BIGIN捕獲指令
ついに・・・ついに指令が来ました。
BIGINを捕らえて研究室へ連れて来い。
院生N様のご命令です。捕獲係は最も遭遇確率の高い者、つまり同学年の俺ってワケですね。そーかー・・・でもしょうがないよな。さすがにウチの講座は締め付けがゆるいとは言え、彼が休み続けて、もう2ヶ月。そろそろ教授がブチ切れても仕方がないです。
というか、正常な研究室であったなら、そんなことするやつはクビになってしかるべきだと思いますが。いやいやどうなんでしょう。全く同じ環境下にいる俺は研究テーマ決定、研究論文熟読中、実験開始直前とトントン拍子できているというのに、かたや学校に来ているかどうかも怪しく、来ても見てるのはエロ画像。なのに学部時代の成績で就職先の優劣は決められるそうなので、BIGINの方が就職先決定の優先権を得ているのだ。BIGINは主席卒業者。つまり学科の誰よりも。そして俺よりもな。
そーゆー個人的恨みもあるので、拿捕に全面協力します。(笑)
しかしヤツはなかなか捕まらない。唯一受講しているという授業にも出てこなくなったため、もう彼と俺との接点は皆無。夜中、講座で張り込みしてエロ画像を拝みに来たところを捕まえる作戦に出たほうが早い気がするなぁ。
それ以外の用事で学校来ないから、彼は。
さて、捕縛指令を受けた翌日。いつものよーに研究室へ。
ありゃ、鍵が開いている。珍しいこともあるものだ。いつも必ず俺が鍵を開けていたのに。中にいたのはワラダー(仮名)である。こいつの挨拶が悪いことは前から分かっているが、彼が降りかえって視線が合ってしまったので挨拶をしてみた。
kappa:おはよう。(←ちょっと偉そう)
ワラダー:・・・シューッ
ちょ・・・ちょっと待て。
まさか今の呼吸音が挨拶だとでも!?
かすかに日本語に聞こえたような気がしたが。呼吸音で会話するなんて
ウォーズマンか、オマエわ。(笑)
そのうちコーとホーしか言わないようになるんじゃなかろうか。 彼の就職先が楽しみである。
さらに翌日、遅刻して入ってきたが、やはり誰もいなかった。少し遅れてミョー(仮名♀)が姿を見せた。半月ぐらい教育実習中だったんで、まぁいなくてもしょうがないわけだが、部屋に入ってきて、しばらくこっちを見てんのよ。チラチラとね。目が合って初めて
お・・・・はようございます
ときたね。ビックリしたね。入るなり挨拶ぐらいしたらどーなんだと思うが。相手が忙しそうだったら無視すんのか?一般的には。普通それはしないよなぁ。そーゆー、一般常識の欠落っぷりが嫌だって思うんだな。しかし、この後が意外だったのだ。
しばらくして、コニーが入って来た時だった。
コニー:おはよーございます。
kappa:おはよう。(←かなり偉そう。)
ミョー:オハヨー!久しぶり。
なんだこの差は!?
大きな声で挨拶できるぢゃん。
俺って嫌われ者なのか?徹底的に。ミョーはコニーと楽しそうに教育実習のことなどを話し込んでいた。まぁ、いいか。いいことにしておこう。
要するに俺は疎まれてんだよ。(/-o-)/ ┫
体育会資質のひねくれ者だから。
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