恐れよ!崇めよ!この方こそがモルガ様である!

●2001年7月になってから我々は「モルガ」を2機捕獲、配備した。
「ZA(前進あるのみ!)」による「モルガ配備」がここまで遅れたのには、「ZA」リーダー(会員1名)であるroujinの「○○ムシ嫌い」によるものである。
過去にトラウマがあったわけでもないのに、昔からこの種族だけは受け入れられなかったのだ。
中学時代、体育祭の練習時、講師陣の説教中の静かな校庭(全員座ってる)で接近してきた○○○○(自主規制)に耐えられず、一人逃げ出したエピソードや、
高校時代、通学路の上空(木)から降ってくる体長100mmの緑○○○○が私の後方2mを歩く学生の胸に落下(しがみ付いた!)のを、被害を受けた本人よりも早く察知したのだから(事実)その「ダメなんです○○ムシ」度は半端なものではなかったのである。(余談ではあるが、○○○○がしがみ付いた女学生の「助けて(取って)」という声にroujinは耳を傾けず逃げ出したらしい、最低野郎である)
●そして2001年7月。モルガはもう半年も見かけない幻のゾイドになってしまっていた。もう手に入れることは出来ないと覚悟していた。
しかし、そんな中なんと奴は再生産が掛けられ、帰ってきたのだ!
店内に配備された「モルガ数」は2機!
ここで手にはいらなければそれこそ本当に入手の可能性はなくなる!
「ZA」による「金に糸目はつけるな。いくら掛かっても構わん!全機回収せよ!」との命に従い、その店内のモルガを全て買い占める事に成功した。(2機)
●600円ゾイドにしてはえらいボリュームがある。ステルスバイパーやゴドス、プテラスよりも、よりいっそう「塊感(かたまり感)」が出ている。
シンプルなデザインだが、注目すべきは「キャップのつかい方」である。ゾイドが最初に販売された時、デザイン上ではなく、安全性で大きく注目されたのが、「ゴムキャップであった」と聞いた事がある。
当時のプラデルの精度はそれほど高くなかったらしく、現在あるような「オスとメスによるはめ込み方式」が確立していなかったそうである。確かに、昔のガンプラなど見てみると、パーツの合わせ目に「オスとメス」ほどはっきりしていないが、デッパリとヒッコミがついている。これはパーツを合わせる際の目印の機能しかなく、パーツは接着剤でつなぎ合わせるモノだった。
この「接着剤」が問題となった時期があったらしい。接着剤によるシンナー中毒である。
ゾイドはこの時期に「ゴムキャップ」を使用することで、「プラスチック精度をフォロー」して「接着剤を使わなくても完成させられる」ように造られたのだ。
接着剤によるシンナー中毒が問題になった時期に「接着剤を使わないアッセンブルプラスチックキット」は、それだけで世間に受け入れられた感があった。
モルガはその当時のゾイドである。「プラスチック精度がなかった頃」のプラモデルといっていい。
尻尾の先のパーツを組めばわかると思うが、ただパーツを合わせただけではスカスカで、すぐ外れるのだ。「それを押さえるのがゴムキャップである!」他にもモルガは「ゴムキャップ」を「パーツの固定」に使っている箇所が多い。
現在では「プラスチックの精度」は飛躍的に向上し、もはや「ゴムキャップ」は不要な存在になってきた。現在の「ゾイドにおけるゴムキャップの位置付け」は、「ゴムキャップ=ゾイドらしさ」「ゴムキャップを使用しているということがゾイドのデザイン上の大きな個性である」「ゾイドにはゴムキャップが入っていなければならない」と、「プラスチックの固定の苦肉の策」が「飾りとしてのゴムキャップ」へ、定義ずれてきているように感じる。
「ゴムキャップの定義、意味」が変わったことについて、私は悪い事ではないと思うし、私も「ゴムキャップが付いてなきゃやっぱゾイドじゃない!」と思う。ゴムキャップが付いている事がゾイドのアイデンティティーだし、「メカメカしいかっこよさ」だと思う。
でも、そんな時代に見るモルガのゴムキャップの定義は今の定義ではない。モルガのキャップは「パーツの固定の為に」あるのだ。「当時のTOMYスタッフの気持ち」がそのまま封入されて現代に蘇っていると思っていいと思う。
キャップは飾りとして、ソイドらしさの象徴として付いているゾイドの中で、モルガの「意味のある」キャップは奥が深い。

●
モルガの絶品はその動きにある。その動きは本当に素晴らしいのだ!
また、その動きが「実にセコイメカニズム」によるものなのだから感動も大きい。
「軸をずらした車輪」に力が加わる。同時に「車輪の外周の動きを、後頭部を支点にした頭部が受ける」「車輪の軸のブレを尻尾に直結する」「尻尾の先をフリー(何にもつなげていない状態)にする」だけで、最高の動きをするのだ!
走らせると、進みながら胴体を上下させ、頭を上下させ、尻尾を上下させ、尻尾の先を上下させ、「波打ちながら」進むのだ!しかも頭を接地させることで、体を一旦停止させる動きを再現し、本当に気持ち悪い動きの再現に成功しているのだ!
動かした時は、あまりの気持ち悪さに「触れなかった(さわれなかった)」(爆)
こんなにリアルな動きを「セコいメカニズム」で動かすんだから感服である。「動かすためのメカニズム」ではなく、あくまで「同時発生する動き」を利用して「あの動き」を再現するところが凄いのだ。
「動かすためのメカニズム」を設計するんなら誰でも出来る。バーサークフューラーの電動変形なんて正に「その為だけに設計されたメカニズム」だが、モルガは「実に安っぽく、実にセコく」あの動きを再現しているのだ。この差は大きい。
気持ち悪いことこの上ないモルガ様だが、そのデザイン、精神性の素晴らしさにホレるね!
こういうのをゾイド!っていうのさ!って感じ。
ステッカーを貼ると、ラリーカーっぽいリアリティーもアリで、こいついいなぁ。

モルガピーンチ!総攻撃を喰らってるモルガですが、実は「全速力で前進」してます。この攻撃に耐えてこそモルガはカッコイイのです!頑張れモルガ!孤高のトラック野郎!(運搬はしません)