地引網漁

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岡山県の小学生なら一度は経験のある地引網。

宿泊研修のカッター訓練と並ぶ恒例行事。

渋川海岸で200人あまりでいっせいに網をひく。

10数年前まではたくさんとれていたが、

最近はほとんどとれないことも珍しくない。

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この日の収穫は2回の網で、ボラ、メナダ、サヨリ、スズキ50匹。

 

 


 

 

 雑魚の豊富な浜を持つ地区で盛んに行われた古い漁である。

このあたりでは,味野湾のアマモのある漁場を持つ児島の大畠地区で盛んであった。

浜に向かって沖合い400メートルから網船2隻で,

左右に分かれて網を入れ大きくU字型に網を引く。

浜には手巻きロクロを2台据え付けて,巻き網と合わせて綱を巻き取る。

網が浜に近づくと2本の綱をひとつにし,1台のロクロで巻き上げる。

これを見て塩生,本荘の漁師は、

我々の地区も同じく浜が広く藻場もあり

漁場の条件は似ており,わが地区でもと思い,

漁民の意見が一致し,組合長に申し出る。

組合長は漁業許可証の交付を願い,県庁に数回足を運ぶも,

漁民の願いは届かず,許可は下りなかった。

しばらくして地引網の許可証は,県下にわずかに1枚で,

児島大畠の独占漁業として昭和の初期まで続いた。