大学祭苦闘編(前編)




大学には定番の大学祭。
当然、ウチの講座は伝統に従って出店します。
ドクターからは「出店すべし」の命令がきたし、これに応えてこそ研究室に席を連ねる仲間というものでしょう。
それに祭りは漢の華。燃えて当然です。

しかし、ウチの研究室に限っては、当然やる気ナッシング!
えーやめときましょーよー
とか言ってるんです。

アホかい。

若いうちからそんなにネガティブでどうする!!
オマエ、会社行ってもそんな協調性の足らんこと言うてて通るとでも思ってんのか?と無理矢理説得しまくって、なんとか分からせたが・・・。
結局のところ、俺がシェフ兼店長。コニーを副店長に任じ出店となった

当然、毎週の会議に出席するのは俺。奴等に任せて何とかなるはずがありません。
経営状況を一手に握るのも俺。買出しも俺。調理も俺。
誰一人として手伝いましょうとか何かしましょうとは言いません。
奴等、売り子以外する気ナッシングです。

冷たい後輩どもだ。

さらにその売り子ですら、休みをくれとかこの日は出られんとか。
おいおい、俺なんか皆勤だよ。院生なら遊んでいられるのが普通だよ。
野人なんぞは、開催3日前ぐらいになってから急に

あのー。クラブのほうに行くんでほとんどいられないんですけど・・・。

だと?
そーゆーことはもっと早く言っとけよ、非社会人。
さらにクラブのほうの飲み会に参加するから打ち上げ出られませんだと?
昔、オマエは「金無いから学科の飲み会に行きたくても行けない」とほざいたやろ?
へー、クラブの方へは行けるんやー。そりゃオモロイなー。

こうして、俺だけが事前から疲れきって、いざ学祭の開始となりました。

続く。