2003年あざらしようこのKCRoyals応援・観戦記 

〜それいけのKauffman Stadium突撃!!編〜

ロイヤルズクラブ表紙  クラブ目次   2003年観戦記  前ページ  次ページ

その3 Kansas Cityに到着、Paulaさんと一年ぶりの再会
いきなりの対Indians戦で一日二敗で涙
 


Paulaさんに滞在した際使わせていただいたお部屋の様子。
私物がかなり散乱していて(カバンも口が開けっ放しで)すいません
Royalsの袋、O'Neil氏の人形の箱の側、机の中央になにげにマ○ロンが見えます。
これなしには生きてはいけないのだ...。
理由(大したもんじゃないけど)をご存知ないかたはこちらをご参照下さいまし。とほほ。)

(らいさんに見送られて)

 アレクサンドリアの空港では、らいさんは、私がセキュリティチェックを受けチェックインして中に入る最後までつきそってくれました。私が「ここから先は十日間日本語とは完全におさらばの生活になるよ〜」と不安がって愚痴を言っても、「大丈夫。何とかなるよ」と励ましてくれます。「本当にいい人だな、と心から感謝しつつ早朝六時五分のメンフィス行きの飛行機に乗り込みました。機内では、なぜかフライトアテンダントの人が、私には特別にオートミールの機内食二つもくれました。ついつい、寝ぼけ眼で有り難くわけのわかんないまま受け取ってしまいましたが。なんでだろう。(未だに謎です。別に二つ欲しいと言ったわけじゃないですよっ。だって私麦アレルギーなのに...。←二つも受け取ってどうするんだ....。哀)

(一年ぶりの再会にて

 メンフィスに到着前、機内から美しい朝焼けを見ました。そして空港であわただしく乗り換えて、今度はカンザスシティを目指します。(機内での一時間は今回の旅行日記を書いておりました。)空港に降りる直前、黒い点々が緑の中に広がっているのが見えてきました。よく見たら、牛のが!!今まで何度もこの空港には来ていたはずなのに、全然そのことには気がつかなかったです。もしかしたら、メンフィスから飛んだので、いつもとは逆の方向から乗り入れたということで、航路がちょっと違っていたために気がついたのかもしれません。とにかく、これまでいろんな空港を訪れましたが、そんな光景を見たのは初めてだったので、思わず笑ってしまいました。何はともあれ一時間ちょっとのフライトの後、KCのInternational Airportに到着。一年ぶりにPaulaさんと再会しました。(笑。Paulaさんの写真はこちら)お互いに感激したのですが、興奮さめやらぬ中Paulaさんがとても早口の英語でいろいろ話しかけてきます。「ああ、私が英語そんなにうまくないの忘れてるっ!!」と大いに焦りつつ、去年まだ会ったことのない人に出迎えに来てもらったあの不安な気持ちを思いだして、今年はよく知る相手に迎えに来てもらうありがたさ、安心感と喜びを感じました。

(初めてのホームステイ)

 空港から地元のケーブルテレビ局に行き、不要になったケーブルデッキを返却して、その後Wallmartの会員制ディスカウントスーパーSam's Clubにも立ち寄りました。そこではPaulaさんが新しい会員証を作っていたので、案内所でいろいろ交渉している間、その会話にずっと耳を傾けておりました。こうして彼女が生活で普段立ち寄る所についていく度に、まるで自分は米国の小さな子供にでもなったような感じがしました。(笑)「ああ、こうして米国の子供は米国でどうやって生活していくか、親を見ながら覚えていくのね」と納得です。Paulaさんもそれは同じ気持ちだったようで、私のことを事あるごとに友人に「日本から養女を迎えたみたい」と話しておりました。(笑)

(米国の家で暮らしてみる)

 そして彼女の家に到着。わざわざ私が来るということで、ベッドなどを部屋に入れておいてくれたようです。化粧用のミラーとかドライヤーなどヘアケア用品まで「使うかもしれないし」と用意してくれていたのには感激です。(笑)ベッドカバーの花柄がとても可愛くて、あと部屋の天井についているでっかい四枚羽のファン(←扇風機の羽根だけのものをご想像下さい。)がゆっくり回るのが、実にアメリカな感じでした。日本の家屋には扇風機はあっても、まずそういうのはお目にかからないですから。彼女曰く「私は冷房を節約のためにあまり入れないようにしているの。もしそのせいで暑く感じたらごめんなさいね。」とのこと。でも、実際に過ごしてみると、全然暑くなくて、日本人でも暑がりの私にもちょうど良かったです。アメリカのどの場所に行っても思うのですが、一般にどこでも冷房がきつすぎて、それがかえってしんどかったりします(←あざらし冷え冷えの図。笑)。それを思うと、Paulaさんと気持ちよいと感じる温度が同じぐらいでよかったな、と思いました。ささいなことですが、何日間かまとまった時間を過ごすのであれば、これって結構重要かもしれません。そして、ベッドにちょっと横たわった時、その視点の先にキリストの絵がかけてあるのに気がつきました。敬虔な祈りを朝晩寝室で捧げるのでしょうか。本当にここはアメリカなんだなあ、とはっとさせられた一瞬でした。


(最初に見たのは、ダブルヘッダーのインディアンズ戦。涙雨のもの哀しい一日に...)

(国家、そして神への畏敬の念と共に)

 荷ほどきの後、ゆっくりとご飯を食べるひまもないまま、夕方からの四時五分開始のダブルヘッダーに出かけていきました。球場に着くと、駐車場にいても、もう試合前の国歌斉唱が聞こえてきます。私はその時急ぎ足でPaulaさんと二人で球場のゲートに向かっていましたが、中にはその場で足を止めて、右手を心臓に当てたまま自国の国歌に耳を真摯に傾けている中年の男性の方がいて、それがものすごく強く印象に残りました。を思う気持ちと神を思う気持ちが同じ所から発せられているような、そんな強い想いがこちらにも手に取るように伝わってきて、その瞬間「今の私が知っている日本とは全然違うなあ」と思わずにはいられなかったです。一般的に日本ではあまりない、或いはさほど強くはない意識、つまり国家であるとか、神や仏など目に見えない存在に畏敬の念を持つこと、そういうものがこのアメリカという国にはまだ生きているんだなと、普段接することのないものに接した思いがして、静かな驚きが心に広がっていったのを覚えています。

(一日二敗で、RallyあざらしYokoも涙雨ぬらして)

 試合の方は、とにかく一試合目はメジャー初先発のVoyles。何とか持ちこたえていたけれど、中継ぎもIndiansに打たれて、去年から個人的にずっと続いていた連勝が止まりました。「Rallyあざらしも終わったなあ」と感慨にひたる間もなく、今度はお天道様が怪しい予感。案の定、二試合目の前には強く雨が降り出してグラウンドは係りの人がシートをはったりそれを片づけたりで大忙し。(右の写真はその時の様子です。結構人力でやるものなんですね。)雨降りの間は、雨の当たらない後部座席に移動して、ずっと空をやるせない気持ちで眺めていました。その途中わずかにが出て、大きなスクリーンであるジャンボトロンの向こうにかかる美しい様子をちょっとだけ見ることができました。

 二試合目も先制されて、逆転したものの負けてしまいました。この日球場に来て良かったな、と思ったのは、約一年ぶりにGuest Serviceに行ってあそこの職員の皆さん(注:ご存知のない方はこちらを参照)に歓迎してもらったことぐらいだったかもしれません。(もちろん、球場に来ることができただけでも十分うれしかったのですが)球場からの帰り、前日の一時間睡眠がたたって、とにかく車の中で眠りそうになるのを必死にこらえていました。こうして、カンザスシティ滞在一日目はすごい疲れを残してあっという間に過ぎていきました。(2003/9/6)

ロイヤルズクラブ表紙  クラブ目次   2003年観戦記   前ページ  次ページ

Copyright(C)2003 Azarashi All rights reserved.