BIGIN再起動
8月3日、我が講座全体の中間発表終了。 春から学校をサボりっ放しのBIGIN氏は、ついに全体の中間発表すらも欠席。これが他所の講座なら、退学通告を受けてもおかしくない状態となった。
中間発表の前、BIGIN氏は「親呼び出し」という中学生のような処罰をカメ教授に受けて、BIGIN家では家族会議まで開かれたらしい。
しかしBIGIN氏は、それでも研究室には来なかった。
中間発表を終え、学部生は夏休みに入った。
俺はただ、一人で研究室にいて量子論の論文を読んで理論固めをしていた。
廊下をフラフラと歩いていると、カメ教授の部屋から激しいお説教が聞こえてきた。立ち聞きしているこっちが泣き出してしまいそうなほど、それは厳しいお説教だった。
中には隣の研究室の重鎮であるイシ教授とカメ教授、そしてBIGINがいるらしい。
カン先生に聞くと、BIGINの不登校ぶりに頭に来たカメ先生によって、たっぷりと説教されているということだ。そしてBIGIN氏を常に管轄下に置くべく、BIGIN氏は4階の俺のいる部屋、俺の隣の机に席替えされました。
マジですか!?
マジです。
俺が前期中忌み嫌い続けたBIGIN氏が、俺の横に座ってます。
本来、横に座っていた院二年の元同級生は、BIGINいた1階の研究室へ移されました。悲しいけれどこれが現実です。今日から俺たちゃルームメイトです。心ではそう思っていなくても、実際はそうなります。
BIGIN氏は今日は研究テーマを決定すべく、なにやらノートにガリガリ書いていました。これがいつまで続くのか知りませんが、もしいつまでも続くというなら、関係改善も見られることでしょう。しかし3日と続かなかったとしたら?
きっと自主退学でしょう。
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