2003年あざらしようこKCRoyals応援・観戦記 

〜それいけのKauffman Stadium突撃!!編〜

ロイヤルズクラブ表紙  クラブ目次   2003年観戦記   前ページ


12 KCに来たなら、一度は是非訪れて欲しい場所、それは...

 Kansas Cityの大地には、本物の宝が数多く埋もれている。
〜Arabia Steamboat Museum〜

 バトミントンの羽が目印!新しくなった〜The Nelson Atkins Art Museum〜

Hotel Marriotにて、Swing Danceに挑戦。



(KCで一番大きなNelson-Atkins Museum of Artです。直立したバトミントンの羽根と
考える人の銅像(うしろ姿)がなぜか広大な中庭で向かい合っています。アートだなあ。笑)

(KCに来たなら一度は是非ここへ!羽が目印)

 この年はロイヤルズの試合のない日も滞在していましたので、そんな時はいろいろとKC名物?!ともいうべき場所へ連れていっていただきました。このNelson-Atkins Museum of Artはそんな場所のひとつです。(この美術館のサイトはこちら)このバトミントンの羽が目印なんですが、どうやらこれも現代アートの展示物?のひとつのようで。(笑)Paulaさんはしきりに「私にはなんだってこんな羽を中庭のあちこちに置いてあるのかわからないわ!」とくり返していましたけど。(苦笑。私も実はよく分かりませんです。汗)

(頼めばタダで学芸員の方がガイドしてくれます♪)

 ここには以前、KCを初めて訪れた時に、現地在住の日本人留学生の人に連れて来てもらったことがありましたが、それからはや二年が経過。久しぶりの再訪となりました。前回来た時はそんなに詳しく見て回ることもなく、簡単にさっと見ただけだったのですが、今回は許されている場所で写真を撮ったり、またPaulaさんが頼んでくれたおかげで、タダで案内してくれる学芸員の人の案内の説明つきガイドがあったり、かなり内容を深く楽しむことができたと思います。(ちなみに、ここは入場料が一部の展示品を除いてタダなのもいい所です。笑)

(一番盛り上がった日本美術の間!)

 右の写真がその案内してくださった方(右)さんですが、思いがけず日本芸術のコーナーでは盛り上がりました。屏風などが展示してある中で、なにげにすずりが置いてあったのですが、「我が家(お寺)では今も日常的にこれを使いますよ〜。(←墓標や過去帳など白木の仏具に文字をしるす時にはこれは欠かせません!笑)」と話をしたら、現代でもこれが日常生活の中で使われているということにいたく感動してくれました。(笑)なるほど、自分にとって当たり前のことが、相手にとってはものすごい驚きなんだなと思うと、こっちまで感激したりして

(ものすごいコレクションに脱帽!)

 もちろん他には西欧の古い美術品アフリカンアート中国のものなど実にたくさんの展示品があります。ここは地元新聞Kansas City Star紙の方が集められたコレクションを元にできた博物館なのですが、その収蔵作品のすごさは、上野の国立博物館や美術館に決してひけをとらないレベルだと思います。(実は私はカンザスシティにこのようなすごい美術館があると知った時は本当に驚きました。)もし一度お立ち寄りの際には、是非ガイドつきで楽しまれてはいかがでしょうか。(笑)

(本物のもつ力の凄さを知ったSteamboat Arabia)

 そして、もうひとつ大変お勧めなのが、The Treasure of the Steamboat Arabiaかつて突然の事故によりMissouri Riverに沈んだ蒸気船を探し当て発掘、展示してある場所です。(ここのサイトはこちら

 正直、これについては最初あまり私は期待していませんでした。(汗)ただいろいろと古いものが展示してあるだろう、ぐらいにしか思っていなかったのです。出かける前にここの博物館のサイトを見て、展示されてあるというかつてミズーリ川に沈んだ船の歴史についてはある程度の知識は持っていましたが。

 でも、実はこのSteamboat Arabiaが一番私には衝撃的でした。

(入り口にある巨大な水車)

 入り口を入ってすぐにあるのが、右の写真の蒸気船の一部であった水車です。(手前に写っているのはWillさんです。かなりの大きさのものであることがおわかりいただけるかと思います。)実際にここには水が流してあって、今もその水の力を借りてかこの水車はゆっくりと回り続けています。このそばに立つと、温かくて湿気をたっぷり含んだ空気が体にまとわりつくようで、冷房がよく効いた館内の中で蒸気船の存在を一番強くイメージさせてくれます。

(ミズーリ川の歴史

 そしてかつて19世紀半ばにたくさんの蒸気船が事故で沈んだというミズーリ川の歴史のビデオを見ました。ミズーリ川は巨大な川ゆえ、その流れを近年も大きく変えており、かつてたくさんの船が沈んだ所は今はとうもろこし畑などにその姿を変えているそうです。そしてその畑からこのSteamboat Arabiaを掘りあてた人々の苦労話なども映像には克明に記録されていました。(いかにこの船を発掘するのが大掛かりな作業であったか、その規模には驚かされました。)

(熱心な説明ありがとうございます

 ここでも学芸員の方に案内をしていただきました。(笑)がはるばる遠い日本からやってきたお客さんだということもあってか、説明には一段と熱が入っていました。そのせいか、周囲の他のアメリカ人のお客さんたちもたくさん寄って来て、みんなで彼女の説明を効きました。(大変うれしかったのですが、最初ゆっくりだった英語も段々早口になり、最後の方は半分ぐらいしか理解できなかったです...。とほほ)

(まるで19世紀が昨日のように)

 そして、ここの展示物には本当にびっくりさせられました。というのも、おびただしい数の19世紀アメリカの生活用品がずらりと並べられていたのです。美しいお皿グラス、金や銀を用いた宝飾品もあれば、きれいに光っているのこぎりやくぎといった生活用品も。またいろんな形やサイズのコートやくつ女性用のフランスから輸入されたというリボン小さく輝いているビーズなど、全てがその当時そのままの姿で山盛り!展示されているのです。おびただしい財宝の中を静かに歩きましたが、その迫力には圧倒されました。

(今でも新鮮なきゅうりのピクルス)

 中でも一番驚いたのは、びんづめされたきゅうりのピクルスです。一度川の底に沈んだはずなのに、まるで昨日びんづめされたかのような姿のまま目の前にあるのです。「今でも食べられるんだろうか?」とWillさんが興味深そうにガイドさんに聞いていましたが、誰でもそう思わずにいられないぐらい、そのピクルスは「新鮮」だったのです。(笑)ここに入った時、不思議と東京ディズニーランドを思い出しましたが、あの「ウエスタン」の虚構の世界が、ここには生々しくそのまま現実として存在していました。ここでは発見したものを復元する作業を目の前で見せてくれるコーナーがあるのですが(ここに展示されているものは、みんな復元作業を経て本来の姿に戻ったものばかりなのです)、その係りの方は「発掘されたものを全て復元するのには、まだ気の遠くなるような時間がかかる」と話していました。

(本当の宝物はまだ誰にも知られずこの地に眠っている)

 目の前にある展示物の全ては、その当時の歴史をそのままに雄弁に語ってくれます。過去の財宝が一堂に会したこの場所は、本当に衝撃的でした。本物にしか語れない何かがそこにはあるのです。このSteamboat Arabiaは日本ではそんなに知られている所ではないかと思いますが、なぜこれほどまでに素晴らしい場所をみんな知らないでいるのか、それぐらい私には衝撃でした。本当の宝物はまだ誰にも知られずに地に眠っている、そんなことを肌で感じた実に貴重な場所でした。(ウエスタンというとついディズニー風のものしか頭に浮かばなかったですが、自分はよく似せられて作られたものしか本当は知らなかった、と痛感させられた場所でもありました。)

 また機会があれば是非一度行きたい場所です。

(Hotel MarriotにてSwing Danceに挑戦!)

 こちらは余談ですが、この他今年はHotel MarriotにてPaulaさんやWillさんに連れられてSwing Danceを踊りました。(汗)去年は地元のダンスクラブのような所(ものすごい田舎の牧場の近くのような所にありました。笑)で踊ったのですが、今年はたまたまホテルのロビー?みたいなところで踊るという、実に貴重な体験をすることになりました。(爆。右の写真はPaulaさんの踊る姿です。動画でお見せできないのが残念ですが、さすがダンスの先生!笑。めちゃくちゃカッコよかったです♪。思わず暗い空間でも手持ちのうつるんですでパチリと写してしまいました!)

(天井にはこんな絵が...

 ホテルの入り口を入ってすぐ、バーが併設されてあるラウンジのような所が会場で、地元のダンスクラブのメンバー達が老若男女踊りまくっていました。(笑)私は小さくなって(苦笑)大人しく辺りを最初きょろきょろと見回していたのですが、ふと天井には左の写真のようなかっこいい絵がずら〜っと描かれてあるではないですか!(笑)

(Jazzを語らずしてKCを語れず)

 ジャズファンの方はもちろん御存知かと思いますが、KCの歴史を語る上でジャズ抜きに語ることは出来ません。禁酒法時代、マフィアとつるんで堂々と禁酒の掟をKCの街ぐるみでやぶっていた頃、そんな自由な空気を求めてたくさんのミュージシャンがNYやシカゴあたりからKCにやってきたのですが、その時JazzはKCで大きく発展したのです。そんな歴史が今でもこの街には深く息づいているのだと、改めて感じることが出来ました。(笑)

(おはずかしい写真ですが...。とほほ)

 そして、も文化を体験!ってことで、覚えたてのステップを踏んでSwing Danceを地元のおじさんと一緒に踊りました。(おはずかし〜!!爆)ホント、向こうの社会に入ろうと思うと、ダンスぐらいは踊れないといけないんですね〜(?!。ほんまかいっ)右の写真がその時の様子です。わはははは。(脂汗)

 もう、ステップは途中でわかんなくなるし、笑顔でごまかそうとしても顔がひきつるし一体ホテルマリオットで自分は一体何をしてるんだ!と思いましたが、でも踊るしかなかったので必死で踊りました。(爆)しかもこの時来ていたのは、地元のスーパー、ウォルマートのバーゲンで7ドルで手に入れたおうち着と思われるホームドレス。(とてもこんな場所に着て行くもんじゃないと思うんだけど...。涙)

 まさに旅の恥はかき捨てまくり!(爆。完全やけくそでした〜)ま、めったにできない体験をしたという点では、かなり楽しめたんですけど。(笑)次にもし踊ることがあれば、いつかは自分のダーリンと一緒に踊りたいものだ、と願いつつ、もう明日には(正確には八時間後ですが。爆)KCに向けて出発。(ついにそんなダーリンは現れず終い。苦笑)

 また、今年も懲りずにKCに行って来ます!(笑)(これにて完了。2004/7/14)

ロイヤルズクラブ表紙  クラブ目次   2003年観戦記   前ページ   

Copyright(C)2004 Azarashi All rights reserved.