☆平群四方山話◇その弐★
《平群町コミュニティバス試乗記》
平群町が年末年始にコミバスの試走をすると聞いて、物見高い性格から一丁試乗してみるべえと
年明けの某日Bコースの4便にぐるりと一周の試乗をしてみた。
当日はポカポカ陽気で絶好の乗車日和だったが、始発の役場前からは役場職員4人を除くと乗客は
私を含め4人で14時10分定刻にスタートした。
以後スムーズに運行したが乗車する人がなく、やっと南小学校前で12人が乗車、以後道の駅で2人、
三里バイパスで2人、東山駅前で4人と結局延べ24人の乗車であった。
次に降車は三里バイパスで2人、東山駅前で4人、多かったのは緑ヶ丘町道鳴川路線分岐で8人、
後は椿台中央通りで4人、若葉台公園前で1人、若葉台さんかく公園前で3人、終点の役場前では
一周を試乗した私と同じ試乗のもう1人であった。
試乗したのがBコース左回りであったためか、請願者の福貴団地周辺からの乗車がみられなかった。
それはともかくコミバスについて試乗の感想を少し述べてみたい。
そもそもコミバス運行の要望は『サンシティ』が倒産して買い物が不便になったためとのことであったが、
改装再開店以後の客足の落ち込みは明らかで、地元資本のショツピングセンターであるのにもっと買い
物等の支援がなされなかったことなどから、その時点で閉店は充分予測できたものだ。
無くなってから騒ぐのはおかしなことで、先の『キッコリー』の撤退をみても判るように地元の利用が
少なく、更に風聞ではあるが借地地代が高すぎた為とのこと、これでは誰も出店してこない。
さて乗降客の利用状況をみると、1月6日付‘へぐり民報’では利用の多いバス停順に東山駅前・
役場前・南小学校前・若葉台公園前・椿台中央通り等となっていたが、私の乗車した4便でも南小学
校前・東山駅前・緑ヶ丘町道鳴川路線分岐・椿台中央通り・三里バイパス等と同じような傾向であった。
このことからコミバスの必要性は通院と買い物に集約されるが、その利用者は緑ヶ丘・椿台・若葉台
の住民に多いこともわかった。
次はバス停について南小学校前の利用が多いことだ、大きい荷物を提げて国道を横断することとなり
老年者の利用が多い点からみて一考すべきだ。
コミバスの運行については、【お年寄りに優しい町づくり】を提言するものとして反対するものでは
ないが、解決しなければならない問題も多々あると試乗してみて実感した。
その1;費用対効果のこと、料金は安い方が良く100円程度だと思うが従ってバス運行には多額の
公費負担が伴い、財政上問題のある町として果たしてどこまで負担が出来るのか。
その2;他交通機関との関係、町内各近鉄駅を経由することが必要なのだが、平群・竜田川両駅は
利用に不便であり元山上駅は立ち寄りが無く、またNCバスと競合する問題もある。
その3;今回は限られた期間と時間にコースということで、平均乗車人数が少ないように見受けたが、
利用者の増加が見込まれるのか。 NCバスは空で走行のことが多い。
その4;今回は町所有の大型バスを使用したが、もし実施するなら専用のコミバスであれば尚良い
のだが。 乗車定員は25名位の大きさでよいかも、バスは極力低床のもので出来れば買い物用の
キャリーを乗せるスペースと車いす用の昇降装置があれば利用しやすいのだが。
以上が今回のコミバスやぶにらみ試乗記である。 (2002.01.20記)
《やぶにらみ考★平群町長選について》
いよいよ今後の平群町の命運を左右する大イベント町長選の火ぶたが切って卸される日が来た。
1月20日現在の立候補者4人の公約から見てみよう(町内に配られたパンフレットより抜き書きする)。
▲奥田時生候補
キャツチフレーズは Change! 新しい平群町を創ろう 〈これ以上独断専行・疑惑に
満ちた町政を続けさせてはならない〉
◇5つの決意 1,市町村合併を積極的に推進 2,現在の事業の見直し 3,特産物を奨励し町を
活性化 4,暮らしやすい町づくり(ノーマラィゼイションの理念で) 5,住民参加型の環境・福祉を推進
▲菊谷憲子候補
キャツチフレーズは 住んで良かったと実感できる町づくり 〈疑惑と不正にまみれた
住民無視の町政にピリオドを・いまこそ町政を町民の手に〉
◇公 約 1,女性の声が届く町づくり 2,合併協議会を設置し徹底した議論をする 3,住民と
協働の町づくり 4,引き継ぎ行政に終止符を 5,農業・商業の活性化を
▲玉井英次候補
キャツチフレーズは 緑と環境を守り、くらし・福祉先進の町、夢のある平群に
◇公 約 1,福祉と社会保障を守る町政 2,緑の環境を守り平和で温もりのある町づくり 3,合併の
押しつけでなく住民の意思確認を 4,町長としての指導性を発揮し、職員の研修と自覚で不祥事の再発
を防ぎ、親切で行き届いた役場を 5,利権や不正に関係ない開かれた町政・財政の健全化をはかる
▲中筋弘候補
キャツチフレーズは 安全でみどり豊かなふるさと平群 《郷土の資源・資産や産業を
発展的に継承し、住民一人ひとりが主役となり、ふるさととしてわが町に愛着と誇りをもてる町
づくりを!!》
◇公 約 1,みんなで暮らすいきいきふるさとづくり 2,人と自然にやさしいいぶきさわやかな
ふるさとつ゜くり 3,心豊かな文化の薫るふるさとづくり 4,花いっぱいふれあいのふるさとづくり
5,みんなで考えみんなで歩むふるさとづくり
以上が4人の候補者の主なキャツチフレーズと公約(吉新の住人Plutotの独断による要約)
だが、いずれも似たり寄ったりの空虚な言葉の羅列にしか過ぎない。
今までが如何にお粗末な町政と議会それに町職員だったのかと告白しているようなものだ。
その上4人の公約に特に抜き出た争点がなにもない、ただ福祉と言葉だけの町づくりだけだ。
そこで公約の中から平群がこれから直面してくる老齢化対策とPlutoの一番関心がある吉新
駅前区画整理事業と市町村合併問題の3点に絞って各候補の意見をチェツクしてみたい。
◆奥田候補…元先生だけあって教育面は熱心なように見受けられるが、障害者と老齢者の
暮らしやすい町づくりと言うだけと図書館・公民館・駅前開発など積極的に推進とあるだけで、
無学なPlutoにはノーマライゼイションの理念とは何のことだかわからんのだ。 只一人市町村
合併問題は積極的に推進と態度を明らかにしている点は良い。
◆菊谷候補…行政評価システムの導入など町会議員の中では良く勉強しているように見える
が、老齢化対策については見えてこない(3.4号)、区画整理事業は駅周辺整備事業として
とらえてはいるが、道路網の整備と絡めており取り組み方に問題あり(時間がかかる)とみたい。
合併問題は協議会を設置して徹底した議論をすると態度が今ひとつ明確でない。
◆玉井候補…無所属とあるからは[へぐり民放]は無視したい。 老齢化対策は介護保険料
の据え置きと移送サービス等福祉には熱心だけに一番触れているが、小学生の医療費無料化
ならば老人医療費負担の引き下げ(1割はゼロに2割は1割に)はどうかな。
区画整理事業は関係住民の意向を最優先し住民合意のもとで推進とお得意の誤魔化しで、
要するにコミバスさえとおるなら後はどうでも良いと言うことだ。 無期限に先のばしなのだ。
市町村合併はハッキリと反対なのだが、何がなんでも絶対に反対だと何故言わない。
◆中筋候補…公約は○○のふるさとづくりと単なる言葉の羅列であまりにも中味がない。
老齢化対策はホームの建設以外はせいぜい斎場建設位であとは何も無いようだ。
区画整理事業は準備委員会委員長として参与していたが、議会対策が全く出来ていない
のが残念だ。 合併問題の是非は住民の意思をふまえた上で決定とは弱腰と見た。
以上が各候補のパンフを読んでの感想であるが、パンフ以外に判断する資料が無いので
仕方がない。 平群町の今後の在り方を決める選挙なので良く考えて投票しよう。
(2003.01.20記)
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