|
|
|
|
うなぎのあれこれ
これは、貴重な、ともさんが「うなぎかき」という道具を使って、 福田史談会に実際のうなぎの捕まえ方を説明した連続写真である。 @うなぎかきをさしこむ。 Aうなぎがいるかどうかさぐっている。 (うなぎのかかった手ごたえは、かいた者でないとわからない。) Bいた。とがった先でひっかける。 Cにがさないように慎重に引き上げる。
ともさんによると、ここらで取れるうなぎは4種類だと言う。 1真魚、落うなぎ、落 河川を春のぼり、池、谷川などに住み、秋稲を刈る頃、川を下るため「落うなぎ」という。 ひれが尾と同じで黒い。耳があるという人もいる。前尾だという人もいる。 鹿児島県の池田湖にいる大うなぎがこれである。 私も、一度、3メートル位の大物を捕ったことがある。 頭は三角形が多く、皮も黒く、横腹あたりが銀色に光っている。 皮はゴムのようにこわい。 2青 濃緑色で頭が大きい。青大将のような頭であるが、非常においしい。 皮も軟らかい。カニ、シャコ、エビなどの荒物を食う。 備前の青といって有名。 3薄紺色 これも皮が軟らかく、また、おいしい。頭は三角形である。 えさは何でも食べる。 4黒色 黒色であるが皮は少しかたい。頭は三角形が多い。 これも何でも食べる。
養殖用の稚魚は春2-3月ごろ川口あたり(呼松水門) に上がってくる。それを、網戸に使うような網のような手だまですくう。 灯火に集まってくるのをとる。 しかし、これは知事の許可制で県下に10人ぐらいしかいなかった。
さて、このうなぎをとる道具のうなぎかきは、 広江出身の三宅政男さんの作品が最高で、 政鍛の名声は広く、漁業者の間で有名で、 遠くは播州からでも泊りがけで 10丁も15丁も一度に買って行く人もいた。 三宅さん本人もうなぎ漁が大好きで、 よくうなぎかきをしていた体験から、 独特の、先の3本のもりからのそりを生み出したのであろう。 私のところにも、うなぎかきを売ってくれと言う人もいるが、 政鍛のうなぎかきは手放す気はない。
私も長くうなぎをやってきたが、 化学会社が来て、薬くさいうなぎとなり、 売れなくなってやめた。 私が最後の一人となった。 最高記録は、干潮時、約4時間で60キロとれた。
|