見え始めた性格
私もやっと講座の雰囲気に馴染んだ。
そして、やっと彼等の性格を理解するに至った。
■ コニー
実験もなかなかしっかりやるし、研究に対する態度もよろしい。先生の評価も俺からの信頼度も高い。今のところ最も信用に値する男である。来年は院生として残留予定なので、彼には期待するところであるし、仲良くせねばなるまい。
敢えて欠点を言うなら酒に弱いってなところか。
■ タカオ
俺の去年の卒論の続きをやってる。その割に質問に来る気配がないんで、分かってるのかどうかの判断が難しいが、研究は割としているようだ。午後4時きっかりに帰るのが気に入らなかったが、家が遠い上に女性と言うことで多めに見ておこう。しかし、昼間はネットもせずに研究しているので、まだ良いだろう。俺よりは。
■ イネ
一応、俺の直属の学部生である。
たまに理解に苦しむ行動をするが、それもまた個性っちゅうことで良しとしたいが、研究の足を引っ張ることのないように努力して欲しいところである。特に休みまくりの傾向があったが、就職活動のためと言って前期はなんとか切り抜けたとみえる。だが、後期ではおそらく通用しないだろうし、俺がさせない。
量子の海に沈めてやろうと思う。
■ ミョー
未だに良くわからん。研究の内容も理解に苦しむが、カメ教授直属なので、まぁ頑張っていただきましょう。
だが、一般常識に欠けるところは否めない。結構研究室で大声で話すのだが、哄笑はやめて欲しいぞ。
挨拶せぬのは、もはやコヤツのみになった。
■ ワラダー
まったく理解不能。
何を考えているかも掴むのが難しい。先日の中間発表は論述というよりは独り言、いやそれ以下の酷いものであった。前で適当に喋っただけやんという感想だったよ、俺は。
彼の卒論がどうなるか楽しみである。
とゆー人達で構成されてる我が研究室。
コニーとタカオ、イネとは割と話すようになったので、5月頃の不気味な緊張感は薄れてきた。しかし、未だに理解不能な2名は相変わらずの問題児で、俺にとっちゃーストレスの源になってるような気がしてならない。
まぁ、何とでもなるかな。
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