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カートの基本的な知識
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そもそもカートとは?
1955年アメリカインディアナポリスの子供達数人がソープボックスを利用して遊んでいたのをヒントにしてアート・ゲイン氏の手により製作されたというのは有名な話。かな!?。1957年、最初はころがっていた鉄パイプにコロ付でエンジンは芝刈り機用だったそうです。後にカリフォルニアの二人の青年によりカートの会社「Go-Kart Company」がたちあげられた。人々はその小さなおもちゃをゴーカートと呼ぶようになった。それからヨーロッパに渡りそこでより洗練され,日本へは1958年G・Iが東京横田基地に持ち込んで楽しんでいたそうですが、それから間もなく第1回全日本カート選手権が開催されました。で現在に至る。今日、カートの本場はヨーロッパといわれていますが、日本から武者修行で渡欧するチャレンジャーも最近増えてきているし、もちろん日本でも毎年ワールドカップカートのようなビッグイベントが行われています。
★カテゴリー別
一般にローカルレースになりますとフレッシュマンクラス、FP4、ストックオープン、FPストック、SP、YZ80など。地域によって若干異なるかもしれません。レースを二種類に分けると(SLとGKT)これは草レース的ですが、(地方選手権や全日本選手権)こちらは非常にハイレベルです。
全日本選手権とかでしたら、エンジンの種類、出力、経済的なことなどもかわってきます。全日本選手権でシリーズ戦通して参戦しているいくつかのチームの中には年間5百万〜1千万円捻出しているところもあると話に聞いたことがあります。
★ライセンスの発行元には2種類あります。ひとつはJAFでもうひとつはSLKCです。前者は外国の選手権に出場資格があるライセンスでもちろん国内での競技会も参加可能です。後者は国内格式レースへの資格が得られる。ライセンスグレードもカデットからA級、スーパーA級まであります。
★2サイクル・空冷100CCエンジン(ヤマハ・無限ホンダ・ヨーロッパ製エンジン)12〜25馬力くらいクラスにより違う。他にもYZモトクロッサー用水冷125CCエンジンを流用したものもある(ミッション付+前後ディスクブレーキ)これは速いです(コースによってスプロケット=ギア)を変えたり、空力パーツを装着するだけでなんと時速200キロ以上になります。
★レース専用スリックタイヤ(溝付もあり)は、夏になるとカートを持ち上げた時にタイヤがアスファルトにへばりついて、溶けかけたキャラメルのように粘るのであります。
なんとなく想像できませんか。
雨が降ったら、レインタイヤ装着。スリックのまま走ると氷の上を走っているようで楽しいです。慣れてきたらタイヤの脱着(旧→新)も自分でやるようになりますがこれがまた一苦労なんです。タイヤの種類によっては外れにくい。これはほんとやった人しかわかりません。空気圧のセッティングはその日の天候や路面温度により左右されるため、夏場は特にタイヤの空気圧が上がりやすく、タイヤのタレ(柔らかくなりすぎる=グリップしなくなる)のためにそれまでトップを走っていたのに中盤でジリジリと後退して勝利の美酒を味わい損なってしまったという話はよく耳にします。
★鉄製のパイプフレーム(日本製・ヨーロッパ製・etc)フレームのしなりを利用して走ります。フレームがへたったりクラックが入ると曲がらなくなったりして性能が落ちてきます。それと、フレームとかに付属しているボルト類、これらがすぐなくなるし(サスペンションがない為、ダイレクトに振動が伝わるのでだんだん緩んでくる)メンテナンスをきちんとおこなってないと各パーツも老朽化して走っている最中に破損したりして最悪はトマホークのように回転しながらふっ飛んでいき、スポンジバリアに突き刺さるのであります。ちょっと危険かも!?フレームの前後のボルト類を締めたり、緩めたりするだけでもカートの性格ががらっと変わってきます。カートを活かすも殺すもセッティングしだい!
基本的に上の3つのエレメンツから構成されているレース専用に作られた小さなモンスターです。
エンジンの回転数は1万6千〜1万7千回転にもなります。走りながらキャブレター(基本的にはローニードルとハイニードルそれぞれ低速と高速のエンジン回転の調整のためにあるのですが、ローは止まっているときのみ変更可能(ハイは走りながら一番エンジン音が高くなるところで合わせます。)その日の天候により締めたり開いたりするのをどれだけニードルを回したというのを時間に見立てて、30分とか45分、1時間といいます)この調整をおこなわなくてはならず、最高速度はたった1速だけでカバーしながらも実に100km/h以上にも達します。
コーナーで発生するG(GRAVITY=重力)フォースは3〜4G、体感速度は250〜300km/hです(目線の位置が低いため)。参考にF1では4〜5G。ですから曲がっているときに体にかかってくるGは60kgであれば単純に60×(3〜4)=180〜240kgという計算になります。左コーナーが多いと右腕の方が太くなってきます。公道を走っている一般車両では0.5〜1Gというところです。
※注)遊園地のお子ちゃま向けのゴーカートと思って舐めてかかると痛い目にあいます。
気をつけなくてはいけないのはコーナーを曲がっている時や、ゼブラに乗り上げた衝撃であばら骨が折れることです(プロテクターがあれば多分OK!).....。脇腹に鈍痛がきたら、折れています。レントゲンで撮っても写りません(軟骨ですから)。でもほっとけば治ります。(ギブスがつけれないし)慣れてきたら折れてもそれほど痛みを感じなってきますし、走った翌日はよく筋肉痛がでてましたが、しばらくしたら筋肉痛もでなくなりました。1度はまったら抜けられないし(最近行ってないけど!)、ちょっと危険かも、でも一般道で暴走して危険を冒すことを考えたら比較にならないほど安全だし、スポーツです。そんな世界がレーシングカートです。よろしかったらあなたもどうですか!
カートは、いかに速く走るかが仕事であります。その挙動はモータースポーツすべてのカテゴリーの中において非常にF1に近いといわれており、世界各国でサンデーレーサーはもとよりプロのレーサーをめざす子供から女性まで四輪レースへの登竜門として幅広い層の方々が楽しんでいます。あなたの子供が将来F1パイロットになるのも夢じゃないかも、最近ではF1パイロットになるにはレーシングカートを経験してないとなれないとまで言われています。いかがでしたか?少しは御理解していただけましたでしょうか?少ない知識を絞りに絞って書き込みましたが、ひょっとしたら間違った情報やお見苦しい表現があるかも知れません。その際はお許しくださいませませ。。。。。。
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それでは〜♪