多かった祭

呼松は祭の多いことで有名であった。

旧暦6月15日の木野山祭をはじめ,

8月15・16日の氏神祭,

24・25日の漁祭,

9月9・10日の明神祭,

10月10・11日の金毘羅祭と続いた。

この10月10日は漁の一区切りで,

ここから冬休みに入る船が半数以上となり,

春漁の準備に入る。

船方も交代し,このときに前金も渡された。

また,時間に余裕ができるため,

地回りの旅役者を呼んで芝居をした。

小屋がけをし,むしろを1畳位の縄で区切りをし,

早朝から席の予約を行った。

 

盆には,王地の子ども獅子が町内を練りまわった。

これは,王地の子どもだけで,

他の町内のともさんたちは入れなかった。

しかし,秋祭がくると,千歳楽があり,

ともさんたちははりきった。

権現様や水門のお地蔵様では,

祭日に子どもにお菓子を出したが

やはり,他地区のともさんたちはもらえなかった。

 

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(注)今は誰でももらえる。