。
めぐみさん、もっともっと色んな所で色んな方にお話して下さいね。
「困っていそうな人がいたらちょっと立ち止まってみて下さい。」めぐみさんからのお願いです。
観光地でカメラをもってキョロキョロしている人に
「シャッター押しましょうか?」
って言うくらい自然に、手伝ってくれる方が増えれば私達はもっともっと外に出やすくなるのにな。
さっき車椅子専用駐車場に停めたあの女性、めぐみさんのお話を聴いてどうだっただろうか。
講演後でめぐみさんはお疲れとは知りながら、どうしても凌に会って欲しいな、と思っていると、
関係者の方が私達を見つけて
「応接室へ来て下さい。お約束されているでしょう?」
と、案内してくれました。
今回の講演会、思ったほど車椅子の方は来てなく(ほとんどいなかった?)市職員や教育関係者が
多かったようです。
そんな中、バギーに乗ってるし分かったのかなぁ。
応接室ではめぐみさんが
「わ〜!凌太くん、会いたかったよぉ〜!」
と言って待っててくれました。嬉しい〜♪
「かわいいねぇ。まつげ長いねぇ。」
凌も嬉しくてニコニコ( ̄▽ ̄)。
私達が一番前に座っていたので、壇上からもすぐに分かったと言ってくれ、(>▽<)きゃー♪嬉しい〜♪
ゆっぴいくんのお話を聴いている時、凌が涙ぐんでいた事を話すと
「凌太くん、なんでも分かってるんだよね!」
隼の事や、マフちゃんの事まで色々お話できて本当に嬉しいひとときでした。。
「またいつかどこかでお会いしましょうね。」
「ホラ!カメラはあっちだよ!」
3人で踊っているみたい?