安楽院正御影供

           (あんらくいんしょうめいくう)

 

真言宗の弘法大師の供養の行事で10年に一度あって、

桜の咲く頃、旧暦3月15日より21日まで呼松をあげて行われる。

meikuu1.jpg (35200 バイト)

平成4年の稚児行列

 

一番にぎやかだったのは昭和17年。

当時は、正月明けより各町内ごとに集まり、準備が始まった。

中でも、デコ人形はほかに秘密でその出来具合を競った。

各町内に数多く人形作者がいたが、

デコ初(中田善博)さんの出現で、世間の注目を一身に集めた。

初日にお参りしたともさん。

まゆ・口・顔が動く十三仏の人形を見て、

腰をぬかした。

その尊さ、美しさ。

あっという間に評判は評判を呼び、

参拝者は増すばかり。

西は尾道から、東は明石まで、

多くの人を魅了した。

 

結願の日には、お寺に登る道はどこもあふれ、

特に、中道筋は身動きできなかった。

ともさん、一生一度の大混雑だった。

その当時、バスは水門で折り返していたが、

バスが来ても、降りることも乗ることも出来ないほどだった。

 

交通整理は消防組がしたが、終わった後はみんな声帯をいためて、

声が出なかった。

どの家も、親戚が押し寄せ、

女の人は見学どころではなかった。

 

 

にぎやかだった呼松でも

一番にぎわった1日。