違う!時差を計算せよ
最近、実験室に引き篭もりっぱなしなので、いつ来たのか報告するように先生に言われました。要するに軽い朝礼です。
当然「来ました。」だけでは終りません。
研究の話、研究生活の話。いろいろ朝から話します。
「最近、学部生どうですか?」
チョット聞いてみました。
カン先生は、こう答えました。
「うん、頑張ってるよー。
特にキミの直属のイネ君なんか、キミが帰った後まで頑張って卒論してるよ。
キミも、もうちょっと手伝ってあげてもええーんとちゃう?
頑張りで負けてるよー。」
だそうである。
違う、違うんだ。カン先生。
ヤツは13:30に出勤してきやがる馬鹿造なんだ。
俺は朝は10:00に来て、18:30ごろまで研究する。
まぁ大体8時間ぐらいだな。
ヤツは13:30頃来て、先生の話では20:00までいるらしいが
6時間半ぐらいしかおらんではないか。
しかもこないだチョット学部ゾーンに踏み込んだら寝てるし。
さらにネットして部屋探ししてるし。
おまけに部屋にいないことも多いし。
この卒研追い込みの時期に図書館詰めってな考えにくいし、一説には下宿に帰ってるという話もあるほどである。
いっぺん、重役出勤やのぉと皮肉で言ったら、全く通じてなかったし。
会社行ってクビになりやがれ。
とりあえず、先生の誤解は解いておいた。
それに、頑張ってるってのはなぁ。
去年の俺は、卒論のために3日おきに家に帰るぐらい学校に泊り込んで、
食事は、主に研究室のコンロで作ったラーメンで過ごし、深夜に吉野家へ行くだけが
日常唯一の楽しみで、その他の時間はずっと英文和訳とシミュレーションにかける。
それぐらいを頑張ったのスタンダードにするなら、彼は頑張ってない。
むしろ普通。
毎日着替えてるだけ普通。泊まらないだけ普通。
そこんトコを勘違いしてもらっては困るよ。
そんなヤツ、手伝えるかー!
追い詰められてボロボロになって、目の下のクマが取れなくなって、歩く姿がちょうど幽霊のようになって、「手伝って下さい」と本人から泣きながら頼まれて、
「仕方がないなぁ・・・しかしオマエは春から・・・」
と小1時間説教して、初めて手伝う気が起こると言うもの。
まったく甘いんだからなぁ・・。
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