ネッシー


湖の未確認生物
言わずと知れた謎の生物界のスーパースター。世界に名だたる生物学者や研究機関が純粋に学問的姿勢をもって調査に取り組んでいる、唯一の未知動物といえるでしょう。我が国からも、1973年に石原慎太郎氏(!!)を総隊長とする調査団が二ヶ月の現地調査を行っています。
先ごろ有名な写真がインチキだったと明らかにされましたが、あの写真は研究者の間でも昔から信憑性に欠けると指摘されてきたもので、個人的にも白黒がハッキリして良かったと思っているくらいです。
ネッシーの正体については、海生大爬虫類説・首長鰭脚目説・首長海牛説・大ウナギ説・巨大無脊椎動物説などが提唱されていますが、どれも一長一短というのが現実です。 ボストン応用科学アカデミー調査隊の足跡
1972年から76年にかけて、ネス湖に本格的な科学のメスが入りました。
R・ラインズ博士を団長とする調査隊は、ソナー連動で作動する、MITのH・イジャートン教授が改良した2000コマ連続撮影カメラを目撃多発地域である、アークハート湾テンプル・ピア付近に設置したのです。超強力ストロボを備えたこのカメラは、視界のきかないネス湖の調査には欠かせないものでした。1972年8月8日午前1時40分、突然ソナーのモニターに巨大な影が映し出されました。物体は全長7.2m、ソナーがサケの群れを捉えた直後に、後を追うように飛び込んできたのでした。
このとき撮影されたのが、この2枚のヒレらしき写真です。ソナーのデータによると、このヒレは長さ約1.8mで、カメラからの距離は約2mでした。ほとんど、カメラのすぐ前を横切ったわけです。なお、これらの写真はすべて、米パサディナにある、ジェット推進研究所でコンピュータ処理を経たものです。そして、1975年、再びネス湖にのりこんだ調査隊は、とうとうネッシーの全身写真を撮影するのに成功しました。


1975年6月20日午前4時30分、前回の教訓からカメラとストロボを1.5mオフセットにして、水深12mに設置したソナーが反応し、最初の1分12秒間に連続で1145コマ、その後も作動を続けて合計2483コマを撮影しました。左の写真は後半に撮られたもので、被写体との距離は胴体部で6〜9m、頭部とは4.5mです。C・バイコフ教授の計算によれば、怪物の頚部の長さは3m以上、胴体は2.1ないし2.4mあります。ネス湖に得体の知れない生物が生息している決定的な確証が得られた訳です。